風邪は、会社を休むことも薬を飲むこともなく普通に治りかけています。最近は時間はかかるけどよっぽど大事な用がない限り薬は飲まない。薬といっても別に風邪菌を殺すわけじゃなくて治ろうとするときに出る症状を逆に押さえ込むものだから良くないかと思ってトローチ程度。しかし予想外に体力を消耗していたのか、今日は家でただ寝まくる。寝てると猫が寄ってくるのでよけい起きられなくなる。そしたら珍しく在宅中なのにげっぷがひどくなりました。なんだべなー。
NHKのポンペイの特集が面白かった。南国じゃなくてローマの方。面白かったとかいって。街の人死んでるんだけど。その腐っていくっぷりがまざまざと残っているのが面白いというか。時間がそのまま止まっている空間は理屈でなく面白い。廃墟とかうち捨てられた遺跡とかが好きなんだなー。
Suicaのチャージ空っぽだった……今日すっかり忘れてNEWDAYSで出したら23円でしたorz
犯人探してくれないものか。届け出Suicaで電車に乗ろうとしたら現行犯逮捕だ。持ち主がいいって言うんだ、使用状況をリストアップして欲しい。へんぴな駅で降りているかもしれないじゃないか。たとえそれで犯人を捕まえられなくても、「ぷ。こんなもん買ってやんの」って溜飲が下げられるかもしれないじゃないか。ああ、6000円、イオカでも買われて売られてしまったか……。ちなみにJR東京駅の落とし物にはまだ訊いてません。訊いても寄れないし。
風邪、咳が出ます。そんなにツラい咳ではないが、面白いぐらい部屋の乾燥状態に比例した量が出る。会社がいちばんひどかった。風呂場では全然出ない。自宅は会社よりは少ない。人間湿度計。ちなみに会社は三日間ポテチの袋を開けっ放しで置いておいても湿気らないすごさです。
ポテトチップ・チョコレートが届きました。皮付きアーモンドチョコレートに似ている? 昼前に届いて、これ食べてたら半分だけにしても夜までご飯食べなくてすみました。おなかの膨れるお菓子だ! 鮭プリッツは鮭ふりかけがかかってるみたいな感じの味。
「キッチン・ストーリー」吹替を見た。そんなに違わないな。ハンドボールのジョークが全く違っていたぐらいかな。最後はやっぱり悲しい結末なのかなあ。私的にはハッピーになったと信じていたいのだけど。それにしても吹替ってば音が小さい。死に花の音声も小さかったんだよなー。日本語音声は小さく設定してあるのかしら。
「ゴスフォード・パーク」を見た。アガサ・クリスティみたいな推理劇。ノックスの十戒を破っているな! おうちの裏の召使いが使ってる部分の作りが最高カッコいい。使用人側にどちらかというとスポットライトが当たっている。でも全員主役。皆がそれぞれの人生を持っている。そしてそういう設定は使用人側に有利に働くのだ。こういう映画は美術にどうしても目がいく。英国貴族の話大好き。歴史の恥部だろうと何だろうと目がいくのだ。ヘレン・ミレンは「カレンダー・ガールズ」で主役をはっていたが、全く違う印象だわ。マギー・スミスは貴族を演じると完璧ですね。何となく働かなくちゃ……という気分になりました。
風邪ひいた。ぬー。朝起きたら猫に綿毛布取られてたりとか足だけはみ出てて攣ったりとかしても平気だったmteraさん、いったい何に負けたのでしょう。昨日間違って「ドライ」になってたエアコンの下で本を読みつつ寝てしまったあたりでしょうか。
どうしても食べたくなったので、コロッケ作った。シーチキンコロッケ。コロッケ、肉なんか入れたことない。シーチキン入れたのがさっぱりしてて好物なのだけど、売ってないから自分で作るしかないのだ。あのレンジクッキングツールが来てから、ちょっと料理するようになりました。何作ろうかなーと考えて、食べたいものがレンジツールで作れないとしょうがないから火で作るのです。あ、でもジャガイモ茹でるのに使ったなあ。
NHKで「武者修行」を「ぶしゃしゅぎょう」と読んでいた。オンライン上の辞書を見ても「むしゃ」なんだが、どっかの辞書では「ぶしゃ」なんですかねえ。単にアナウンサーが間違ったんですかねえ。
「死に花」を見た。萌えなかったな……。話が破綻しているのが問題か。なんだか行動が支離滅裂なのだ。特に山崎努の役柄。だいたい求めているのはこういう元気の良さではないし。しみじみーとしてほのぼのーとするのが好きなの。17億盗んで、その結果は預金者に跳ね返りよ?それで無邪気に喜ぶような老人は私の求める爺さん像ではないのだった。つか山崎努の役のそのぼけ方はマズイ。その唐突さは老人性ではなくアルツハイマーではないのか。「嬉しそう」とか和んでいる場合ではないぞ。
それより「キッチン・ストーリー」への萌えが止まりません。ほんっとーに爺さんしか出ていないのに。是非見て下さい。萌え対象じゃなくても感動すること請け合いです。何で劇場に行かなかったのか!と後悔しまくりでパンフレット求めてオークションにアラートかけてしまいましたよ。ああでもこんな映画のパンフ買ってくる人は売らないんだろうなー……。また見たい。何度でも見たい。予告の字幕が本編字幕と全然違ってたのが気になる。今度吹替で見てみよう。
昨日読了:『隅の老人の事件簿』バロネス・オルツィ/深町眞理子訳 創元推理文庫 580円
意識してなかったがこれも老人か。こんなにシニカルな展開だとは思ってもみませんでした。キャラクターは知っていたのに、話は読んだことがなく。職業はいったい何?裁判ウォッチャー?のような行動力を見せる隅の老人。口調も厳しく、イラストで見かけるようなしなびた感じは全然しません。むしろ若いのではないのかこの人は。うん、若いという方が展開にもしっくりくるなあ。話は短編で、古典なので目新しい感じはしないけどしっかりした基礎を読んでいる感じでOKです。
本日読了:『犯人に告ぐ』雫井脩介 双葉社 1600円
警察小説。普段読まないタイプの小説ですが、横浜が舞台なのでつい買ってしまいました。こういう話は土地勘がある方が面白いですね。テレビで公開捜査を行う話で、捜査が行き詰まるのと同時に途中でだれますが、ささやかな手がかりから犯人を足で突き止めるくだりは警察小説の面目躍如です。殺人が進行しているわけではなく、犯人はもう犯行をやめている状態なので、捜査の方に集中できるのも賢い構成ですね。止まった犯行のため陰惨な気分になることもなく、結構楽しく読めました。犯人じゃない悪役はとても気分よくないけどなー。