08/14 |
---|
▲
- 昨日の今日だが、思わず海外通販でRio500を買ってしまう。電車の中では本を読むから音楽なんか聴かないのにのう。だってかっこいいんだもん。何がかっこいいってコンセプトだ。MP3はネット配信可能、というのが素敵。そのうちネットに直でつながるプレーヤーが出るともっとかっこいいのだけど。つぶれそうだがイリジウムもかっこいいのでがんばれ。人工衛星を66個(もともと77個)も飛ばす、そしてそれにイリジウムと名付ける発想がサイエンス・フィクションくさくて素敵なのだ。契約しないけど。
- 今日は親父様の誕生日。プレゼントに帽子をあげた。でもちょっとさびしいので、HPでも作ってあげようかしら。山に登っては写真を撮ってくるのが趣味だから。
- 人間の適度な食事回数は本当に1日3食なのかしら。実家にいるとそう思う。もし仮に実家で暮らしてごはんを食べ続けたら、魔女にとらわれたヘンゼルとグレーテルのように肥え太る恐怖に怯えなくてはならないのでは。……ヘンゼルとグレーテルは口減らしのために山に捨てられたはずだ。魔女のうちでお菓子なんてものの味を覚えてしまった二人は、そのあと家に帰り着いて本当に幸せに暮らせたのか。とゆーか家に帰る気になっただろうか。あ、なんか話がずれてしまった。
BGM:なし
08/13 |
---|
▲
- 実家にて寝転がっていたら「あんた殴られたの?」と母親が言った。
「は?」
「目の周りが茶色い」
そんなにくまくまひどい!?
- 今日の私は珍しく音楽を聴きながら歩いていた。電車に負けない音量だから、非常に大きい。渋谷駅で乗り継ぎをしようと新玉川線の切符を買って釣り銭を取る。そのとき、ふと左手の人が話しかけてきたようなので、何事かと思ってイヤホンをはずした。その男性は言った。
「私ここから京浜東北線で家に帰りたいので、200円貸してほしいのですが」
寸借詐欺だ。
東京圏以外の人に簡単に説明すると、渋谷から京浜東北線は出ていない。加えて新玉川線の切符売り場でJR用のお金を用意するのは大変不自然なのだ。
そして、男性は本当に家があるとは思えない格好をしていた。
うらてらは戸惑った。男性は明らかに嘘を言っていると思われる。京浜東北線と言う以上、嘘を見破られない努力さえ払っていないようだ。「貸せ」というわりには、返す方法など考えていないのが明らかな様子で手を出す。
つまり、「くれ」と言っている。
実際、戸惑ったのだ。200円、結果として返ってこないのはいいとしよう。今、ここで、どのように接すればいいのか。200円渡して形だけでも連絡先を教えるのか。待ち合わせでもするのか。それは変だ。だったら「貸せません」と断るのか。断っていいのか。私はどうしたらいいのか。そのうち男性は「だめですか」と行ってしまった。私は間抜けに「はあ」と見送った。
今、考えると、「どうぞ。いいですよ、200円ぐらいさしあげますよ」とこちらが言うのを男性は期待していたのかもしれない。
でも、それは何だか釈然としない。
よくわからない。イヤホンで外界をシャットダウンしていた人間に、彼は何を期待して声をかけたのか。嘘が明らかでも嘘で返すのが大人な思いやりなのかもしれないが、それは偽善と言わないか。彼は私にそのような偽善の気持ち悪さを強要していいのか。でも断ることもいけないような気がした私は何かが汚くないか。
どうすればよかったのか、私はどうしたかったのか、わからないまま。
BGM:なし
08/12 |
---|
▲
- 「ファンタジア」を見る。日米映像文化の違いを感じるね。キレイとかそんなことより「ぐあーちょっとは黙っとけー」と映像に言いたくなる。始終絶え間なく動く。曲が静かな間もなんだかんだいって何かが動いている。確かにウン十年前にこの技術はすごいよ。水の表現とかね。でも間とか休止とかほしいよ。疲れるってこれー。おいおいおまけに自分が失敗したからといってホウキを斧で叩き壊すなって、ミッキー(リアルタイムでお届けしております)。
最後の最後の「アヴェ・マリア」まできて、ようやく背景にパンするだけ、っていう映像になった。このぐらいの方が好きだよ、私は……。
- あーグッズデータの更新が終わらない〜。
- 図書館に行って児童ミステリの棚をじーっと見ていたら読んだ覚えのあるシリーズがあって驚いた。別に昔と同じ本があるぐらいじゃびっくりしない。実は、そのシリーズはとても好きで、左から右へ全部読んだ。そして、『黄色い部屋の謎』とか、私が読んだことがないと思っていた古典名作ミステリがほとんど含まれていたところが驚きなのだ。ついこの間読了したコラム本で謎の発端ぐらいは暴露されていたけど、これっぽっちもそんなこと思い出さなかった。私が児童書ミステリで覚えているのは指折ってみるとものすごく限られている。『ジキルとハイド』『黒猫』『モルグ街の殺人』がほぼすべて、読んだときの感想もあらすじも挿絵も復元できるぐらいなのが例外かな。あとは『エジプト十字架』の殺され方でしょ、ルパンを何作読んでも嫌いだったことでしょ、ホームズが数社の中では(こんな頃からマニアックだ……)緑色のソフトカバーの本の訳がいちばん好きだったけど挿絵は白いハードカバーが好きで葛藤したこととか、あと江戸川乱歩が3ページで犯人がわかるのでうんざりしたことぐらいかしらー。あ、マガーク探偵団も途中まで集めたな。こうして考えると読んだことすら覚えてない本が結構あるということか。SFも端から端まで読んだシリーズがある。今考えるとあれは絶対に大人SFの児童翻案だったと思うんだけど、1つを除いて覚えてないし。ミステリに限らず、『車輪の下』とか『次郎物語』とか『坊っちゃん』とかさっぱり思い出せないね。課題図書も毎年2冊ぐらい読んでたけど、タイトルさえ記憶外。来し方を振り返ってみると、これは読書日記をつける意味はあるわね……。
