外面如菩薩内心如夜叉


もっと前ホーム掲示板

2005/05/07(土)

昨日、「Shall We Dance?」を観た。しまった、スーザン・サランドンに萌えだ。か、かわいい。あんな奥さんがいて何が不満ですか!? でかい庭付きの家、500万円以上と思われるRVカー、オフィスは独立性の高い席。不満など持ちようがない、というのは日本人から見た場合だけではなくアメリカ人から見ても、らしい。そういう人でも心に抱えている空洞、というのがテーマだそうなので。ジェニファー・ロペスの尻がすごい。大臀筋がついている人の尻なのだろうが、あれは一般的にでっちりというのではないだろうか。

で、「Shall We ダンス?」も見た。初見です。テレビで見たことがない。較べてみて、私はリメイク版の方が好きでした。それは、1.草刈民代が全く魅力的に見えない。細いだけじゃん。リメイクは最初に模範ダンスがあったので客も惹かれます。しかし舞先生は踊らない。つんけんした印象ばかりが残る。2.意外性。どんでん返しが大好きです。最後のどんでん返しかつAllハッピーエンドにやられました。さらに「マスターカードのCMにするべきだ」と思った小道具。お金で買える物がお金で買える以上の価値を持つ魔法。日本版は中年男性の方の夢を一方的に実現してみました、って感じがする。奥さんなんにも変わってないもの。3.竹中直人よりはじけている同僚。すげえ。後から日本版見て「濃さで負けてる!」と思うなんて予想外でした。つか竹中直人の踊りは変だが、リンクはカッコイイんだよこれが。ダンスで人間変えられるということに説得力がある。

リメイク版、「欧米人ならダンスは別に変でも何でもないだろうし先生を食事に誘っても全然普通に見える。そもそも電車通勤は一般的に思えない」と設定の不自然さは時折残るものの、「憧れ」をちゃんと思い出させます。ダンス教室の色味のせいもあるように思う。もしかすると、この10年で日本版夫婦の姿が「不自然」になったのかもしれない。

映画館はガラ空きで、エグゼクティブシートに座れました(カード会員は一般席と同じお値段)。すわり心地抜群だ。そしてダッツを食いながら映画。雲の上を歩いているように幸せ。やっぱりもっと映画行こう。

光TVを導入して、最も喜んで見ているのはカミングスーンTVです。予告編がまとめて見られるなんて幸せ……。韓国映画は予告編を作るのが巧い人が担当しているな、と思いながら見ています。

DVDラベラー(器具)を買ったので、ラベル印刷してみています。すげえ楽しい。今まで白ディスクそのままで放置して中身がわからなくなったやつを全部作るイキオイで。

2005/05/05(木)

今日も引き続きひきこもりです。アイス作ったりパン作ったり活発なひきこもり。

実はTigerを入れたのですが、プリンタ使えるようにするまで3回ぐらい入れ直すはめになりました。ドライバが変なんだもんさー。システムフォルダディスクは何か知らないが容量がいっぱいいっぱいだし。整頓しないと。

スーパーに生クリームを買いに行って、今日がこどもの日だということに気がついた。みそあん柏餅を食べなくては、と使命のように思って中華街の中にある和菓子屋へ。常々「なんでこんなところにあるんだ」と思っていたが、こういうときは助かります。みそあんの色が変だったが(白みそじゃないんじゃ……?)、餅は軟らかいし美味しかった。頑張ってお店維持してね。

2005/05/04(水)

半日寝てまだ眠いという身で悩みましたが映画行ってきました。予約だから1100円は既に払っている。勿体ないもの。

「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」を観ました。ゴシック・ホラー風童話か?と予想していたのだがコメディ色が強かった。オラフ伯爵は怖い人ではなく変な人だ。日本でやるなら絶対阿部寛。そっくり。子役は先物買いで。すごくmtera好みの子役だ。スチールで見る限りそんな美形じゃないのだけど動くとカワイイ。女の子が特に好きだ。頭が良く頼りになるが少女っぽい弱みも見せる。少年も結構いいぞ。「ロード・トゥ・パーディション」のサイトをチェックしてみたが、期待が持てる感じに成長している。チビは天然さがとてもカワイイです。ジョゼフィーヌおばさんを探しているとき、姉兄が「Aunt Josephine!」と叫ぶのね。それを真似してチビが「Aun Joeeee!」な感じで叫ぶ。彼女のアドリブには誰も勝てない。まあ満足だが、最高だったのはエンドロールでした。このエンドロール、DVDのとき特典で文字なし映像つけてほしい……。

