外面如菩薩内心如夜叉


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2005/01/15(土)

普段仕事している時間をすべて寝た!ってぐらい寝ました。身体が、とかより人間がダメになりそうな気配です。

途中夕方に起きてコンタクトをはめました。普段入れるのにとっても時間がかかるコンタクトがすんなり入りました。そうか、普段は消毒時間&目の休憩時間が短すぎるのか……。

偽札で6年食らったというニュースを見て、「そんなに軽いのか!」と思いました。確か通貨偽造は国家転覆罪に近いかと思ったので(詐欺よりクーデター等に近い)重罪のはずが6年。調べると3年以上または無期、詐欺は10年以下。上限が決まってないだけ重いのかなー。それにしてもこういうのが手軽に調べられるってのはいい時代になりましたねえ。昔なら図書館行って刑法ひっくり返さないといけないんですから。

この前無印で買った猫用草が発芽しない。陽の当たる窓辺に置いていたのだが、うむ、と考えて風呂場に持って行った。即発芽した。寒かったのだな……。

2005/01/12(水)

iPod Shuffleかーわいーねー。音楽聴かないからいらないんだけど、思わず欲しくなっちゃうぐらいだ。Mac miniは見てみたらかわいいかも。でもこれにあうディスプレイはAppleにすら売っていないじゃないか。シネマディスプレイは合わないんじゃないかー? とアップルで回して見てみたら、小さくて周辺機器のようだったのであまり関係なかった。

2005/01/11(火)

津波の夢を見ました。我ながら影響受けすぎな夢だと思いますが、いや、半端じゃなくコワかった。人の夢を詳しく聞きたくはないと思うので省きますが、海から遠く離れた9Fまで水がうねりました。mteraは偶然ガラスドアで分断された奥の部屋に入ったばかりだったので、水にさらわれはしなかったのですが、何故かガラスの向こう側にいた母親が濁流に掬われました。このガラスを開けて手を伸ばして助けなくちゃと思った。思ったけど、怖くてできない。やたら広い部屋の中で水は渦を描いて、でも高さが一緒だったのか天井側はだいぶ空間があり、10人も20人もこちらに助けを求めて手を伸ばしてくる顔が渦の合間に見えました。むしろ助けを求められているというよりは「引かれる」というような感じで、地獄絵図さながら。飛び起きましたともよ。mteraさんは自分だけ助かる夢をよく見ます。すまん母。本番があったら助けられるよう知恵を絞っておきます。

2005/01/10(月)

天野さんの画集をオークションに出していました。死ぬほど疲れた。出品していて初めてわかったこと。私は96年にいったいいくら天野さんにつぎ込んでいるのか(96年初版の画集が異様に多い)!! 10年前って学生ですよ、学生。まとめていて、アールビバンに委ねるのはやっぱり良くないよなあ、と思った次第です。アールビバン後から、その絵に惚れ込んだ大多数のファンの息吹をフィードバックしている感じがなくなっています。

結局今日も引きこもり。猫洗った後、録ってあった古代都市の話とか見てました。ナショジオの方、トロイ発掘の話でしたが、映画の宣伝のように筋を紹介。まあ原作がイーリアスで同じだからしょうがないわけだが。シュリーマンの発掘人生が面白すぎると思いました。トロイの都市を発掘したい!って掘ってトロイよりも昔の遺跡を何度も掘り当ててやんの。考古学に造詣のない人間としてはより古いものが出てくる方がスゴイと思ってしまうけど、もしそれが正しい認識だとしても、シュリーマンには何の価値もないのですな。今は5等のポケットティッシュが欲しいんだー!と思いながら1等の海外旅行を当ててしまう人みたいですな。

2005/01/09(日)

玄関を綺麗にしました。元カーテンが大活躍です。広げると単なる帆布なのでクッションカバーにしてみたり下駄箱カバーにしてみたり。ちなみに現カーテンは麻のシェード。季節感なさすぎ。

売り払おうと思ってゲームソフトの稼働確認をしていたところ、バイオ1のオープニングムービーが容量少ない中でユーザーをわくわくさせようという工夫に満ちていて面白かった。操作方法は全く覚えていなかったので、最初のゾンビにやられました。ところでこのジル金髪。人違うやん。

ドンキに行きたいのだが、寒くてダメです。あったかいコート持ってるけど、出かけるという考え自体で寒くなってます。かなりダメっぽい。

『バッテリー』の中で「ジャンバー」という単語が出てきた。どうしたもんだろう。ブルゾンには私だって違和感を覚えるたちだし、中学生が着るならそれが指したい代物の名前もわかる。だが、「ジャンバー」は明らかに違うだろう。

本日読了:『ラス・マンチャス通信』平山瑞穂 新潮社 1400円

ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。うーん。これは逆に文章的には整っている印象ですね。だが、ファンタジー?と首を傾げたくなる気持ちはこちらの方が強い。ホラーでもない。最初の1編は生活と幻想が密接で、この調子で幻想的な世界を見せてくれるのかと思った。が、その後の展開は単なる虐げられた者の生活の物語に思える。少し幻惑的な要素があっても、それは全く物語と関係がない。全くといっては語弊があるかもしれないが、別になくても構わないし、さらにそれは主人公の生活の転換にはなっても内面に何の影響も与えない。主人公の内面に影響を与えないなら読者にも影響は与えられないのだ。

本日読了:『バッテリーVI』あさのあつこ 教育画劇 1600円

やりやがった……! と最終ページを読んで思いました。最終巻なんですけど。私が登場人物なら「巫山戯るな!」とくってかかっているかと思います。作法的にも、以前の巻でやったのと同じような終わり方というのはいかがなものでしょうか。あれだけ答えを促すような質問を何度も何度も登場人物たちに問いかけておきながら、作者自らは何も応えないというのが気に入らない。何て言うのかなあ、登場人物たちが求めていることと作者のやっていることに連続性が見いだせない。余韻とか読者に預けたとか言えば聞こえはいいけど、責任放棄ではないでしょうか。どんな結末でも結末を出さなくてはいけなかった。どんな結末でも受け入れる登場人物たちを書かなくてはいけなかった。そう思います。


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