外面如菩薩内心如夜叉


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2005/11/19(土)

映画行きたかったんだけど、咳が止まらないのでやめる。予想に反して再来週までもやっているようだしまあいいや。回数増えてるんだけど、客足いいのか?<「ヴェニスの商人」。

ひきこもりかけたが、洗濯洗剤がないのに気がついた。外に出なくてはいけないのなら、では!と横浜まで。そういえばヨドバシが開店したんだったなーと思い出したので、見てきました。おお、広い。三越だったときよりはるかに広く見える。不思議だ。ここもヨドバシAkibaと同様、売れ筋はメーカー別の陳列になっているようです。メーカー別っていうのは、電化製品もブランドになったってことなんだよな。どれ買っても似たようなもん〜じゃなくて、戦略に基づき、独自色を出しているんだろう。でも掃除機の独自色は正直よくわからない。ちょっと欲しいんだけども。

ホットカーペットも欲しいんだーと思って見に行き、パネルヒーターに一目惚れをしました。これ。 WOSABオイルヒーター。薄いの。ただの鉄板か?ってぐらい薄い。1.5cmですって。並んでる中でダントツに薄かった。脚部は奥行23.5cmあるけど、圧迫感がない。スウェーデンメーカーですってよ。窓際に置くヒーターをひそかに欲しいと思っていたmteraは即購入。勿論携帯からネットでの値段は調べましたが。Amazonが一番安いです。まあポイントで買ってるので納得いかないほどの値段差がなければ別にかまいません。オープンセール全く関係なし!だけどそれも気にしません。6kgあったけどお持ち帰りした。その前に本を1万円ほどと洗剤を買っていたmteraにはかなりの大荷物でした。大きい方でもよかったか?ってぐらいだが、ベッドの足元に忍び寄っていた冷気がかなり軽減されています。

つーか、今気がついたが、私は足と頭の方向を逆にするべきなんじゃないのか? 北枕だし。

ウィルコムの新しい携帯、デモ機が置いてありました! おお、日本語変換がさくさく動く。携帯にしては情けない感想だが、そうだったんですよ、今までは。これは絶対買うぞ、と思って予約を受け付けているというので申し込もうとしたが、残りはピンクのみだという。うーーーーん。オレンジ、12/3に買えるかなあ……。

10月読了:『阿片の中国史』譚[王路]美 新潮新書 700円

歴史で習ったとき、阿片戦争って不思議ではありませんでしたか。阿片を売られた上に賠償金。いくら戦争に負けたっていっても納得がいかない。そんな疑問をすっきり解消してくれる本です。阿片がいかにして「現地でしか食べない飲食物」から「商品」になったか、それを欧米列強がどう売りさばいていったか、目をつけられたのが中国なのはなぜか、阿片戦争はどう進行したのか、そして隣国日本には何故阿片が広まらなかったのか。確かに最初は好条件が重なったけれども、最終的には日本は満州で阿片を売りさばく側に回ったので自国には広まらなかったというのも教科書には書かれない歴史です。阿片が広まる最大の条件は流通が整っていること。中国は麻薬漬けの状態からほぼ撲滅した世界で唯一の国。その撲滅の仕方にはかなり問題があるものの、阿片に翻弄された国の歴史は頭に入れておいた方がいいのかもしれません。まとめかた、知識度、おもしろさ、読みやすさ、読ませやすさ、文句のつけようがない大変素晴らしい新書でした。

本日購入:『向日葵の咲かない夏』1600『セリヌンティウスの舟』762『現代殺人論』720『「民族浄化」を裁く』700『千里眼事件』720『人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?』686

2005/11/17(木)

風邪引きました。
昨日の時点でだるさ爆発、くちびる乾きっぱなしだったので、あらかじめ振休を取ってあった。熱が37度ぐらいにしかならないので風邪じゃないのかなあとも思って薬は控えていたが、クシャミ出るわ、頭がんがんするわ、風邪の諸症状が日常生活に支障をきたします。薬飲んで寝ます。

栄養を摂ろうと、昨日の夜買ったお弁当。

いろんな方面のやる気を削ぐお値段だ。

2005/11/13(日)

カフェに行きました。

クリックで大きい写真になります。ラクーアはすっかりクリスマス色でこれはそのイルミネーション。光マンダラですって。マンダラって。全然クリスマスじゃないし。

アイビーを買った。ぱぱっと携帯から調べたところ、毒ではなさそうに見えたが、帰ってきて調べるとやっぱり毒だ。まあ奴らハバネロも食べてないし(風呂場のドアは私がいるとき以外は閉めてます)、風呂場に置いておく限り大丈夫かなあという気がしないでもない。あとは登ろうとしない台所か。食べられる植物はわちがすぐに食べようとするのだけど、全然食べようとしないあたり、もしかするとわかっているのだろうか。

10月13日読了(たぶん):『明治大正翻訳ワンダーランド』鴻巣友季子 新潮新書 680円

昔の翻訳は登場人物を日本名に直してしまったり、結構とんでもないことをやっているという予備知識はあったけれども、黒岩涙香の鉄仮面はその枠では収まらない。筋書きが違う。その筋書きが違うと明らかにされるくだりがまさにどんでん返しの冒険小説のようなイキオイ。真面目に翻訳をした人の偉業もきっちり紹介しているし、翻訳家という仕事への姿勢も現代と比較したりして、わくわくします。明治大正に限らずお好みの翻訳家で読むというのもよいものだなあとしみじみ思いました。mteraは別格で小尾芙佐さん、最近では内田昌之さんと越前敏弥さんが好きだ。SF・ミステリ畑ですけど、それしか読んでないからなあ……。

10月15日読了(たぶん):『世界最高の日本文学』許光俊 光文社新書 700円

キワモノっぽく扱っているのかと思ったら(だって目次がキワモノっぽい)、全然真面目な書評だ。明治ぐらいの著作権切れてそうな文学小品を挙げて、その素晴らしいところはどこか、読んだことがない人にも興味を持たせるような書評だ。人から反感を呼ばない理路整然とした書評だと無味乾燥になりそうだけど、しっかりと愛情をもっているのが感じられる。そして読みやすい。大変巧い書評だ。何故川端がノーベル文学賞で他の作家ではないのか、という点も説明(というか解釈だ)してあって、なるほどと膝を打つ。こういう授業を受けたら、読書感想文なども嫌いにならないのではないかなあ。


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