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- 何の原因も思いつかないのに、9時間ぶっつづけで寝てしまった。夢の中で白松ヶもなかを買うのにずいぶん待たされると思ったが、あの間に3時間ぐらい経ったのかもしれない。
- かっぱえびせんとプリンを買った。プリンには「黒い粒はバニラビーンズですので品質に問題はありません」とあった。えびせんには「黒い粒は食塩にこげが付着したものなので品質に問題はありません」とあった。黒ければ異物なのか。
- 東京タワーにのぼった。関東圏に7年住んでいるが、初めて。いちばん上までのぼるとけっこう怖くなる。このまま足場が錆とかで崩れて落ちるのだ。みんなが片一方に寄って、コンクリート片が崩れて落ちるのだ。エレベーターの床が抜けて落ちるのだ。ああ怖い。タイタニックの高さは何メートルぐらいだったのだろう。333mもあると自由落下しても……とここまで調子よく書いたところで愕然。高さと速さと時間の関係式が出てこない。がーん。
- 東京タワーはライトアップしている。エレベーターから外を見ていたら、ライトがいちばん外側についていた。あれが切れたら誰が取り替えるんだ。それにしても、やはり、東京タワーは外から眺めている方がよいわ。
- 増上寺の地蔵もすごかった。ずらーっと並んで、全部が赤い編帽子をかぶり、プラスチックの風車を手にしている。風が吹くとからからからと一斉に鳴る。こっちはなんかとっても好きだ。増上寺の中に生息できるんだったら幽霊になってもいいな、と思った。
本日の到達高度:250m
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- 予定通りの一日。
- 借りていたものを返すのに、なぜ返す側が見返りを要求するのだ。アメリカ軍の論理はわからない。
- もう一つ疑問。なぜ今が在位10周年なんだ? 元年から数えて10年経ったのはもっと年初めじゃないのか? 即位式(なんていうんだっけこの行事)ってそんなに後の方であったっけ?
- ついでにもう一つ。レンジでお湯をわかす。沸騰してない状態で出す。沸騰していても泡はたいして出ていないはずだ。これにティーバッグを入れる。するとぼこぼことこぼれそうな勢いで泡が立つ。これがやかんで沸かしたお湯だと同じことは起きない。なぜだ。
と、長年疑問だったのだけど、今書いていて、なんとなく理由の一端はわかった気がする。ティーバッグは空気含有率が高いから、一瞬で膨れ上がった空気が飛び出してくるのだろう。だがしかし、やかんのお湯で起きない理由(カップをあたためておいてもダメ)と、普通にやかんの中でぼごぼごいっている空気に該当するものはどうしているのか、という問題をきちんと解決しない。後者は単に溶解率の問題だろうか。
本日の労働時間:0
11/11 |
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- 金曜日は代休。同僚に「何するの? 不動産屋巡り?」と訊かれたが「たぶん寝てるだろーねー」とぼかして答えてしまった。正しくは「活字にまみれてコタツに転がっている予定」というところだ。現在午前3時半。だいたい予定通りに進んでいる。
- 京極の新刊が予定通りに出ていた。後回しにするつもりだったが、ちょっとだけとページを繰ったら楽しくて読み終わってしまった。ばかばかしくていいね。なんか京極堂がのりのりだし、読んでてすっきりするじゃない。このところ京極に乗り気でなかった理由はその辺のばかばかしさの欠落にあったようだ。私ってば、たとえ狙っていようが話がとぼけるほどにばかばかしいと入れ食い状態になるんだなあ、と改めて自覚。暗くても好きな話はあるんだけどさ。
- なにげにWOWOWの京極宣伝ページに行ったら、総実売数300万部とか出ていた。それだけ? たったの?
