2001/12/15(土) |
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▲本日購入:『$はじめちゃんが一番!5/6』571『$Wジュリエット・9』390『$エキストラ・ジョーカー』560『$はぴぷり』880『哲学者かく笑えり』495『世界王室最新マップ』638
- 明日は朝から労働。と思っていたら母親から「ムーミングッズが届くよー」というメールが。午後出に急遽変更。夜更かしオッケー。
- 今日はゆいのフラメンコを見てきた。全員衣装新調してて、なんだか踊りにも自信がついて見えた。ところで皆さんはフラメンコと聞くとどんな踊りを思い浮かべるでしょうか。私は、ゆいの舞台を見るまでは「薔薇の花をくわえてカスタネット手に踊る」と思っていた。たぶん大勢の人がそういうイメージと思う。本物はぜんっぜんそんなことはしないです。薔薇はともかくカスタネットも滅多に使わない。今日も扇は一人いたけど他は小道具なし。そして歌も全部ひっくるめてフラメンコといいます。よってフラメンコには歌のみという演目も存在するのだ。一度も見たことがない人は知らないだろう。だがそれなら、多くの日本人にあのフラメンコのイメージを植え付けたのは、いったい何?
- のぶこさんに連れられた大学の友達がついてきていた。5人も。およそ10歳違う彼らの世界は不思議だ。私なら10歳上の大学の同級生が「今度ともだちがフラメンコやるんだけど見に来ない?」と誘ってきても絶対行かない。のぶこでさえ「行かないね」と言っていた。フラメンコに対する興味はおいといて、友達の友達は他人であるのでどう対していいかいろいろ考えると面倒じゃん。だが彼らは嬉々としてついてきてしかも素でけっこう感動していた。ああ、なんか彼らの方が得だなあ。
- 久々に会ったいりことのぶことくっちゃべる。いりこは紅茶店の貿易事務をしている。
「うちの紅茶を使いたいって、特撮ヒーロー物と、女優がやってるちょっとえっちい恋愛トーク番組から申し出がきたんだわー。後者はいいけど」
「いや、紅茶の購買層と重なるのはむしろ特撮」
とのぶこと力説してしまった。たっかい金出してね、スタバ全盛の今、わざわざ紅茶を手に入れて飲もうなんてのはマニアックなのよ! 誰から何と言われても自分の趣味を押し通すぐらいの強さがないとめんどくさくてやってられないっすよ。私なんかおいしい紅茶を飲みやすいがために横浜に住んでいるという一面もあるからね! 特撮についているある程度経済力のついた女どもを狙え!マジで、マニアの方が紅茶率高いと思うんですけど、どうですか?
- メフィストをぱらぱらっと立ち読みしていたら、JDCの設定をオープンにするから作品を寄せろという広告が入っていた。本気だったのか講談社。会社ぐるみで同人誌を作る気か。正気に戻れ。
- クイーンアリスで「ヴァンピール」というケーキを売っていたので思わず買ってしまった。カシスかなんかのソースとチョコの層で「赤と黒をイメージしました」と。なぜ素直に血と夜といわん。でもケーキはあんましおいしくなかったです。やっぱし吸血鬼じゃないと味わえないのかしら〜。
2001/12/14(金) |
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- うな丼が食べたい。と思って帰りてくてく歩いてコンビニに行った。今日はぬかりなく財布を持っている。どうもタンパク質が足りてないみたいだ。肉!ってなものが食べたくなっている。で、ポテトとうな丼買って帰って全部食べた。食べ過ぎて気持ち悪いです。
- 母方の実家が冬の日本海の荒海に面した断崖絶壁の腹にある。岩肌を粗くくりぬいたくぼみは、入り組んではいるものの、中に入れば相当広かったはずだ。真夜中にならないとつかない車もすれ違えない細い道でしか行けない不便なところで、黄色い灯りが岩に穿たれた穴から漏れている。そこに着くとおばあちゃんが出迎えてくれた。私はその何かトンネル内の灯りにも似た光を見て、「ああ、もう海に落ちる心配がないんだ」とホッとする。
