本日の地震。アイス食べようとしていたところだった。立っていたのでちょっとびっくり。風呂のドアにつかまる。震度4かな?と思いつつ周りを見回したところ、猫がテレビの方に駆け寄っていった。バカめ!! そんな倒れやすいものに近寄るな! 教育しなくては。
直後に母親から電話がかかってきた。震度5と発表されたという。すんなり電話が繋がったことにもちょっと驚いたが、5はないなあ。4だよ。でも、余震が多いのにはちょっと「おっ」って感じでしたね。新潟の人は辛いだろうなあ。
今ニュースを読んでいたら、かなり長いこと電車が止まっていたのね。明日だったらちょうど帰宅予定時間直撃だったなあ。明日は来ないといいな。でも、電車が止まる程度で済む地震なら平和だよね。
「28日後...」を見た。……怖くない。呑気だ。こないだからストックの中からホラーっぽいものをチョイスしているのだが、これほど怖くない展開だとは思わなかったな。人類が絶滅したらやりたいことというのを一通り提示してみている感じがします。精神的に普通なので怖くないのだ。強いていえば、凶暴性ウィルスに感染もしていないのに一個小隊を全滅させた一般市民というあたりが怖いと思うが、そこを全く掘り下げなかったので、非常に牧歌的になってしまっている。処分してもいいなあ。
本はレンタルという制度がないのとどんなに待っていても電波で供給されるようなことはないのである程度売りやすいのだが、DVDはよっぽど需要がないと売れないんだよなー。自分が処分してもいいと思ったものは、他の人も欲しくないんだよなー。
本日読了:『模倣の殺意』中町信 創元推理文庫 700円
都内のアパートの家賃が2万円の時代にこのトリックかー。なかなか先駆的だ。強いていうなら、そういう人の前例が見あたらないところが弱点だろうか。作家は筆名というものがあるので、それは避けるんじゃないかなあとちょっと思わないでもないところだ。タバコを吸うというのが昨今ではあまり描写されない習慣だが、それ以外は現代でも十分いけそうな、おのおのの生活。隅々までトリックのために存在している作品だが、あっさり風味。
本日読了:『ニッポン硬貨の謎』北村薫 東京創元社 1700円
パスティーシュ、なんだろうなあ。クイーン後期は読んでないと思うのでよくわからんが。これは若竹七海の提示した50円玉20枚の謎が前提にある。そのため購入したのだけど、この解決はイマイチだ。説得力がない。作品自体はどうも真ん中に出てくるクイーン論を書きたかったのかなと思わないでもないが、こういう説を展開しておいて、脚注は筋に全く関係なし!というのも物足りないではないか。
本日受取:『腕貫探偵』西澤保彦 実業之日本社 1600円
先週土曜日に注文した日用雑貨類、水曜日に「1品欠品があるので1週間待ち」と連絡が来たので「それは困る。23日必着で」と返事を出した。そしたら今日、「もう一品欠品があった。1週間待ち」とまたメールが来ていたのでぶち切れてキャンセルメールを今出した。「もう利用しねえ!」と吠えてみた。1週間経っても来ない通販など通販の意味はない。今週は日曜日が労働なので23日に届かないのだったらまた1週間待ちなのだ。最初から来ないとわかっているならともかく、ちゃんと届けると謳っているのだから約束は守ってもらわないと。
最近、楽天が全体的に遅い。他の店も遅れたし、本も遅かった。知名度が上がった弊害か?
