06/19 |
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- 袖摺り合うも他生の縁。最近すれ違った“耳”をひいた人たち。
- 「青山は俺の街だぜ」と青山墓地脇の道路で彼女に向かってのたまっていたにーちゃん。
- 子供を抱きかかえて歩きながら、子守歌に「ウルトラセブン」の歌を歌っていた親子連れ。
- 「あれー帰り?早いねー」「最近早いんですよー」午後9時半を回ったエレベーターで会話していた他社の人。
- 車を止めて「すみません、このへんに銭湯ありませんか」と道を尋ねたにいちゃん。
- 古本屋で「キンニクマンってジャンプ?」「わかんない」と会話をしていた女子高生二人連れ。
BGM:なし
06/18 |
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- 『バトルロワイアル』読了(ああもう感想書いてない本が何冊たまってんだか……)。途中から一気読みになったのでこんな時間(3:30)になってしまいました。またぞろ例の太田出版なので問題視されている向きもあるようだけど、角川ホラー大賞で「不愉快」だの「イメージマイナス」だの言われて落ちたというのは本当に本当のエピソードなのだろうか。露骨なパロディが安きに流れているとかそういう評ならわからんでもないし、新潮や岩波ならわかるんだけどカドカワなのに。中学生42人が殺し合う、という設定には眉を顰めるのがフツーなのだろうか。Web上で検索かけるとまあまあ好意的な評が返ってくるけど、こんなところに書評を書いてるような人たちは同類だからな、世間様の評とは隔たりがある可能性は大だ。
以下、ちょっとネタバレ。お気をつけて〜。
私はねえ、ひどくなつかしくて。なつかしいよ、この設定は。中学生の頃ってさー、「周囲が皆死んでしまったらどうしよう」とか「今ここで核爆弾が落ちてきたら助かる方がいいか一瞬で死ぬ方がいいか」とか「いちばん仲のいい友達と居残りをしているとき、今校舎ごと宇宙人に連れ去られたりして、サンプルとかにされそうになったら、一体どうやって脱出するだろうか。皆で力を合わせられるだろうか」とかいちばん考える時期だった。少なくとも私は。「生死がかかっている」というのが一番重要。無理のある設定で全然かまわないわけ。この小説はそういう妄想を実現してくれている。恋とか友情とか信頼とか絡んだりしてさ、「不愉快」どころか大変読後感「爽やか」。現実の世界では死そのものが不愉快というのはわかるんだけど、フィクションに関する限り、「蔑み」と「憎しみ」を読者の属性として置いていかれることが最も不愉快ではないだろうか。とりあえず機に乗じて普段の復讐をした人とか集団でリンチにかけたりとかはなかったところが、とても善良な性質だと思うよ、この作者。異論はもちろんあるだろうなあ。
断るまでもないだろうけど、私は今でもこういう設定は大好きで、しかも知恵を絞って脱出するというシチュエーションには限りなくロマンチックを感じる精神年齢中学生。川田くんイチ押し。カッコいい。メロメロ。戦友になりたい。というか気持ちの上では全幅の信頼を寄せられる戦友だったのよ。だからこそ、ラスト、国に拳を振り上げたくなるほどに、悔しい、悔しい、悔しい!
