07/10 |
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- 明日早起きして映画に行こうかなあ、と考えていると外は大雨。デジャヴ。なぜ降る!?
- もちろんターゲットは「ファントム・メナス」。今日通りがかりに様子をうかがったところ、錦糸町では思ったより空いていたので朝なら余裕なのではないかと。朝なら子供いないし。ところで、このあいだ会社でペプシコーラを買ってきた人がいた。
私「あ、クイーン・アミダラ」
買「へ?」
私「あの白塗りの女王様。ナタリー・ポートマンなんだよ」
買「誰それ」
別「レオンの子。美人さんだったよねー」
私(同類……!)
- アミダラ、って変換したら最初に出たのは「阿弥陀羅」だった。そういうつもりなのか?
- 本屋に足を運んだところ、夏のブックフェアが始まっていた。期せずして(?)集英社、角川、新潮社の『坊っちゃん』が隣り合って並んでいた。いちばんカシコイ装丁は角川ではないだろうか。夏目漱石の写真を中央にどん。そう、夏目漱石はルックスがいいのだ。オヤジになって味が出た外国俳優みたいな趣がある、と思う。なんつっても千円札におさまっている顔なのだから、好感を抱かないはずがないでしょう;-)。同じ写真でグッズを作った新潮がやるべきだったのでは。そういえば新潮社の文庫を買ったからか新潮文庫のアンケートをとられた。本屋でアンケートというのも珍しいけど、それが新潮というのがまたおもしろい。応じてもらえる粗品が文庫型メモと文庫目録という、何だかサガを感じさせる代物で笑ってしまった。そういえば、同居人が「新潮文庫を集める」と言い出した。
私「あげないよー」
い「くそー。まだ2冊……」
私「私なんか実家からもかっぱらってきたもんねー」
い「まずは江國香織あたりからはじめるんだ。エムテラの本棚見たら金閣寺があった。三島とられたー」
私「ふはははは! 一歩遅かったな!」
……なんかすっかり姿勢が違うよね……。もちろん全部読むし、読書を楽しむんだけど、商品としての購買意欲は本質以外のところに生まれる、ということが書籍にもあてはまると新潮社が証明した感じ。これからどんどん本の売り方が変わっていきそうな予感。BGM:なし
07/08 |
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- 歯が痛い。
- 距離が私を憂鬱にする。言葉はナイフじゃない。毒薬。一度放たれた言葉はいつまでも全身を蝕み続ける。私もきっと誰かの血を汚したことがあるだろう。そして私は毒をおそれる。鈍いフリをして、他に心とられているものがあるフリをして、すべてを忘れたフリをして、そうして保っている距離が、毒を受けないための距離だとしたら、それは、おぞましい、憂鬱。
- わからないように書いたら本当にわからない文……。
BGM:なし
07/06 |
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- 人からビデオを借りてFF8のエンディングを見る私。ヌルくなったものだ!
以下、ネタバレ含みます。見たくない方、興味ない方はとばしてね。思っていたのと逆だった。場所も人も。だってオープニングが花畑に羽だからさ。悪夢っぽい映像、ああいう効果は、デジタルで作ってる意味があって好きだな。最初からああいう感じでやってくれればよかったのに。魔女に絡めてあったテーマはわからんでもないけど、話とちゃんと結びついてなくて、ぎくしゃくしてると思うんだよなー。ビデオ画面、正装してなきゃ画竜点睛を欠くぞ! 最後の最後は絶対いらないと思う。スタッフロールで切ってくれれば想像の余地が! でも実は年季入って格好良くなったラグナに射抜かれたので全部許す(笑)。ああやはりオヤジ。切ないオヤジに一票。思い出に微笑むことのできる人生は、幸せそうであればあるほど、見ているこっちが切なくなってくる〜。どうせならキロスとウォードもアップ出してほしかったよう。
- エレベーターの貼り紙が何とも言えない迫力のある文章になってきました。オーディオの音がうるさいという苦情に「若い頃ならば私も踊り出したいぐらいですが」。文章が長いとおっしゃる方は「数回にわけて読んでください」。ワープロが打てないので「来世までお待ちください」。毎度毎度はがして持って帰りたい気持ちになります。
