外面如菩薩内心如夜叉

猫を入れるために買ったわけではない。

クラフト棚。組み立て式。抽斗の間仕切りにしようと思って買ってきた。ぴったり。さあこれでタンスからはみ出ないだろうか。

近くのガストがいつのまにかなくなっていてびっくり。なのにケータリングのチラシは入ってくる。いったいどこに移動したのか。

あたたかかったので、ダイソーまで行って来ました。伊勢佐木町は安売り路線の道を歩むことに決めたらしく、訪れる毎にディスカウント店舗が増えている。バスマット買いに行ったのですが、直前に100均ものでクラフトするサイトなんか見ちゃったおかげでいらんもんいっぱい買って来ちゃった……俺は根気がないのでクラフトには向かないってのにな……。

旧ムーミンのビデオが見あたらない。素でどこにやったのかわからない。同時に人に貸した２本はあるのに、残り３本がどこかに紛失。大丈夫か俺の記憶力。

本日読了：『リドル・ロマンス』西澤保彦　集英社　1700円

ああもうニシザワ氏はどうしちゃったのか。パズラーをやめたのか、という以前に、あなたは森奈津子ではありえないのに、とひしひしと思ってしまうのです。転身しようとして失敗してる感じ。すごく下手というわけではない、ではないが、人真似という気がしてしょうがない。解説の篠田真由美は彼女がこんなん書くと本気っぽくて怖いです。

また例のかまってちゃんが表の掲示板に書き込んでいるなあ……ハンドル変えればわからないと思っているのだろうか……。そもそも前回の失礼を謝りもせずハンドル変えて「はじめまして」とか言って掲示板の宣伝を書き込む時点で礼儀違反であるということがわからないのだろうか。すごくからかってみたい衝動にもかられてるんですが、とりあえず放置プレイの方向で。

特技があります。卵を茹でると素晴らしい半熟卵が作れるという特技です。今日はサンドイッチ用だから、と完熟卵を作ろうと思ってもなぜかそれはそれは美しい半熟卵ができあがるんだよ……！

踏んで壊したんだが、だましだまし使っていたドライヤーが煙ふいた。

違う病院に電話したら応対がすごく好感が持てたので、そちらに乗り換えることにしました。さて鬼が出るか蛇が出るか（よくない）。

一昨日読了：『フレームシフト』ロバート・Ｊ・ソウヤー／内田昌之訳　ハヤカワSF文庫　880円

小説としてはすごく下手だと思います。ハンチントン病の疑いがある生物学者が殺されそうになり、その背景を探る……という話なのですが、パートナーの能力はＳＦ的な必然性なくその後の彼らの苦境を和らげるために存在するようにも思えてしまうし、企業の不正を暴くところなどは戯画のようだし、ラストではあまりにも主人公たちができすぎているし。でも、いい話なんです。ソウヤーは筋金入りにいい人なんだと思います。マイノリティに対するやさしさが中途半端ではない。厳しさが存在することは重々承知ながら、未来に対する希望を失わない。人類が善であることについてはかりしれないほど楽観的である。娘のエピソードに関しては北川歩実の作品と似ているのだが、その始末の付け方が全然明るく読後感は爽やかだ。根本を貫く精神は、「この先にはいいことが絶対待っている。自分がそう望む限り」。この自助努力という概念が入っているのがいいんだよね。

本日読了：『フラッシュフォワード』ロバート・Ｊ・ソウヤー／内田昌之訳　ハヤカワSF文庫　840円

21年後の未来を2分間だけ見てしまったら……というお話。楽観的な未来を信じるソウヤーがどんなふうにこのテーマを料理するのかはそれだけでも興味がわきますな。日本人の女性が大きい役で出てくるんですが、全然違和感ありません。他の、ギリシャ人とかもきっとその通りなんだろうなと思います。未来を知ることの戸惑いが、とても率直に描かれてます。だけど、ＳＦ好きが考えるオチも裏切らない。「その日」の第３章をめくるのが待ち遠しかったです。ミステリになっているのもうまい。最後のあのビジョンはどうかなあと思うけど、満足です。

ソウヤー、いいよ……。もう遅いのでちゃんとした感想は明日に送りますが、とてつもなく不器用だがとてつもなくいい人を見ている気分です。

皮膚の薬がどっか四次元にいってしまっているなあ……。発明しなくてもうちにはどこでもドアがありそうだなあ……。

会社の業後にこっそりとかネットカフェとかでExcelを使って署名結果をまとめていたんだが途中でどんどん増えてきちゃってるし、この作業をやるたびにこっそりやったり400円払ってティーバッグ飲みながらとかで作るのはツラい……とやっぱしCGI化することに。xreaはDB使えるがとりあえずいつまで私がまとめるかわからないのでフツーにtxtを読み込みグラフ吐く形で。いや、あんまし作業が遅いのでいつリコールされるかとひやひやびくびくなんですが。名簿集めの詐欺とかじゃないですから！

ちなみにIMASYの３月解散は延びそうなので移転はゆっくりと〜。敵は睡魔。

月曜日から酔っ払い。

獣医さんに電話したら、とくとくといろんな可能性を説かれ、「手術してみて治らなかったら問題なのでなるべく痛くないように一緒に考えていきましょう」とかって言われた。もう俺のレベルとしては睾丸摘出をやってみないと納得できないのですが。非行少年の子供を持って「心中するか？」って目がすわってきてる親みたいな気分です。外に出ると笑って話してますけどね。飼い主のメンタル面も考えていただきたいのです。

一晩一緒に寝るとなんだか許してしまうあたりがまるで悪い男に騙されているようだよ！

カバン買ってきた。使い捨てっていってもなあ、500円で買えるものじゃないしなあ。頑張って維持したい。春が終わるまでぐらいは。バスマットは早速やられてしまったが。この状況で何が問題かって精神が蝕まれているところだ。すでに、何か自分の大事な物が浸食されることについて守る気が失せかけという、まるで戦争時の民衆のような心理に陥っているわけだがそれはあまり健康な精神とは言わない。さらにときどき、「家中にトイレシーツを張り巡らせてみるというのはどうだろう」とか夢想しそれを実行する一歩手前まで来ているような状態だが、もし実行してうっかり事故で死んだりしたら、死後自室に入った人は俺の正気を疑うだろう。何か打破できる方策を見つけなくてはいけない。……やっぱり手術を考えた方がよいかも。

今日買ったＤをぱらぱらっとめくっていたら、どうやら「ストライダー」という登場人物がいるらしくて思わず「ぷ」。どんな人かちょっと期待。

本日読了：『スタープレックス』ロバート・Ｊ・ソウヤー／内田昌之訳　ハヤカワSF文庫　800円

またこれはスケール（文字通り）がでかいなあ。適切な文脈で出てくる適切なＳＦ用語っていうのはとてもドキドキします。ダークマターとか。最初のさわりの部分でどんな絶望的な状況が発生したのかと思えばやはりソウヤー、割と明るい冒険譚でした。ちょっと詰め込み過ぎか？という気はする。解説に「あっけらかん」という言葉が使ってあったが、まさにそういう印象を受ける。ダークマターと意志の疎通ができるというのもすごくあっけらかんとした設定といえば設定なのだが、それが持ち味だから。ところで……ジャグとキースの関係性に萌えを読むようなのは私だけですか。ジャグってのは六本足の豚のような面をした喧嘩っ早い宇宙人でキースってのは禿げたおっさんなんだけどさ。