- たこえさんが眠っているところを見計らってひまわりの種をあげると、すぐに起き出し一目散に餌箱向かっていく。私にはわからないけど、香るのだろうか。こんなちびっこいなりをして人間よりも優れた能力があるのだ。ハムスターは目があまり見えないそうだから、眠っていても人間が目を開けているのと同じぐらいの情報が頭に飛び込んでくるのだろう。するとときどきうなされているのは、夢を見ているからではなくて、実は外に不快な匂いをかぎつけたからなのかもしれない。自分の鼻がそんなに利くことを想像するだけでどきどきしてくる。映像でも音でもなく、匂いだけで周囲の環境が頭の中に描かれるのだ。どきどきでしょう。
本日購入:『百器徒然袋―雨』『豹頭将軍の帰還』
11/10 |
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- 会社に行く道で、住所不定っぽい人が向こうからやってきた。黒天鵞絨のような毛並みと魔性のごとき金瞳の猫が肩に乗ってくつろいでいた。美しい絵になっていた。
- 経費節減の奨励例が出た。使っていない文房具回収。MO・CD−RWを使うときは業務管理部を通せ。宅配便の袋はあまり使うな。1万人いる会社なら効果も出ようが、単価200円程度の物を節約しても、うちじゃそこそこ6000円とかではないだろうか。高校生の小遣いか。地域に配られるミニコミ誌によくある家計簿相談に持ち込んだら「住居費にかけすぎですね。それからご主人のお小遣い。これも減らしましょう」なんてばっさり切ってくれるのではないだろうか。
- 今日で2週間、1日1冊読了、記録更新中。すぐ読める本はまだまだいっぱい残っているが、その日読みたくなるかどうかが問題なのだ。これだけやっつけても、それ以上の数と思われる(把握できてない)積読があるのが謎だ。なんてうそぶいているが、2週間で16冊買っているのは如夜叉を遡ればわかる隠れなき事実である。謎でも何でもない。
本日の起床時間/おでかけ時間:8:23/8:30
11/09 |
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- あんたら提灯記事書いとったやろーが、っていうような奴らが、掌を取って返したようにM$をあげつらうってのもイライラするなあ。
- 性格診断をしていたら、坂本龍一や野村監督と同じタイプと出た。冷静沈着。性格やなんかのところはまあおいといて、笑ってしまうのが消費行動だ。「あなたはあまりむだな買い物はしないタイプの人です。商品の品質を見ぬく目も確かです。しかし、自分の興味あるジャンル、たとえばハイテク機器などについては、まわりの人がまだもっていなくても、必要と思えば買ってしまうなどの思い切りのよさも兼ね備えています。」思い切りのよさがあだになっているとしか思えない。
本日購入:ないけど。
11/08 |
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- ちょっと、いやだいぶ血迷っている。寝ないつもりか>俺。
本日の帰宅:19:45
11/07 |
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- ハサミ男に入ってしまった。もしかすると自分で考えているよりずっと私は境界に近いのかもしれない。境界に近いとか言ってるのも認識不足だったらどうしよう。身体との遊離感も持っているし。現実にあまり執着がないというのはかなり病気なのかもしれない。とか思っちゃうあたりが入ってるのだ。
- でも一応、自分はただのインターフェイスのようだ、というのはロボットに憧れていた昔(高校生の頃だから10年ぐらい前だな)からある感覚でして。空っぽの中身を入れようともがく自分の姿こそを人間に近いものと認めてほしいが、周囲は、いま現在、中身がないならば非難のまなざしを向ける。そんな不満から、いっそ最初っからインターフェイスでしかないと認識されているロボットとして生まれて、人間を目指してみたかった、というのが「ロボットになりたい」という夢になってしまうのです。人外でもオッケー。この場合の人外は外国人のことではない。
- もひとつ、最近の空想。事件というのは最初の段階ではこの社会から逸脱したから事件を起こすのではなく、逸脱したいから事件を起こすのではなかろうか。この社会を拒否したという、周囲への表明であり、実際に逸脱するための儀式のような。大なり小なり。というか小の場合は、何気なくよくそう言われている。代表が万引き。それが大きい逸脱行為になっても延長のような気がする。空想だけど。
本日の音楽:二隻の舟