外面如菩薩内心如夜叉


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2005/01/08(土)

昔の同僚数人と会ってきました。大変警戒心の強い人がいまして、ネットで買い物をするのに偽名を使うと。夜行バスのチケットを買うのにも偽名だと。今の仕事を辞めてセキュリティ課とかに移ったらどうだろうか。

mteraは腹を見せている猫に似ています。警戒していません〜というポーズを取って、実際危害を与えられず、警戒しなくていい状態だということを確認して安心する。この間玄関の2つ目の鍵をかけてみたらひどく落ち着かなくて、すぐに開けてしまいました。鍵を2つも3つもかけないと落ち着かないような家に住むのは落ち着きません。だから逆説的に鍵は1つしかかけない。私は安心する。単にうっかりさんなだけのような気もするがなー。

実家も寝るまで鍵がかかっていません。一軒家なのに。

先日、猫がテレビを見ていたので写真に撮ってみました。

何枚か撮ったのだけど、どれも画面がくっきり写っている。ブラウン管だとどうしても縞模様が入った。プラズマってこういう利点もあるんだー。

昨日読了:『ボーナス・トラック』越谷オサム 新潮社 1500円

ファンタジー・ノベル大賞優秀賞。ファンタジー? ひき逃げされた幽霊とファースト・フード店社員とバイトの奇妙な友情というか。文章は正直読みにくいです。1文1文は結構面白いしスムーズなんだけど、視点がコロコロ変わるので、意図しないところで立ち止まってしまいます。でも、何だか変な説得力がある。現代人っぽい、全然スーパーな人間じゃない(幽霊だけど)普通の大学生が冗談めかして言うからこそ、素直にその文章を受け止めて、怠惰に流される自分を省みることができる。幽霊の彼が突然そんなふうに言い出すのは唐突な印象もある。荒い。確かに荒さがかなり目立つんだけど、面白かったと満足できたし、何だかあたたかい気分にもなったし、前向きな視点も思い出しました。

2005/01/07(金)

微妙に風邪状態。薬用のど飴って効きますね。

忘れっぽいので手帳を買おうか、と考えつつ、結局買っていない。それまでも縮小傾向だったけど、仕事変わってから体裁さえ整えなくなりました。だって毎日同じ場所で同じ仕事で書くこともないもんだから。携帯変えた時期とも重なります。しかし手帳に書くことがない精神というのも潤いがない。もともと、手帳は予定じゃなくてやったことや読んだ本について書いていたので、ネットに日記書いてる限りあんましいらないのだ。日記も最近危ないのが問題だけども。メールで日付指定で日記突っ込めるCGIがあったら、スケジュールがわりにするのになあ。

ちょっと流されすぎな日々に反省。いろいろ頑張らないといけない。そのためにはまず体力作りからか……。

2005/01/05(水)

やっぱり風邪っぽい。

何年かぶりに5個ティッシュ買ったら、ビニール袋に入れられた。最近はそうなの?

年末ジャンボが三億円当たりました。って当たったら日記に書く。たぶんネット者なら書くのではないか。このような珍奇なネタ、秘密にしておくなんて勿体ない。それに秘密にしておいたら、その後マンション買ったり旅行行ったりとかも秘密にする必要が生じて非常に不都合だ。だからネットで日記やBLOGを公開している人間が当たっていれば書いているに違いない。と思って、「本当に三億円当たっている人間がいるのか」を調査するため、「ジャンボ 当たりました」「ジャンボ 当たった」などでググってみました。結果、信憑性があると思われる最高金額はだいぶ昔の1000万円(それも本人ではない話で)。結論としては「当たれば書く→書いている人間がいない→ネット者には三億円は当たらない」でよろしいでしょうか。

2005/01/04(火)

