熱が出た。朝は7度6分で会社行こうかどうしようか悩んだのだけど、今、8度9分……! 熱いです。病院でもらってきた抗生物質飲んだのに。おなかにガス持ちなのにげっぷとかが出なくなっておなかが張ってとても痛いので病院行ったのだけど、熱こんなに出るんじゃそっち重点的に見てもらえばよかったかも。
病院は新しく、電子カルテが導入されていました。医者が打ち込む手つきを見ていて、「……前の仕事はUIをまったく考えていなかったな」としみじみ思いました。このカルテソフトも、扱う医者の手つきはおよそプロフェッショナルに見えない。すみません、私打ち込んでもいいですか、と手を出したくなる速度。まあ長い目で見れば変に読めない字とかで書くよりいいと思うけど、タッチタイピングの講習もセットにして売るべきだな。医者はプライドが高くてダメかな?
労働。案の定やってきた荷物3箱を受け取ってから昼頃家を出たら、予想外に観光客が多くて「くそっ、一線を画してスーツ着るんだった!」とかなり真剣に考えました。すさんでますか? まあ仕事は2時間で終わったのだけど。通勤3時間で悔しいのであと1時間別の仕事して帰ってきました。
地デジ映った。あっさり。何だこの綺麗さは。ハリポタを放送していたので画質の差がすぐわかった。テレビの機能を半分以下しか使ってないな、このウチ。これはX6を買いだな……。今地上波全然見てないんだけどね☆
こないだ買ったパネルヒーター、快適です。あたためすぎず、寒すぎず。朝起きたとき足が伸びています。窓際の暖房は大事だね。週末に布団が届くようだけど、暑すぎるかもしれないぞ。
本日受取:『九杯目には早すぎる』800『グーテンベルクの黄昏』2000『世界の車窓からVol.1』1571
本日購入:『EDS』1800『エデンの命題』933『人はなぜ逃げおくれるのか』700『上高地の切り裂きジャック』880『安田講堂』980
明日も仕事になりました。勤労感謝の日なのに!? 嘘だよ言ってみただけだよ。そんなの気にするレベルじゃなくなってるよ。まあ時間縛りのある仕事じゃないので午後からゆっくり行けばいいのだけ救い。午後から行くのは午前は荷物が届くと思われるからです。相変わらずです。
ボーナスで買う物決めたぞ。DVDレコーダーだ。新機種の説明を読んでいたらとても欲しくなった。録画した番組をRに焼かずにPCのQTで見ることができるようになっていたなんて。それは買いだ。今はRD-X5とX6のどちらにしようかとても悩んでいる。X5もPC視聴可能、Rダイレクト焼きも可能。X5はモデルチェンジだからX6の半額なんだよなー。でもX6は操作メニューが変わったっていうからなー。東芝以外の選択肢は勿論ありませんよ。マニアのための東芝。東芝はMacとWinを差別しないあたりも大好きだ。そういえば地デジって入るようになっているのだろうか? 試してみなくては。こういうことをぐだぐだ考えている時間が買い物の一番楽しい時間だよね。
パン教室覗きに行きたかったのに、23時帰りだった……。私はたぶん今月1人月とちょっと分の工数しか割り当てられていないはずなのに、先週も遅かったんだよなあ。しかも先日など課長から「今わりと暇でしょーこれやってー」と言われました。基本は2人月らしいです。
早速冷蔵庫の消臭剤を買ってきました。1コ400円。高い。どうしてこういう日用品は普通に買うと高く思えるのだろう。全然貧乏じゃないはずなんだから、こういうものを普通に買えばいいんだよ、と意識改革を目指します。でも今日も150円の竜田揚げ弁当でした。まだ栄養摂取中〜。
今日のご飯。アイスにしたカボチャの器、食べたので再利用してじゃがいもと玉ねぎと豚肉を詰めて、味付けてレンジクッキングツールで6分チン。それが聞いてくださる奥様。すっげマズイの。いえ、この料理と言うもおこがましいメニューでまずくなるわけがないと思うでしょう。原因は豚肉。冷凍庫の味がします。いつから入ってたんだ、ってぐらい冷凍庫の匂いがこびりついちゃって。レンジ庫内にも充満。とりあえず食べてしまえば一緒!と食べましたけどね。近くに24時間スーパーがあるんだから、肉の買い溜めするのよそうと心に誓いました。
電子レンジの匂いを取ろうと、先日風呂で読むために購入した『おばあちゃんの知恵』とかいう雑誌をひっくり返してみる。みかんの皮を焼けと書いてある。みかんなどないがオレンジエッセンスならある(変なうち)。小さい器に水を入れ、エッセンスを振り、レンジで加熱。たら〜としてたら、レンジ爆発。何事ですか!? 突沸現象というらしい。知らなかった。ただの水でも爆発するのね。その後調べると、ほぼ日のこのページで突沸現象について詳しく解説していた。なんと。高校生の頃、レンジでお湯を温め、その中にティーバッグを突っ込んで沸騰させるのがmteraは大好きだった。その頃鉄の舌が培われたのだが、それはおいといて。このティーバッグを入れると沸騰するお湯の謎、ずーっと疑問だったのだけど、突沸現象だったのか。今15年ぶりぐらいに謎が解けました。魔法のタネが一つ明かされました。