- 「シト育成」。これをファミ通の広告で見かけたとき、昔「使徒っち」っていう冗談が流行ったっけねえ……と思い出した。そしてたぶん大多数の関心は「まさか育て方次第で2や17になったりするのか!?」じゃないかと思う。いやあ、17になってくれるなら買うね、私(笑)。
BGM:なし
06/17 |
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- いりこが会社の人からMacをもらうと言っていた。「5年ぐらい使っていると思う。タワー型だよ」と聞いていたので、8100ぐらいかなー、と思っていた。今日、もう日付が変わっていりこも寝床に入った時間、私の帰りを待ってリビングに鎮座ましましていたのは
ColorClassic(カラクラ)。
こりゃ10年前の機種で一体型というのよ、いりこ。「Macならエムテラが何とかしてくれるだろうしソフトもあるからもらうって言った」との期待には応えられそうもないわ……。持ち主はシロートさんだとのことなので、おそらく改造してはいないだろうからこれをマトモに使えるようにする労力と金をはたくぐらいなら素直にiMacを買った方がよっぽどカシコイ選択だと言えましょう。素で使うと漢字Talk6がせいぜいだったか? Linuxも入れられないしなー確か68Mac用のはなかったよなー。いや、なんか、カラクラが家にいるっつーのは嬉しいんだけどさ(笑)、いきなりそんなマニアックな道を進むこともないと思うのよ。でもどっかに売りはたくぐらいなら俺が買う(爆)。
BGM:なし
06/16 |
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- もうすでに16日と書くのもおこがましい朝7時。別にこんな時間まで起きていたわけじゃなくお風呂上がって「ふう」とちょっと休んだところからまたも記憶なし。今回は座ったそこに寝ていたのでその点不思議ではないけど、それでどうして昼に起き出した、とかならないのかちょっと不思議。でも早く起きたならごはん食べるとか洗濯するとかしたらいいのにねえ。
- 帰宅途中、軍用ヘリが轟音を響かせて頭上低くを飛んでいった。こんな1機のみで何となく不安になるなんて、日本は平和だなあ、と思った。戦闘機が飛び交う空の下でも、紛争中の他国の人たちは、希望とか明るい笑顔とか大事にして生きてたりするんだろうなあ。戦闘機が飛ばない空の下で曇った心を抱えていることも、傍観者よりたちの悪いスタンスの国にいることも、恥ずかしくてたまらなくなる。
- そんな私が今読んでいるのは『バトルロワイアル』。矛盾しているというより精神状態に影響を受けている。
BGM:なし
06/14 |
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- 聞いたところによると、ウチの社員でわりとよく働いている人が、あるとき吐き捨てるように「誰かひとり倒れてみればいいんだ」と言っていたそうな。その話を聞いた場にいた全員が私に向かって「期待してるから」と言った。いちばん働いているというわけではなく、単に貧血気味なのと根性なしと睡眠不足があいまった結果の評判である。スノボに行ったときにいちばん早くバテて立てなくなったし、宵っ張りなのにその日は夜9時から朝まで死んだように寝ていたという逸話も輪をかけているに違いない。
- 上の段落を書いた後記憶がなく、目を覚ますとMacの足元の床に転がって眠っていた。ここに横になったまでの経緯が思い出せない。2時を回っていたことは確実で、すっきりと起き出したときにはてっきり遅刻だと思ったのだけどまだ6時台。しかも見ていた夢は連続殺人を犯す女の夢だった。とりあえず彼女の凶器が人形(『からくりサーカス』に出てくるようなやつ)だったので安心ってところ?
- そしてふと見ると電話つながりっぱなし。うひゃあ。
BGM:河<Edge Ways>
06/13 |
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- 朝9時頃出社前にコンタクトを買おうと思って医者に行ったら開いてなかった。眼科は開店遅いよ。それで仕方ないから渋谷まで移動して透明人間のアイシティへ。ここも医者が開いてなかったけど、入れてくれたのでとりあえず15分ほど待つ。最近オープンしただけあって、キレイで開放感ある近代的な待合室だ。しかしその雰囲気から浮き立つように、青いソファの隣には、私の背丈ぐらいの柱時計があった。
なぜ病院には柱時計があるのだろう。
この3年ほどでかかった病院なんて10本の指で収まるほどだけど、その中の4つの病院の待合室にあった。必ず学会や大学関係の贈り物だと金字で印刷されているので出自はわかるのだけど、なぜ柱時計。今時置き場所にも困るが、購入するルートも限られると思う。今までは古めの個人病院ばかりだったのでまあ昔の名残だろうと思っていたけど、若手が共同出資して開業し企業と結託しているような都市型眼科医にまでなぜある。
柱時計といえば現代じゃ「七匹のこやぎ」か「おじいさんの古時計」ぐらいでしか馴染みがないんじゃないだろうか。前者も最後こそハッピーエンドだけど最近の解体好きにあってはどう脚色されているかわかったものじゃないし、後者だって「おおーきなのっぽの古時計♪」ってはっきりゆってもの悲しい。あの結末を思い出すと、じーちゃんばーちゃんばっかり来るような医院に置いてあっていいのだろうかと首を捻りたくなる。そもそも医業と時計ってまったく関係ないと思うのだけど。
今日のは順天堂大学の何かの記念品だったようだけど目が見えてなかったので定かではない。今までの出自は覚えていないので全部が順天堂だった可能性もある。私がかかった医者の4割が順天堂ってのも確率少ないとは思うけど。
どなたかこの「贈り物・記念品は柱時計」という医学界もしくは特定医大の奇妙な慣習についてご存知の方いらっしゃいませんかねえ。
BGM:どうして?<Two Bridges--PSY・S>