BGM:お母さんお願い <ブルガリア民謡>
07/05 |
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- 夏炉冬扇企画「大根もちの作り方」
用意するもの(大パット1枚より多いぐらい):
干しエビ20g 干しシイタケ2枚 中国ハム50g(サブの具なのでありあわせでも)
大根300g 上新粉150g 浮き粉150g コーンスターチ40g 水2カップ
- 蒸し器をしかけます。手順としてはいちばん大事です。
- おまけの具を戻し、粗いみじん切りにして炒めましょう。火から下ろして冷ましておきます。
- 300gの大根を千切りにするうちに軽く無我の境地に至ります。沸騰した湯に入れゆがいたら、速攻で水気を切ってしぼります。しぼってしぼってしぼります。ゆで汁はとっておきましょう。
- 粉を全部混ぜて水を加え、大根のゆで汁2カップを加えて手で手早く混ぜます。
- 4に3の大根を混ぜます。
- 5に2の具を混ぜます。
- パットに6を流し入れ、強火で1時間、蒸します。色が白くなったら蒸し上がり。
- 冷まします。せっかちに包丁を入れると後悔します。べとべとくっつきます。適当な大きさに切って、フライパンで焦げ色がつくまで焼きます。
- 熱いうちに酢醤油をつけて召し上がれ。
BGM:チャイニーズ・スープ <松任谷由実>
07/04 |
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- 金曜日会社に泊まって完徹。土曜日3時頃ふらふらになって帰りつつ意地で本屋に寄った。さすが。が、目当てがなくてよく考えてみると、今日は発売日ではない。エムテラ現在日時を忘れても発売日は忘れませんでした。
- そして夕方5時に寝て起きたら今朝7時。14時間ぶっ続けで寝たのなんか初めてだ。さすが。疲労の威力を見よ、って感じ。間に1度も目を覚まさなかったところが稀有なのだ。夜が丸々なくなってすごく損した気分。でもいろんな夢を見た。飼ってるハムスターが洗濯機の排水溝に落ち込んで這い上がってきたのを見て心痛める夢とか。我に返って慌ててエサをやる。
- 横浜へ。探していた『天愛〜』と『八犬伝』はあっさり見つかった。さすが。そして人からムーミングッズをもらう。もらいすぎ。大プレゼント抽選会でもしようかというほどある。そのうえ自分でも目に入ったムーミングッズを手当たり次第買ったのですごい大荷物になってしまった。
途中で入ったひなびた喫茶店でおばちゃんがいろいろ話しかけてきたがまるきり推測は当たっていなかった。男がピアスをあけていて怒られない職場、なんて現代では豊富にあるんだけど(ってゆーか東京圏だぞおい)、想像もつかないのかもしれない。何しろ「天麩羅屋の社員の子がびしっとネクタイしめてきたけど『将来は店を持ちたい』といってしっかりしててねえ。お兄さんがいて自衛隊とか入ってるそうだから根性あるのね」……それはイヤな連想の仕方の根性だな。とりあえず「変な人たち」「ふらふらした人たち」と認識されたようだ。まあ変なのかもね。飲み屋のおばちゃんに一目で見抜かれる生活は御免だなあ、と思う今日この頃の私の生活はカタギなのがだいぶ不服。
- そして帰り。バスを降りた途端に雨が降り出す。さすが。でもどうしてもほしいソフトがあったので中古屋に寄っていたら本降りになった。慌てて隣のコンビニに駆け込んだけど、さて。両手が塞がるほどの大荷物、片手に持って傘をさしたところで荷物が濡れるのは避けられないと思われる。ここが思案のしどころだけれども実際は大して悩みもせずにゴミ袋を購入。しかも東京都であるから、当然半透明。恥も外聞もない。自分は濡れたって乾かせばいいけど、本やメモ帳やぬいぐるみは濡れたら再生しないのだから、取る道は決まっている。夜も遅いので「見えなかろーし、日曜日のこんな時間に外を歩いている連中など五十歩百歩だ」と大胆(自棄ともいう)になっていたせいもある。イートインコーナーでその袋に荷物をつっこみ、両手にゴミ袋を持って帰ったことよ。考えてみれば、中学校の頃もカバンをゴミ袋に入れて自分は濡れて帰っていた。進歩がないわ……!
BGM:月光 <Beethoven>