会社。普通に働こうと思っていたのに大発会で年始の飲みが会議室で行われており、ビールをコップ1杯分ほど飲んだら眠くて仕事になりませんでした。

「宇宙大作戦」を4話分、昨日と今日で見ました。どうして1話から入ってないんだろう。ナイトライダーもだったな。日本の放映順序なんだろうけど変なの。画面がむちゃくちゃ綺麗だ。アップになったときに霞みがかって、貴方は夢の中の王子様(もしくは王女様)!みたいな画質になるのは処理の問題でしょうか。普通に面白くてびっくりしています。特撮とかセットとか考証とかは正直稚拙だよ? でもそれを補って余りある物語を持っている。4話の中では変な力を持っちゃったけど中身はただの17歳の少年で、という話が結構気に入り。アメリカの話なのに誰も「父親」の役割ができないあたりがすごいな。小物もデザインは古くさいが、アイデア的にはきちんと現実の技術の流れに沿っている。もしくは技術がSFドラマに追いついたのか。通信機が折りたたみ式携帯にそっくりでした。3次元チェスの造型もお気に入り。キャラクターでは今のところマッコイでしょうか。ドアを入ってきた船長の服を声もかけずに破って血清打ってその後も声をかけない。すげえ何者だコイツ感が漂っています。船長はその血清打たれる前は「艦橋は美人が多いのにヤレナインダ!」と赤裸々すぎる吐露をしていました。そんなことを聞かされたスポックさんは、同じ吐露病に罹っていたのに正気に戻っていました。その前の話では船長とジャニスが恋人なのかと思ったのにナー。そんな船長さん始め、独身くさい野郎がウロウロしているところにあんな扇情的な長さのスカートの女子船員を放り込んでおいていいんでしょうか。しかし今のところモテ役はスポックさんです。これもびっくり。地球のオトコに飽きたところよ、ってテーマソングですかね? そういえば「長寿と繁栄を」(だっけ?)は今のところまだ出てきていません。

2日読了:『氷菓』米澤穂信 角川スニーカー文庫 457円

スニーカーはがちゃがちゃ煩い印象だったのだけど、ほう、こんなおとなしい話もピックアップするんだ、と驚きました。古典部でその文集の題名の謎を探るという大変地味な目的に向かって地味な文章で進んでいきます。やっぱりこの、普通の学生の普通だけど誰も書いてこなかったようなもやもやした悩み、を重大じゃなくさりとて軽々しくもなく描いているあたりがこの作者に好感を持つ所以でしょうか。姉が世界中を旅行していて活き活きとしている。自分は無駄なエネルギーは使いたくないから熱中しない、それはちゃんと自分で選んでいるし別に嫌じゃないけどでもちょっともやもやする。みたいな感じで。そしてこのもやもやを普通書物で書かれない方向に解決してるあたりがまたいいのかな。

本日読了:『愚者のエンドロール』米澤穂信 角川スニーカー文庫 533円

前作より荒い気もしますがまあよかろうという印象。けっこう最初から気になっていたことが最後まで主人公に気がつかれない。読者よりも、謎を投げかけてくる見も知らぬ気弱な先輩の姿が見えていないというのは、高校生としてどうかしら、という気がしないでもない。ライトノベルの宿命ではあるが活動の場が部活と決まると、クラスのつきあいはないことのように描かれてしまうのが根っこにある問題のような気がする。普通にクラス友達づきあいの描写があればそれは当たり前の推測だからだ。ちょっとミステリオタ風味がミックスされ、どうするのかなーという心配も。

2005/01/03(月)

風強いし、今日は出かけるのやめようかなーと思っていたら、友達から「映画いこー」とメールが届いた。出かけてみたら友達はヨン様になっていました。街で見かけるヨン様もどきを恥ずかしーなーと思って眺めていたが、まさか自分が一緒に歩くことになるとは! 冬場に半袖と歩くより恥ずかしいかもしれませんよ。

で、「カンフーハッスル」を観た。相変わらず、少年マンガとマトリックスが大まじめにやってることをふざけてやってるチャウ・シンチー。意外と残酷。つか血糊がむちゃくちゃ気合い入って見える。カンフー達人のおばちゃんが誰かに似ている……誰だっけ……と悩んでいたのだが途中でわかりました。流石兄弟の母者だ。やることもビジュアルもそっくりだ。

結局買い物も行きましたー。大物作りましたー。

作っておいて何だが、線繋いでテストで電球点けてみたとき一発で3つ全部ついて自分でびっくりしたよ。ソケットが単に金属として並列接続か。ちなみに天井照明だとテレビ見るのに明るすぎるが、全部消すと物を食べるのに美味しくないので作りました。疲れた。あとは風呂入ってアイロンかけして寝ます。

2005/01/02(日)

熱下がりました。まさかホントに知恵熱……!?

