外面如菩薩内心如夜叉


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2005/04/09(土)

「(シネ×ゲキ)髑髏城の七人−アオドクロ−」を観てきました。タダ券が当たった。メルマガでカード所持者限定プレゼント企画が来たとき「これは当たるな」と思って出したのです。だって高島町で3日前にメールが来て「応募は2日前まで」ですよ。母数少なすぎだろう。もしかすると100%だったかもしれない。

そのため予備知識まったくなしで行きました。一応公式サイトに行って予告ムービーだけ見たのだけど、画は裸眼で見たのでぼんやりとしかわからない。音は「秀吉よ髑髏城で待っている」しか推測できる台詞がない。しかも実際観たら秀吉出てきませんでした。

役名は歴史上の人物で話しますがそれがネタバレなので反転カラーにしておきます。観て間もなくわかることだし、実際観る人はいないだろうけど……。

舞台演劇をカメラで撮って映像化したものなのですが、いったいカメラ何台あったんだというぐらいカメラワークが派手でした。友達は動きすぎて舞台感がないのが残念だと言っていましたが、私はわりと抵抗なかったです。チャンバラはかなりしっかりしていたのでそのときはロングで見た方がよかったかな?と思ったぐらいかな。F列だったのですが今回かなり音が大きかった。臨場感を出すためなのか、それともここが音の焦点なのか。

主役は市川染五郎の二役。私はどうやら彼が好きではないなと思いました。おそらく舞台ならば一人絶対的に立居振舞いが美しかろう彼も映像になるとそのようなオーラはなくなるので、声とかしゃべり方の好きではない部分が気になってしまいます。悪役やってるときの方が全然良かった。浮ついたフリをしているところが浮いているのが好きではなかったのかも? 杏ちゃんはせっかくカワイイのだからカワイイメイクが良かったなあとしみじみ残念に思いました。アルバイト情報誌の彼女のポスターカワイイよね。どことなく妹キャラだよね。舞台のよくわかんない楽屋落ちギャグとかガチャガチャした煩い部分とかが実は好きではないのですが、刀鍛冶のカンテツのギャグは次の笑いへの伏線になっていて本気で笑えました。しかも100人斬り剣の実演がスゴイ。凄いことやっていてギャグ。拍手が入ったのも頷けます。徳川家康役のラサール石井が無茶苦茶ハマってました。この人なら天下を取る、と納得させられました。叫んでいないのに声が通るし、演技うまー。でも正直いちばん驚いたのは池内博之の森蘭丸でした。「えっっ、色黒レゲエ顔でガタイのいい蘭丸!?」とその役どころに気がついたとき思ったのですが、イケました。こーゆーサムライっぽい色気はいいな。いわゆる「姫」なのは好きではないです。あと、才蔵と呼ばれていた川原和久という役者さんをどこかで見たような気がするんだけどどこだったか思い出せなくてすごく気になっています。

舞台というのはその昔から背後にある「お約束」的な出来事をよく扱っているわけだけれども。ほら心中物とか歌舞伎とか実話とされているものがモデルだったりするでしょう。観客はそのモデルを知っているものとして扱われるじゃない? で、今回思ったのは歌や踊りや衣装でどう脚色してどう舞台化しようが500年前に死んだ人の屍の上に成り立っているという事実。屍の物語性の強さ。500年という醸造期間とこれまでの膨大なフィクションがあるので仕方のないことなのですが、彼らは屍に勝っていない。と思ってしまいました。面白いことは面白いが、それは屍の名前あってこそのことなんだよね。そしてそれが舞台のオーソドックスな姿なんだよね。なんかこう不思議な後味。

ちゃんと話として面白いんだから余分なとこ削ぎ落としてもいいような気がするんだけどなーと思うのは私が観劇慣れしていないからでしょうか。池内博之とラサール石井はも一回観てもいいなー。ああこれも歴史の人物の名前が勝ってるな……。

2005/04/07(木)

ミニストップでコミックと食玩買ってエスカップが当たった。すごく現代病な感じのする出来事だ。

わざわざ食玩買いに行ったんです。これが欲しくて。店頭で「でけっ」と思ったけども結局二個も買った。会社で育てます。

本日受取:『妖怪アパートの幽雅な日常1』998『とっても不幸な幸運』1575
2005/04/06(水)