- 1つだけ覚えているSF。それまで人類に疎外感を持っていた人たちが、地球(だったと思う)を救って死んでしまう話。男女ペアと男ひとりにわかれて、爆発に巻き込まれるんじゃなかったかな。こんな満足感哀しすぎる!ってんで覚えてるんだわ。実はこれを探してSF・ミステリの棚をのぞき込んでいたわけ。ずーっと探してるんだけど、シリーズそのものがないんだよね。絵は赤川次郎の泥棒シリーズの挿絵つけてる人の絵だったような。
BGM:夏のスパイ<フェアチャイルド>
08/11 |
---|
▲
- 久々に亀戸のTSUTAYAに行ったら品揃えが前にも増して素晴らしかったので、つい会員になってしまう。ムーミンの「愛の巻」があったし。
- それで早速「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」(このタイトルはいかがなものか)を借りる。『夢想の研究』で読んでおもしろそうだったのだ。変な意味で面白い。コカイン中毒者ホームズが中毒を克服し精神的に立ち直ろうとする話。ホームズを心配して「無茶するなーちゃんと生きろー」という話であり、聖典の隙間を埋める大胆解釈。誰もが一度は考えただろう変人探偵の暗い過去を絡めて。ホームズが人間くさくて「いままで知らなくてゴメン!」って気持ちになる。何がゴメンなんだか。そいえば、ワトソンがしっかり足引きずってたのが、しっかりしてる。汽車アクションを見ていて「FFみたい」っていう感想は、知人が夕日を指して「豆電球みたい」と言った感想にも匹敵すると我ながら思った。「御手洗に匹敵する躁鬱……」ってのも前後逆だね。それにしてもさーちゃんと治療してあげてよ、フロイトさん。
- 今かかっているのは「プリシラ」。これは持ってるやつ。見るのは4回目かな?劇場含めて。14800円だかで買って、しばらくしたら3980円で出ちゃって悔しい思いをしたビデオだ。廉価版が出るほどメジャーとは思ってもみなかったのよ。私はもう隅から隅まで大好き。素敵。「ファントム・メナス」のパンフ見てたらテレンス・スタンプの紹介にこの作品で名演、と書かれてあってびっくり。いいのか。確かに名演なんだけど、私も大好きなんだけど、これがメジャーを獲得できるのなら、どうして世の中こんなに生きにくいのかとても疑問だ。
- 今ほしいビデオはティム・バートンの「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」。宝島社のムックを立ち読みしていたら、こーゆーの好きなアメリカの特殊カルチャー系な少年少女が「GOTH」と呼ばれるとあった。そーゆー女の子の言葉が面白かった。どこにでもいるのね、私の居場所はここじゃない気がする自分を持て余す子たち。
BGM:プリシラ<ビデオ>
08/09 |
---|
▲
- 蛍光灯が取り替えられない……天井張り付きタイプは椅子にのっても全然見えなくてカバーがはずせません。困った。
- 書泉ブックマートに行った後、T-Zoneへ。フィンランド語が入ってる電子辞書を買いに行ったんだけど、フロアそのものがなくなっていた。別フロアでムーミンのアクティブマスコットを見つけ、買ってしまう。Windowsなのに。何やっとんじゃ、俺〜!
血迷いついでに、帰り、歩いた。なぜなら総武線の途中で寄りたいところがいくつかあったから。高架橋に沿って歩いていったらいいんでないかなーと歩き出しながらも半分「絶対迷うな」と思っていた。普通に歩いていても、まるでロミジュリのように目標物から離されていくのが東京の道路である。なのに浅草橋まで楽勝。総武線の高架橋っておもしろい。下に民家がある。店舗とか倉庫じゃなくて民家。だからちゃんと橋に沿って道路が通っていたのだー。
シモジマに寄って細かいグッズを買う。ドクターのパズルってこれかーと思った次の瞬間にはレジにいた。パネル買うほど判断力は鈍っていなかったけど、すでに荷物が重くて仕方ない。本7冊持ってたし。でもまだ歩く。そろそろ暑い。サンダルも痛い。しかし江戸美術館に行きたかったので歩いた。
両国で私を待っていたのは驚愕の事実だった。今日は月曜日だー! 普通の美術館は休館日。曜日感覚がなくなっていた自分を呪いながら、ここまできた以上は、と錦糸町を目指す。これが長かった。道のりつまらないうえに長かった。もうサンダルずれが限界になったので、錦糸町からバスに乗って帰った。血迷ったよ、ホント……。
BGM:楽しいムーミン一家47話<ビデオ>
08/08 |
---|
▲
- 早速時間の感覚がなくなったね。今0:30、体内時計の感じでは夕方ぐらい〜。
- ムーミンの見る夢って空飛んで落ちる夢ばっかり……なんかやばそう。
- ムーミン見てたらホットケーキが食べたくなった。でもウチにはミックスがなかった。コンビニしか開いてない時間だったので、買いに行くのもイヤだった。幸い卵があったのでとりあえず作ってみっかーと決意。ベーキングパウダーがなかった時点でやめるべきだったね。具の入ってないお好み焼きになってしまった……まずいったらありゃしない。何が足りなかったのだろう。
- ホントに空飛ぶ夢ばっかり……
BGM:楽しいムーミン一家35話<ビデオ>