渋谷まで取りに行ってきました。相変わらず東横線はすごい人だ。渋谷までのただ乗り用「忘れ物乗車券」をくれたのだが、それは降りることもできず、さらに帰り途中下車も出来ないので素直に元町・中華街まで帰ってきた。いったん改札を出てぐるりとUターンしてすぐに改札入って横浜までお買い物に出ました。変な人だ。
とりあえず無事に戻って良かったです。発信記録も残ってないし!
月曜日読了:『STー緑の調査ファイル』今野敏 講談社ノベルス 760円
相変わらずこなれていない文章を書く人ですが、話は安心して読めます。戦隊物だと思ってたんだけども、よく考えるとこれほどまとまりのない戦隊もないですね。今回音楽がテーマで、しかもクラシック。伝えるのが非常に難しい音を原因の解説に陥ることなく雰囲気を良く伝えておりました(たとえば料理に喩えるならこのお菓子はフランス産の小麦粉を……という解説ではなくまろやかで……という味の解説)。作者の書きたかったことは伝わっている、と思います。コンサートに行ってみたくなったし。
本日読了:『ボートの三人男』ジェローム・K・ジェローム/丸谷才一訳 中公文庫 648円
初めて読んだ。うっわー、いかにも英国! ひねくれた持って回った文章、皮肉な世界観、しかしそれを楽しんでいるような雰囲気。ユーモアで薄曇りの世界を楽観視するというか。話としては何も起こっていないんですよね。英国人三人がボート遊びを思いついてそれが終わるまで。ただテムズ河を眺め、不味い飯を調達し食べ、テント張りに格闘し、浅い眠りから目覚め、お茶を飲みながらおしゃべりをする。それで終わる。でも見方が面白いから世界は楽しい。「ぼく」が詩心を持って景色を描写したりしているとボートはいつも岸にぶつかるあたり、何とも皮肉。しかし、最後までこのボート遊びのイメージが掴めませんでした……。
どうやら携帯は渋谷まで運ばれてしまったようです。横浜まで持ってきてくれと頼んだけどダメでした。明日取りに行ってきます。ないと落ち着かないねえ。Operaつきになるまではそんなことなかったけど、恐るべし常時接続の威力。
ちなみにサービス残業2時間とは23時まで働いたが21時までしか働かなかったことにする、という働き方です。
携帯が見あたりません。朝電車の中でないことに気がついたが、家に忘れたのだろうと思った。でも見あたらない。今朝は確かに見た。というか手に持った。電話したら電波の届かないところにいるか電源が入っていないと言われました。遊ばなければ電池は残っていると思うので、地下鉄駅構内にあることを期待する。遊んでたところで残念だったな、使い放題かつ普通には電源が確保できない携帯だ!! なかったら2/2発売のアレを買えということですかね、アレを(自棄)!
ということで、mteraへの連絡はimasyメールでお願いします。
4月から36協定が発効になるため、職場の残業監視が厳しくなってきました。月に2度は早帰りで!と通達が何度も出て、どうやら今度はおそらく社長命令なのか早帰りデーに早帰りできない場合は別の日に早帰りを振替すること、とまでなって、予定を提出することになりました。サービス残業増やしてどうするよ、行政。
で、今日は早帰りしました。職場の女の子4人でゲルマニウム温浴とかマッサージとかスペイン料理とかで命の洗濯をしてきました。リーダー命令で週に一度は早帰り、となりそうなので、私は実際に早帰りできそうです。まあ普段1〜2時間サービス残業になってるからいいやな。
Amazonから「写真集または19世紀の日本関連の書籍をお買い上げいただいたお客様に」っつって宣伝メールが来た。そんなもの買った覚えはない。覚えがないため思わずぽちっと宣伝先をクリックしたら、たまらず欲しくなって1clickお買いあげしてしまいました。その商品はこれ。モース・コレクション写真編。「中身を見る」してくださいよ。欲しくなるから!!
昨日の夜から起きっぱなしですが快適です。落差がありすぎ。体内時計は48時間ですか。
あまり家にこもっていても何なので、郵便出すついでに買い物に行ってきました。最も目当てのものがなかったのに細かいものだけで結構な出費。ところでみなとみらい線は雨漏りしすぎだ。横浜駅はともかく(まだ工事中だから)みなとみらい駅まで雨漏り。こないだ中華街駅もバケツ置いてあった。築1年なのに雨漏りなんて欠陥構造じゃない?
DVDが止まったら、テレビに米原万里さんが出ていてびっくりしました。声が想像と違います。オペラ歌いそう。てかバンキシャ!か。よりによってな。
猫が非常に真面目にテレビの演劇を見ているので入力を切り替えられません。
先週読了:『新選組遺聞』子母澤寛 中公文庫 743円
大河の底本は子母澤……?ってぐらいだ。生き残りのインタビュー本だからどうしてもそういうふうになるのだろうけど。伊東弟の話が長く、しかもそれがほとんど新選組後なのでちょっと興味の範囲外でした。ダブりがあるのは何とかならないかなあ。聞き書きそのままを重ねて使うのはともかく重ねて収録するのはいかがなものだろう。ちょっと損した気分。
本日読了:『新選組物語』子母澤寛 中公文庫 781円
なぜ最初からこう書かない!? と自分の生まれる前に死んだ方に地団駄を踏んでしまいました。最後の方に、末期の近藤を物語として描いた文章があるのですが、面白い。歴史物は変に解釈が入ると途端に面白くなくなったりするものだが、この子母澤氏の解釈と描き方はあり得そうでいいですな。大河は全く別の結論を出してました。庶民の私はこっちの心理の方がわかりやすいかも。
昨日読了:『誰でもない男の裁判』A.H.カー/田中融二他訳 晶文社 2400円
表題作はそう奇抜でもないけど、次の猫の話に悶えました。ほのぼの。ほのぼのから悪烈まで何でも書く人ですね。バラエティに富んでいる。飽きずに読んだけど、このミスで6位な理由はよくわかりませんでした。むしろミステリじゃない気もするし。
本日購入:『やさしい死神』1600『ST 緑の調査ファイル』760『QED 鬼の城伝説』820『「間取り」で楽しむ住宅読本』740『ボートの三人男』648『珍品堂主人』476