外面如菩薩内心如夜叉


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2005/01/29(土)

久々に美容室に行きました。7時間半いました。新記録です。

元町から帰ってきてマンションのエレベーターに乗ると、同乗者がいました。彼女も私も、同じ元町ユニオンの紙袋を持ち、同じモトヤのケーキの袋を持っていました。微妙な空気。

1/25読了:『孔雀狂想曲』北森鴻 集英社文庫 514円

あらやだ。表紙が好きな創元風だったので買ったらホントに創元風だったわ。専門家が日々の謎を解くという。専門家ミステリ好きです。骨董屋というのがまたそそります。全然知らないのでどこまで信頼がおけるのかは不明だけど、雰囲気はとても本格的だし、そのくせ呑気な感じも漂っているし。キャラクターが一筋縄ではいかない感じでいいですね。面白かった。

1/26読了:『富豪刑事』筒井康隆 新潮文庫 438円

ドラマ化と聞いたとき富豪刑事が男性ということは知っていたので「女の子に転換かー、なるほどそれなら筒井の毒もテレビチックになるだろう」と感心した。それでこの機会に読んでみました。そしたら予想に反して筒井の毒が全然ないわ。慎み深い大富豪。金の使い方も解決する事件もバラエティに富んでいる。もちろん戯画化されているが、メタめいたところも少なく、普通に読めた。

1/27読了:『花の下にて春死なむ』北森鴻 講談社文庫 438円

ということで別の本も買いました。これはビールバーが舞台で。料理が美味しそうという話で確かに美味しそうだが酒飲みではないのでその真髄がわからない料理描写もあり。視点がいろいろあり、面白いです。赤い手とかかーなーり無理があるとは思うが。

1/28読了:『やさしい死神』大倉崇裕 創元クライムクラブ 1600円

このシリーズに出てくる落語ってホンモノですよね(七度狐除いて)? 芸として聞くと面白いんだろうなあと思います。ただ語るでなく巧く描写しているとは思うけど、その話のおもしろさはなかなかストンと来ない。一度ホンモノの寄席を見てみたいものです。今回日常の謎っぽい中に、噺家のサガが表れていてバランスがいい。紙切り芸人の話がしみじみと好きだなあ。

2005/01/24(月)

らんちゃんとお母様が横浜ベイシェラトンに泊まっていたので夜中におじゃましてお茶をお呼ばれしてきました。ベイシェラトンのロビー初めて入った。ロビーがきらびやかだ。みなとみらいのホテルのロビーは結構入る(つーか通る)んだけど、きらびやかじゃないんだよね。部屋ももちろん初めてだ。んーこの感じで聞いたお値段ならいいなあ。

らんちゃんのお母様とは10年以上お目にかかっていないわけですが「グラマーさがなくなった」と言われた。グラマーだったことなど今まで生きてきて一度もない。ウェストがグラマーだったということかしら。大人の言い回しね!?

なんだか家庭の状況が似ているかも……とちょっと思いました。それとも弟という生き物は皆そういうふうな感じなのかしら。

いろいろおみやげをもらった。楽しみ。六花亭のお菓子がむちゃくちゃ美味しかったです。ごちそうさまでした。通販しよっかなー。

2005/01/23(日)

ニモを見ました。オークションで買った。私はピクサーにまったく興味がありません(だってCGくさいし。CGが綺麗だからって何なの。ホンモノの海を映したとか全部手で描いたとかなら驚嘆するが)。目的はただ一つ。ギル。自己嫌悪ギルを実写で!実写でお願いします!! あー見たいーでほーのしょぼーん。話は親子で見るにはいいかもしれませんが、ひねてる人間が見るには素直すぎます。もっと二回転半捻りぐらい効いている話が好きだ。ドリーとかキャラクター的には面白いけど、マーリンはどうしてドリーの前で恥じないの? 特典……キャラクター紹介がどうして日本語しかないの!?しかもギルいないし。だから子ども向けDVDってイヤなんだよー。くそう何のために買ったと思っているのだ(普通の人はそういう理由で買いません)。

今日は風呂でもDVD見てました。……いいねえ。画質音質気にしないならMacで風呂で見る、OKだ。1時間ドラマなら十分イケル。

本日読了:『QED 鬼の城伝説』高田崇史 講談社ノベルス 820円

ほう、こんな観光名所があったとは。文化的なものよりもよりプリミティブなものが好きな私としてはこの岡山の鬼ノ城というのは十分それだけで魅力的だ。この時代のものってあんまり残っていないから、こんな大物があるってだけでわくわくする。現実の事件との関連はこじつけに近いと思うが、このシリーズはそれでもいいんじゃないでしょうかね。


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