読もうかどうしようか悩んでいます。児童書は高いんだよー。んー。

昨日読了:『砂楼に登りし者たち』獅子宮俊彦 東京創元社ミステリ・フロンティア 1500円

歴史舞台の本格ミステリ。歴史ミステリではないところがポイント。詳しいとすぐわかるのかもしれないが、有名人が幼名で出てきたりするので最後に謎解きではない方向で「ほう」と思います。あとがきを読むと考証は結構頑張っているらしいが、何となくファンタジーっぽい。いろいろ小道具がファンタジーっぽいからかな。本格ミステリとしてはベタベタで、「入れ替え!」「雪の密室!」とジャンルわけがすぐできるのもいかがなものだろうという気はする。でもこのシリーズでは上の位。

本日読了:『ギブソン』藤岡真 東京創元社ミステリ・フロンティア 1700円

読後感がよくないなあ。なんだか唐突な結末だ。唐突な結末でもいいんだけれども、ただこういうふうに持って行きたかったがための唐突さでは。文章も人物造型も下手ではないと思うが、構成が下手な印象。業界が若いのに、語句の選択がオヤジくさかったりする。一般向けを目指していながら一般向けではない感じ。

本日読了:『妖怪アパートの幽雅な日常』香月日輪 講談社YA! ENTERTAINMENT 950円

ジュヴナイル。幽霊が暮らすアパートに来た高校生。高校生時代なら必要だったかもしれない世界。今はわからなくなっている。汚さが許せなかったり真実でなければ価値がないと思うような時代は去ったのだ。その点、これは正にジュヴナイルだなあと思いました。

2005/05/03(火)

またカフェに行ってきました。どすグロさんと腹グロさん(とても良い友人とは思えない名前だ)と同行。どすさんは長崎から来ているためすっかり有名です。店員さんと知己ですよ。「こんにちは!」とか言われている。「いらっしゃいませ」じゃないのだ。ムーミン氏やママさんが挨拶に来たぞ。どうやらママさんには、私と腹グロさんはどすさんの連れ(長崎から)と思われている様子。シチュエーションとしては
どすさん主導でいつも長崎から東京に遊びに来ている3人。二人はどすさんにつきあってカフェに来ている。一度ならつきあってくれるけど、二日目以降はつきあってくれないで二人は勝手に東京観光。そのため、どすさんは二日目以降は仕方なく一人でカフェに来ているのです。
次回カフェにどすさんと行くときは博多弁を練習して行こうと思います。「明日も是非!5日に帰るならあと2回は来れますよ!」と言われているどすさんが印象的でした。ありえねえ。

夜ご飯でした。「トゥルニ」という果実のドリンクが北欧の美容液なんていうふれこみで出ていたので飲む。マンゴーとアセロラを足して2で割ったみたいな味ー。支払いのとき横からレジをのぞき込んだムーミン氏に「何買ったんですか」と驚かれた。「食べたんです」と恥じ入りました。1回で皿がもらえました。来るたび皿もらってる……。

体調が悪いので明日の映画の予定をキャンセル。でも1000円日。勿体ない。一人なら格好も体調に合わせればいいしダメなら帰ってくればいいんだし、とネット予約を入れた。ダメかなー。どうかなー。

2005/05/02(月)

ぼんやり働いてきました。会社は普通に人がいたのだが何となく働く気がしない。今日から導入されたIPフォンとかをいじり倒している人も多かったです。カートひっぱって会社に来てる人もいました。しかし大多数は普通。全く普通。なんて真面目な会社だよ。地味ともいうのかもしれない。日本の会社はそんなもん〜。

夜中にアニマックスで毎日2時間ずつぐらい総集編やってるのでここんとこMONSTERを見ています。原作は読んでいないが脚本うまいなあ。でもどうしてこの話で銃を習う必要があるのだろう。刃物の扱いのプロで急所は知り尽くしているのに。追いつきさえすればさっくり殺されてくれそうな気がするけどなー。

楽天のミスで1000点余分にポイントがもらえました。わーい。

2005/05/01(日)

ムーカフェとかドリぽけとか行ってきました。すごくGWだった気分です。……節約しなくちゃ。

うわっ、びっくり。生クリーム入り食パンというのを作ってみたら、これはウマイ。なるほどカロリーが高い方が美味いのか……。タンパク質よありがとう。

本日読了:『とっても不幸な幸運』畠中恵 双葉社 1500円

……現代ものが下手だなあ。江戸ものを書いているとこちらが気がつかないだけだろうか。どこか小さい街ならともかく新宿の酒場でこれはないだろう。料理の描写もそれは酒のつまみではない、家庭料理だ。キャラクターもかなりご都合に動いている。少女マンガで描かれる大人世界みたいだ。机上の空論。やりたいことはわかるんだが。


もっと前ホーム掲示板