10月23日読了:『丑三つ時から夜明けまで』大倉崇裕 光文社 1500円
幽霊が存在する世界でのミステリー。というと西澤っぽいが、警察に専門組織があるあたりがちょっとコミックのようだ。と気を逸らせておいて、最後にこれは××トリックであったとわかる構造になっている。しかし、やはり前半のコミックめいた部分のお約束展開が計算尽くだとわかってもちょっとどたばたすぎてついていけない感じ。この人はいい仕事ともらい仕事みたいな仕事と両方するなあ。
11月1週読了:『働きすぎの時代』森岡孝二 岩波新書 780円
1日10時間以上働くとストレスが溜まるのだそうです。しかしそんなの当たり前という人は多いと思う。今、労働時間は二極化の方向で、「沢山働いてもいいから賃金が欲しい」「賃金が少なくてもいいから自分の時間を持ちたい」。労働時間はやる気によるとすり替える雇用主もあるけれど、それはこの情報化の時代には関係なく、時間があれば処理する情報が増えるだけで、いくら有能で仕事をこなしたからといって時短にはならない。それなのに二極化が進むと「時短にすると労働意欲がないように見えて評価が悪くなる」という点が今肥大しつつある問題ではないだろうか。消費社会が過剰労働時間を産んでいるというのも納得です。でもだからといって自分に何の改善が期待できるかというと、行政と雇用主に問題意識を持ってもらわないとダメなんだよなー。
11月10日ごろ読了:『誰も「戦後」を覚えていない』鴨下信一 文春新書 720円
戦争ではなく、戦後。戦争は語り継ごうという運動はたびたび起こるが、戦後はその窮状の中、皆が必死で生き抜くために何でもやったので、逆に「何をやった」か忘れている部分がある、それを語ろうという新書。この人、戦時中に小学生だった年齢にもかかわらず、大変若い文章を書いている。本当に本人が書いたのかと思うぐらいだ。その時代にしか感じ得なかったこと、あり得なかったことをあまり感傷めくことなく書いていて、とても読みやすいのだが。しかもあまり説教臭くない。ただそれがあったというだけのこと。善悪の判断をしないあたりが、現代の人間にも受け入れやすい証言となっている。軟派なような硬派なような、NHKドキュメンタリーみたいな新書でした。
11月2週読了:『人体常在菌のはなし』青木皐 集英社新書 680円
人体には有用な菌もいる、というのは理屈としてとてもよくわかるのだけれども、「菌を育てよう」「菌に感謝しよう」などこれだけ茶化したような書き方をされるとイマイチ真剣に聞けないと思うのは私だけではないと思う。第一菌は人間を守ってやろうとか身体にいい成分を出してやろうとか思ってないわけだし。奴らはたとえ人間を害してでも繁殖してやるというだけで、たまたま強い奴が人間に有用な奴だとラッキー、ラッキーだけではダメなので積極的に肩入れして利用してやるというぐらいの弱肉強食概念なのではないのか。と、日々ミュータンス菌と闘うmteraさんは思いました。黄色ブドウ球菌と表皮ブドウ菌の環境差による繁殖関係の実験はその意味で大変面白かったが。
11月3週読了:『雪のマズルカ』芦原すなお 創元推理文庫 600円
なんとびっくり、ハードボイルドでした。mteraは平和主義なので、過剰防衛に近い里子さんの探偵術にはちょっと引くところがあるのですが、淡々とした雰囲気はハーフボイルドといってもいいのではないでしょうか。前作の探偵「ふーちゃん」も不必要な感じながら登場します。何となく、心の傷と上手に付き合っている大人をよく描く作者だなと思いました。そういう人が探偵役を務めることって滅多にないけど(アンフェアになるおそれがある)、上手に処理して、さらにこれまた珍しい変化する大人を描いています。変化。単なる変化っていうのはムズカシイのにね。
11月3週読了:『探偵倶楽部』東野圭吾 角川文庫 514円
性に合わないなあと思いながら何となく買ってしまうのは題名の付け方が巧いからだろうか。何の必然性もなく登場する「探偵倶楽部」。しかも最後までその役割は変わらないままだ。この流れだと最後は彼らが何か悪事をたくらむかしないといけないのではないだろうか。勿論小説にいけないということはないが、あまりにも捻りがないのでなじめない。何でかなと思ったら親本が10年前の発売だ。なるほどその頃はまだ日本には叙述ミステリは一般的でなかったかもしれない。しかも祥伝社だし。しかもなんだかいつもオヤジ臭い文章なんだよなー。何で人気あるのかなあ、人気がある本を読んでみればわかるのかなあ。