という夢を小さい頃に見たのです。ちなみにホントに合ってるのは前の道が「車もすれ違えない」というところだけ。おまけに愛知です。幼い心で考えても「どこの妖怪城だ」と思うに決まっているような描写ですが、そこは夢の持つ力の恐ろしいところ。実家に行く途中の車で「おばあちゃんちって岩にあるんだよね」と母親に確認をとって困惑された記憶があります。私も困惑しました。ちょっとそれが嘘だということが信じられなくて、きっと母親が都合が悪いのでごまかしているに違いない、と思ったぐらいです。
夢は現実と変わりない力を持っている。どんなにばかげていても、経験したことってのは力強い。私にとって断崖絶壁の実家に行ったことは経験した事実と変わりがないのです。今ではつじつまが合わないためにそれは夢だったと理解しているけど、そーゆー夢を見たという記憶は吹っ飛んでいるので、夢と現実をわけているのは、後から経験された事実による反証しかないわけです。だから、いまでも、ときどき、あの断崖絶壁のおばーちゃんちに遊びに行きたくなるときがある。今からここに入るんだと思うと違う世界に連れて行かれるようで恍惚とした気分になった(そんなチビの頃から!)。たとえ夢でも、あそこに入っていたら、何かが変わっていたんじゃないだろうか?と思ったりもするのです。
- 本日読了:『写楽殺人事件』高橋克彦
解説が最悪。ほぼすべてのあらすじをばらしている。写楽の謎を追いかけるくだりは楽しいけれども、途中であれ?と思った。文系の論文ってあの程度の資料でいいのですか? 状況証拠ばかりしかないように思えるんだけど……。理系の発想としてはその画集の素絵を探し出さないといけないように思えてしようがない。でなきゃ画集を炭素測定にかけるとか。そういうことをしてからでないと論文なんか出せないと思ってしまいます。まあそれはさておき写楽の謎解きはなかなか面白いです。説得力はそんなこんなで勇み足っぽさを感じるが、最後の彼の叫びは学界と呼ばれるところに属するものすべてに聞かせたいぐらい、正論でかつカッコいいです。その後に続いちゃうとオチは弱いかな。
2001/12/13(木) |
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- 牛丼が食べたい。と思って帰りてくてく歩いてらんぷ亭に行った。誰も客がいないところを勇気出して店に入る。レジ前でカバンを開けると会社に財布を忘れてきていました。たった270円が出ない。「すいません、財布忘れました」としょぼんと言ったら「お待ちしてますから!」とあたたかく送り出されてしまいました。待っていただけるのはありがたいですがこれは当分行けませんね。
- 久々にポスペ立ち上げて受信したら34通たまっていた。デスクトップが添付ファイルで埋まった。ペットアドレスHPから全面削除しようかなあ。
2001/12/12(水) |
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- そういえば8万円より高いものあるじゃん。Mac。(さらに↓)
- 最近、朝、目覚めると顔の両脇に猫がいます。死に水をとろうとするかのように覗き込んでます。ぺし!と叩いては、すりすりっと顔中撫でてきます。間違って爪を出さないでくれよ、と思いながら寝返りを打って逃げまくり、7時の目覚まし時計から40分近くぺし!ぺし!に耐えつつごろごろごろごろしてる私がいちばん強者です。
- どうしよう……ハリー・ポッターのカレンダーボックスがうちにあります。すげ嬉しいんですけど。どうもありがとう! ポスターの写真ではハリーの瞳はちゃんと緑です。そういえば、リー(クイディッチの実況してた子)が黒人だというのは知っていたので、東洋人もいないか!?と目を皿のようにして映画で探したんですが、見つけられなかった。やっぱり東洋人は魔法使いより仙人になるんですかね。
2001/12/11(火) |