同課の女の子たちと青山墓地まで桜を見に行ってきました。まさかあのあたりに再び行くとは思わず(デ無精だから)。夜の青山墓地はライトアップもしていない場所も多く、なかなか天然な雰囲気があります。キレイでした。でも散り際が好きだなー。次の土曜日本牧に行ってみようか。

で、あのあたりでご飯食べました。ダチョウ食べた。牛肉にそっくりだ。むしろOGビーフなんじゃないのか。他の料理も美味しくって思ったよりも安く食べられたのでほくほくでした。

本日受取:『デセプション・ポイント』上下各1890
2005/04/05(火)

生協の案内を取り寄せてみました。単に無精がしたくて。OLの読む無料配布小冊子にお弁当特集があり、「野菜は届けてもらっている」と書いてあったんですよ。最近サラダに凝っているmteraさん、さらに現金を持たない・使わないことにも凝っているmteraさん、ピピッと反応しました。野菜を届けてくれるってどこだろう、生協か?と思って。野菜重いし、そういえば冷食とかも充実してそうだなー友達の家でバラバラの挽肉見たときは感動したし。ヨーグルトとかもないかなーと安易に。

読んだ。……無理。絶対無理。夜24時帰りの一人暮らしにこんなのできるか。曜日が決まって時間が決まっている。いくらクーラーボックスに入れるっつったって風通しの悪いマンションの廊下でしかも共用スペースのどこに置くのだ。そのうえ毎月とか毎週とか出資金がいる。後で戻ってくるっていってもそのオカネがあればフツウにクール宅急便が使える。毎週というのもプレッシャーだな。レタスが3週間保つウチなんですもの。卵は3ヶ月放置してあることもある。……並べていって思った。これで生協してみたいと思った私が悪かった。健康とか環境とか無縁だし。

で、調べてみるとネットショッピングで結構セット野菜ありますな。安い時を狙って頼んでみよう。

しかし、あの小冊子のOLは何で野菜を届けてもらっているのだろう。謎のままだ。

2005/04/04(月)

R-15:本日の如夜叉は残酷でグロテスクな映像が含まれています。






花でも食べてしばらくお待ち下さい。







いてえ。右足の親指の下の一番膨らんだ部分が靴擦れで写真のような状態に。風呂入ってさらに真っ赤にじくじくとした状態になっています。見えているのはもしかして下層の皮ではなく肉ではないか。ああ見栄を張って新しい靴はいてドンキになんか行くんじゃなかった。だって最近あんましにも出不精で新しい靴の出番がなかったしドンキ行くのに元町通るんだもん。昨日水ぶくれで今日は皮を剥いてあったにもかかわらず、一切乾かず。足引きずっちゃってます。いてえ。うおおおおお。

2005/04/03(日)

改装したモトヤにお昼を食べに行った。混んでいたし天気もいいのでテラス席へ。……天気良すぎた!! ファンデ塗らずに1時間も強い日差しの下にいちゃった。大丈夫かしら。目は大丈夫じゃなかった。その後しばらく見えなかったよー。改装してもメニューはほぼ変わらず。日替わり丼ランチがなくなったのとテイクアウトパンケーキが登場したのとケーキがなくなったのが変更点。

その後数年ぶりに元町プラザに上ったら意外とカワイイ使えそうな雑貨屋があったりバリ家具の店があったり収穫。

先週読了:『ホミニッド』ロバート・J・ソウヤー/内田昌之訳 ハヤカワSF文庫 920円

この1作で判断はしにくいなー。三部作なので評価は続きを待ちたいところ。この1作に限れば非常に地味だ。話としてはとてもオーソドックスで、ネアンデルタールの考証をきちんとやっているといってもはめを外したアイデアなわけではない。ストーリー展開も異世界物としてとてもオーソドックス。珍しく恋愛を絡めているし(やっぱり中年だが)。裁判はイリーガル〜を思い出させるし。なんかこう跳ぶ前にしゃがんでみました、という感じがする1作でした。

本日読了:『終末の海』片理誠 徳間書店 1900円

がっかりー。これでSFミステリーとか言われても。前提となっている技術水準が不明なのでサスペンス風とか言われても何とも。今の時点で全くあり得ない技術が導入されているかと思えば、昔ながらにスパナで船の整備してるし。さらに地球滅亡しかも核誘爆によるなんてのはよっぽどうまい切り口をしないと大昔に飽き飽きだ。20年前なら良かったかもしんないけどさー。オーソドックスに進めるのなら考証はもっと大事に。


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