なんか異様に疲れている。仕事の精神には影響は出ないんだけど、能率には影響が出ている。家に帰ってくるとぐったりだ。単なる睡眠不足ならいいんだけど。椅子を買えとかマットレスを買えとかになるとめんどいー。
今月中に一日振休をとるようにとのことで、いろいろと調整結果今日しかなかったので今日休みました(来週はアヤしい)。疲れがとれません。だらだらだらだらしてました。何が悪いのかな。
「SAW」を見た。ああなるほどー。結構おもしろいスリラーでした。私なら8時間もあったら相手にまず事情を尋ねる。知っていることを突き合わせたら何かできるかもと考えるがな。
「マグノリア」を見た。タダ見権利。……こええええ! 誰もこんな展開をするなんて教えてくれなかったぞ! あの場にいたら気が狂うかもしれない。まじこわい。
本日読了:『ジーヴズの事件簿』P・G・ウッドハウス/岩永正勝・小山太一訳 文藝春秋 2762円
この帯を見たら買わねばなるまい? 「トラブルを解決してさしあげます。で、この品のない靴下は処分してもよろしいですね」丁重で従僕然としていながらも影の権力者。ときどき差し出がましすぎるのが執事好きにはちょっとマイナスだけども、OK。どたばたとイギリスくさい台詞回しが素敵でした。
昨日は万葉の湯で一日過ごしてきましたよ。花火真正面でした。足湯はかぽーばっかりだろーなーと思ったので風呂で。遮るものは女の子の身体のみ。最近の子やおばちゃんよりは背が高いのでとってもよく見えた。何度も見ているのに、花火の下の方って初めて見えた。しかし、すげえ変。尻だの胸だの出して拍手ー。ありえねえ。ルーブル展でトルコ風呂の絵を見たときも思ったが、あれでエロスを感じる野郎はいるのか。私は風呂にはエロスはないと思う。絶対ないよ……。
それにしても風呂で良かった。1時間立っていることが苦痛なぐらい体力がないことがよくわかった。腰がとても痛かった。これはダメだ。何とかせねば。でも足湯の方、「満員です」って放送が入ったの、7時ぐらいでしたよ。狙い目かも。特に8/1(月)神奈川新聞花火大会は、おそらく男湯からでもよく見えるだろう(女湯の方が山下公園側。神奈川新聞は臨海パークなので万葉のほぼ真正面のはずだ)。しかしいくら風呂にエロスはないとはいっても、男湯で花火見物というのは女湯よりも何だかなって気がするあたりは、やはり女湯の方がちょっとエロスなのだろうか。
ようやく!指輪パスポートコンプリートキャンペーンのDVDを見た。パスポートコンプしたのかって? ……たぶん権利はある……と思う……。監督は絶対太ってる方がいい男だ。ハンサムといい男は違う。また太ってほしいような健康体のままでいてほしいような複雑な気持ち。ああつくづく爺連が来ていないのが残念だわ……。ガンダルフという発音を聞いただけでうっとりできるわ……。夏休みに連続上映しようかなあ。まだ音声特典全部見てないんだけど。実は。
実家から野菜が届いた。どうして実家というのは菜園を持っているのだろう。定年した親というものは菜園を持っている。かなりの確率。中に、ジャスコの包装紙の包みが2つ入っていた。焼菓子か何かかなーと思って開けたら、ブルーオニオンだった。あ、ありがたみのない……! マイセンの中では安い方とはいえ、デパ値段の食器がこんな手軽な包装で送られてきては。マーク入ってるし一応本物か。ジャスコだって偽物売ってニュース沙汰にはなりたくはないだろうし。電話したら誕生日プレゼントだと言われた。滅多に合わない間柄にとっては誕生日というものは1年に1度あるものでしかなくなる。日付とかどうでもよくて。自分の誕生日を忘れてしまうようになるわけだ。
……自分の誕生日に買うものがなくなってしまったなあ。
中に入っていた緑色の茄子。米茄子みたいな形をしている変わった茄子だ。焼き茄子にするといいよと言われたので、した。……米茄子の大きさの焼き茄子……作る前に気がつくべきだった。いくら好きでもそれはいかがなものかという量になったぞ。
昨日読了:『ヘビイチゴ・サナトリウム』ほしおさなえ 創元ミステリ・フロンティア 1500円
ジュヴナイルかなあ。本格ミステリという感じではない。語り手がころころ変わるので、言いたいことが不明になってしまっている。せめて、大人サイド1、生徒サイド1、ぐらいにするべきだったんじゃないのかなあ。誰かから見た誰かは、何を考えているかわからない不思議な人で、自殺までしてしまうのは何故、という話なのだが、この「何を考えているかわからない不思議な人」っていうのが多すぎるのだ。結局、自分から見た他人は不思議なんだよという結論になりかねないぐらい。致命的に人名を間違えている校正ミスがある。こんな大事なとこに気がつかない著者校正ってどうなんだろう。あまり話を大事にしていない印象を受けてしまうよ。
本日読了:『天の前庭』ほしおさなえ 創元ミステリ・フロンティア 1700円
本格ミステリの殻をかぶらなくなってしまった。完璧に児童書だ、これは。児童書だったらよく読んだなつかしい雰囲気なんだよなあ。そう、児童書だったら幻想的な雰囲気も、うやむやのうちに終わる結末も、ぐちゃぐちゃになっているプロットも別に文句はないのだ。ミステリフロンティアで出す話ではない。結末は別にファンタジーでもSFでもいいんだけど、ミステリにいこうかなどっちかな〜ってぐるぐる回っているうちに幻想で終わってしまった印象がなきにしもあらず。ミステリに必要なのは、ひねり。回転ではない。と思う。他のラインナップに較べて悪くはない。ないんだけど、なんとなく満足感がないのだった。