熱は下がったものの起きたのが8時半だったので初売りはさっくり諦め、一番の目的ハンズに。デパートの初売りがすごいのはあたりまえとして、通りがかったヨドバシの初売りがすごく「なかった」ことにちょっと驚いた。仙台でヨドバシにデジカメ買いに行ったときは何故そんなに電化製品に群がる。と尋ねて廻りたくなるほど人がいたのに、福袋もあまりさばけていなかった。まあ電化製品の福袋はコワいよね。洋服もコワいけどね。

で、帰ってきてDVD見ながら大工仕事してました。給湯器スペース扉(事実上物置)の取っ手を変えてみたり、玄関のデッキパネルを繋げてみたり、大物を工作してみたり。大物は明日できあがりの予定。しかし材料が足らないのでバーゲンのぞきがてら明日また横浜出てみようか。工作のおかげでむちゃくちゃ肩凝ってますが。

「ヴァン・ヘルシング」の特典を見ました。以前からずっと気になっているんですが何故「ウルフマン」なんでしょうね。人物は8割方「ウェアウルフ」と喋っているのに。「人狼」「狼男」「ウェアウルフ」「ワーウルフ」ましな呼び名はいっぱいあるのに、よりによって最悪な語感のものを選ぶとは、日本では他の単語は登録商標にでもされているのでしょうか。

「スパイダーマン2」の特典を見ました。本編すっとばし。でも待って!? 超期待していた「アームをつけて出てくるでほー」の映像がないわ!? 確か雑誌に載ってたわよね!? 何のためにスパイダーマン2の特典を選んだと思っているのか(本気です)。工作しながら見てたから見逃した? 情報を探して検索をかけてみたら「でほーファンに100の質問」とかあって「日本に何人でほーファンはいると思いますか?」って質問の答えが軒並み「100人ぐらい」なのには笑っていいのか泣いていいのか。ちょっと前に会社でも「あ、この映画にでほー出てる! でほー!でほー好きなの!」と騒いでいたが誰なのかわかってもらえなかった……プラトーンの表紙、でどれだかはわかったけど顔がわかってもらえなかったのよね……。

2005/01/01(土)

あけましておめでとうございます(写真は私ではありません)。

12/31は久々に女4人で死ぬほど騒いできました。2000円の飲み放題食べ放題分ぐらい容易にペイしてたと思います。何しろ22時半から翌3時まで過ごしてましたもの。最後の方には店員さんもあがって飲みに入ってました。店員さんがすごく親しげにいろんなテーブルに座ってるのでムーミンさん(店長)を捕まえて「もしかしてオフの店員さんとか身内ばかりなんですか?」と尋ねたら「いえ常連さんばっかりです!」と言われました。俺らも?俺らも!?(オロオロ) 長崎在住のどすさんが最も顔パスだったかと思います。ありえねえ。子ども押しのけて着ぐるみと写真をとる。ありえねえ。ついでに店長さんはじめ店員さんたちは明日11時からまた労働だとおっしゃっていました。ありえねええ。

3時に店を出て神田明神に初詣に行ってみました。真面目に柏手が打てるようになってました。おみくじは中吉ー。可愛かったのでお守りつき巾着とか買ってみました。あとなんじゃこりゃ!というステッカー。

帰宅は5時。風呂入って寝たのは6時でした。夢も見ずに寝ましたよ……。

ということで今日はもう大部分果ててたのですが、猫にはちょっとめでたいかまぼこなどをやり、自分は伊達巻や和菓子をちょっと食す。昨日食べ過ぎたのでまだ美味しくないや。で、DVD見たり止めて寝たりしながら21時に。21時に起きたときさすがに「何か変だ」と思って熱をはかったら平熱よりも1度高く、さらに今38度まであがっています。まさか知恵熱?知恵熱なの?(オロオロ)

「ヴァン・ヘルシング」を見ました。途中寝まくったのでさっきようやく見終わった。問題のおちびちゃんたちは「ドヴェルグ」。検索しても映画は出てこない。というか北欧神話で「ドワーフ」の原型だと出る。なんと。「ガブリエル!ガブリエル!ガブリエル!」昔の名前で執拗に呼ぶ伯爵はやっぱりタチの悪いオトコだな!アナ王女は丈夫です。最後あれしきで参るとは思えないぐらい打たれ強いです。特典はこれからです。

本日読了:『新選組始末記』子母澤寛 中公文庫 781円

私が読んだ中で最も新選組寄りの印象。淡々としていてどちらかに心情を寄せる意見等が頻出するわけではないのに。解説でも新選組寄りを狙っているとのことだが、それからウン十年、この文章よりも皆新選組に厳しかったということか。名前と役割が一致しているので漢文がよく挿入されていてもわかりやすく読めました。左之助が甲州で死んだことになってるよー。

本日受取:『氷菓』457『愚者のエンドロール』533『新選組』740


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