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- さむー。風呂場の排水がまたいっぱいいっぱい。こう詰まるようじゃあなあ。と思ったけど2年で3回ですか。許容範囲かなあ。とも思ったけど初めて掃除してもらったのは今年に入ってからだったのでは。うーむ。とりあえずまた呼ばねばなあ。今度は違うとこにしてみようかなあ。怒られちゃいそうだし。←と思うあたりがすでに負け。とりあえず仕事終わってからでないと無理。
- 昼にエビチリまんと焼きうどんとたらみを食べたら、たらふくすぎて3時間ぐらいぐったりしていた。ダメじゃん。この中で何と何を食べるか、と訊かれれば、とりあえずたらみを真っ先に答えてしまうだろう。やっぱりかなり負けてる私。
- 本日読了:『鏡の中は日曜日』殊能将之
超アクロバットな前作からどうけりをつけるのかなあと思ったら、オーソドックスな本格に戻った。というか『ハサミ男』に戻った。というとネタバレ? かなり似てる。こことここの場面は同じでこことここは違う、という形合わせパズル的な要素もあるところとか。最初の浄妙寺の記述は作中作でもないのに嘘が書かれているからフェアさに欠ける。でも『黒い仏』より全然好み。人間描写もいい感じなんだけど、前回の裏切りが大きすぎたので、ちょっとほろっとさせといて嘲笑おうってんじゃないだろうな?なんて勘ぐっちゃう、すっかり狼少年扱いです。
2001/12/10(月) |
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- スリーエフに寄ったらサンタが品出ししていました。
- やばい。このままでは年末にやめられない。年末に「お世話になりました」っつって冬休み明けて来てみたら「いるじゃん!」ってのはかっこわるさ爆発なのでせめて冬休み中には終わらせたい。てゆーかオレに全部終えさせようとしないで引き継ぎしてくれよ。
引継資料……家で作るしかないのか。サイト廻りやめないとなー。今日も気がついたら2時間サイト廻ってたよ。あうー。
2001/12/09(日) |
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- 菜香グループからDMが来た。中華街発行の冊子も入ってたんだけど、それに載ってる一コママンガ。「<グルメ人の姿勢>静かに飲らせてください。」と書いてあって、北京ダック食ってる人が部屋に突っ込んできた飛行機にむっとしてる絵。大胆な……。事なかれ主義の日本人では絶対描かないわこんなの。
- 「メトロポリス」を見ました。ゲームみたい。いや、率直にいってFFみたい。私は今FFやってるんじゃなかろーかと心に再確認しなくてはならないことが山ほどありました。ロングで街を映してるときとか特に。音楽やカメラワークも似てるんだよなー。ティマが自分を人間と勘違いする過程とケンイチがティマを人間と勘違いする理由がよくわかんないので後半の説得力にちょっと欠ける。記憶喪失は普通代名詞の使い方も忘れちゃったりはしないものよ。話の筋としては素敵なのでもう少し余裕があればなあ。というか主人公三人の演技が。脇がベテランばかりだからまた素人声優が目立つ目立つ。ロックが楽しいキャラだなあ。義理のお父さんをストーカーしたあげくかなりいっちゃった言動で最後にはロボットに殺させるぐらいならとお父さんと自爆。ホントに親子なのかおまえら。実際のところ「こんなんロック様ではない!」という評をよく見たのだけど。私は手塚作品に特に馴染みがないのでそんな人なのかと思ってしまうわ。
- 「安楽椅子探偵」の第三弾も出てたので買った。やっぱりこの回はぬるいよ。次は三月頃、また大阪ローカルらしいです。
- 本日読了:『最後のディナー』島田荘司
ミステリではないですね。横浜観光案内みたいな気もしてくるわ。石岡君は関口君とタイはってミステリ界双璧のダメ人間で、里美ちゃんはきっといらいらしてると思うよ。石岡君が自信持ってくれさえしたら、二七歳差は関係ないのに。御手洗君に捨てられてからというものの、石岡君はめっきり卑屈で。でも話としてはなんかおもしろいです。バラエティに富んでて。御手洗がいるときより面白いかも……。