外面如菩薩内心如夜叉

旺文社を見ていたらすごいページが。子供に起業家教育……！　なんておそろしい。

昨日読了：『子どもの王様』殊能将之　講談社ミステリーランド

いいのかこんな本子供向けに出して。実際買うのは大人だろうが。悪を退治する話というのはよくあるが、その正体を子供が認識していてなお退治するというのは……。大人が「あのとき勇気を出してれば」と回想するのはありだろうが、間違った方向に進むなよ。

よくわからないんだが、どうして拉致被害者の家族が「帰国」なんですか？　「来日」じゃないの？　被害者は日本国籍持ちだから帰国でいいとして（行方不明で抹消されていたとしても復活はされるし）、今彼らは日本国籍持ってないだろう。だいたい、本人達の希望も聞かずに勝手に「帰国」といいたてるのは、国と周囲が勝手に運命を決めている点で何ら相手と変わらないのではないか。まず日本に来てもらい、どうするのか決めてもらい、日本国籍を取得しますという話になって初めて彼らは日本人だ。成人なら勝手に日本国籍を付与するのもできないはず。別に日本に呼ぶというのに異議を唱えているわけではないし、来たいのに来られないのならそれは十分努力すべきだと思うが、それとこれとは話が別だ。勝手に子供の意思を決めるんじゃない。

医療保険に関しては、全部ネットで資料請求したのだが、日本の保険会社数社がアプローチをかけてくる。んー、自分が類似業種の裏方をしてるから気持ちも仕組みもわかるが、それがイヤだからネットで請求したのに。聞きたいことがあれば自分からアプローチする。携帯番号書かなくて正解だった。しかも、本日新聞受けに入っていた名刺には「シニア・ライフ・コンサルタント」と肩書きがついていた。……失礼だわね……。

インコかわいいーー！　イヤなことがあったんだが、あの２、３分で超和んだ。バルンバ帝国編のビデオはないのか！

レポートその５：やぎのアイスクリーム　（福島・自然の杜／みちのくグリーン牧場）

すっかり載せるの忘れてた。やぎミルクに烏骨鶏の卵という材料にはいかにも濃くてくさそうと思ってしまうが、まったくすっきりしていた。アイスクリームというよりアイスクリンという感じ。

明日は５時起きなのでもう寝ます。

阪神ファンは楽しそうでいいですな。明日大阪は休みですか？　たぶん鎖作ってる警官にも阪神ファンがいるんでしょうね。用事があって７時頃母親と電話してたら、まだヤクルトは負けていないのに「すでにテレビは阪神しかやってない」と言っていました。うちの父親は兵庫出身なのに巨人ファンで（ばりばりに長嶋世代）、叔父も巨人ファンだそうです。

ごっきーがいるーーーーーーーーー！！！

9/8読了：『江戸の絵を愉しむ』榊原悟　岩波新書　780円

屏風や襖絵、掛け軸あたりまでは非常に調子がよかった。視点がそのキャンバスの活かし方というところにあるので、他の絵を見るのにも応用できる内容になっている。他の絵にも興味がそそられる。だがしかし、途中でポンチ絵みたいなのに話題が移ってからは、ホントに楽しみ方が「愉快」という方向になってしまい、また俎上にあげているのもずいぶん特殊な絵ばかりだ。残念。

9/9読了：『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本』向山淳子・向山貴彦　幻冬舎　1300円

タイトルからわかるとおり英語を学ぶ本なのだが、そんなことは全然関係なく、猫がかわいいと聞いたので買った。これは猫がかわいいというよりも猫の飼い主がどんなに愚かかという本だ……！　亭主（猫）がどんなに粗暴でわがままであっても「meow」と一声甘えられればもうすっかり許してしまう妻（飼主）って感じで。英語の入門本としてはどうなんでしょうか。一応この程度は読むのに不自由しませんが、こんなふうに教えられると私はかえってわかんないです。てか辞書はひいた方がよくない？

9/10読了：『ビッグ・ファット・キャットとマスタード・パイ』向山貴彦　幻冬舎　900円

猫に騙されている飼い主は多いらしく、独立して絵本のようになってしまった続編。解説もついてるけどメインは物語です。絵描きの人のデブ猫っぷりがとぼけていて可愛いんだよね。不細工でデブでわがままで、と猫の飼い主は自分の飼い猫の悪口をとても幸せそうにいうものです。このCatもそれに恥じない傍若無人っぷり。飼い主エドの波瀾万丈人生も注目。解説はコラムは結構楽しいかも。

今日はお仕事でした。この程度で振休がもらえるなんてステキ……。

猫の遊び道具に釣り竿みたいなのがあるんですが、それを振り回すと猫は「けくけくけくっ」とおまえはキマイラかというような奇妙な鳴き声を発します。窓の外の鳥を見ていてもそうです。そんな声を出していてはすぐ相手に気付かれると思うわ……。