外面如菩薩内心如夜叉

• 結婚式でもあったのか、着物を着て創価学会ビルに入っていく人たちがいました。自分と同じぐらいの年代だと思われますが、その歩き方がまたみっともない。前傾になってしまって足捌けてない。急ぎ足の現代人には着物はやっぱり無理かもなあと思う一場面でした。

• 最近はやりのチョコが大量に含まれるクッキー。最初に出たとき食べて、すごいうまい！と思った。それは私だけではなかったらしく、他の会社にも派生していろんな種類が出た。一応全種食べるようにしてます。チョコの比率が変わっただけの場合でも。で、キャラメル味の袋入りのやつを食べててふとパッケージに気がついた。とうとう「チョコの中にクッキーを入れ」と立場逆転していました。チョコ成分60%だから当然だけど。

• Yahoo!のフォトニュースを見てたら、「仙山線同名の駅・仙台市青葉区愛子（あやし）駅」というのがあった。仙台で愛子と書いたらそれは「心の眼で見よ！」の人の妻だろう。他の人にちなんでつけられたと思われる名前を、他の人の名前と一緒と言ってピックアップするのは何かが違うような気がしてならない。

• ハリポタは次回送り。

• 本日読了：『黄昏人の王国』菊地秀行

  超久々の読了。途中『漂流船』とか『レッド・マーズ』とかに手を出していたんだけど呆れるほど進まず。これはピンチヒッター的に読みました。菊地さんの吸血鬼中心叙情短編集。叙情といっても、これがコバルトに載っていたのかと思うとそれはそれで驚く。かなり昔の作品なので、文章が丁寧で凝ってる。でもちょっと省略しすぎで懲りすぎといった表現が多く、すべての文で行間を読まないといけないぐらい。私が好きなキクチ表現は、出会った娘を見て
  「街の西にある青いホテルの客だろう。他の建物に入っても似合いそうもない」
  こんなの。２つの短い文で、娘とホテルを直接描写することなくそのイメージを描ききっている。でも連続するとちょっと読んでる方が息切れしてきちゃうのだ。好きだけど。不思議少女・ちょっと悪い少年・幼なじみの元気いい少女の三つ巴はたぶん好みなのでしょう。私も好みです。

本日購入：『最後のディナー』800『鏡の中は日曜日』820『オルファクトグラム』1600『写楽殺人事件』590

• はははは。８万円のアレが来ちゃったよ。ボーナスもらえて良かった。ルパンSecond-TV Boxです。10万円が２割引で８万円。この値段になると20%OFFが死ぬほど嬉しいです。8万円あったら布団を買えと言われました。もっともです。ソファより高いやん。いや、考えてみるとうちの中でこれより高いものって存在しない。うわ。考えれば考えるほど愚かさが。私は休業中DVDを見る以外のことができるんでしょうか。
  まあ、あと３月までで購入予定立ってるDVDは「猿の惑星」「〜Ｄ」「メトロポリス廉価版」「ウォーターボーイズ」だけなんでそろそろ一段落かと。そういや、NHKの人形劇三国志出るらしい。私は三国志皆目興味がないので別に欲しくないけれど、「興味なくてよかった！！」と雄叫びをあげてしまうぐらいあの人形は美しい。でも今いちばん出てほしいDVDはフジの昔の深夜番組。特にマエストロ希望。ボレロがもいっかい聴きたいです。

• グミティスターのうらてらです。新製品の「カラダ気づかう健康グミ」を食べた。……気持ち悪う。周りにぷつぷつがついてるんです。たらことか数の子とかそういう魚卵類と同じ触感。ぷつぷつには味がないのに何のために。でも昨日電車に乗っていて、ふと気付くと思い出して触感を反芻してしまっていた。罠？

• ハリー・ポッターは都会の童話だよな、ということを考えているのだけれど、それはまた明日にでも。

• 明日は労働です。

• BOOK OFFから計算結果がきました。7610円。おおっ、すごい。予想以上！　3000円いけば大出玉と思っていた。唐沢商会とかのわりと単価高い本を出したからだろうか？　詳しく見ると　値段ついた商品214冊。１冊あたり35円。「集めるのにいくらかかったんですか？」と訊くような人は思いやりがありません。

  値段つかなかったのが18冊。この18冊が気になります。１冊折れは見つけたからそれを除いた17冊。でもBOOK OFF相手にこの勝率はよくないか？（BOOKOFFの査定に詳しいわけではないけど）自分の保存っぷりに自信がついたよ。

• おばさん二人組がほろ酔い気分でバスの中全体に響き渡るような声で会話していた。二人の年齢は、シルバーシートが空いたときに、一瞬の間をおいて３歩離れたところから「座っていいかしらね〜」といいながらうきうきと座るぐらい。髪は染黒。かなりいい気分らしかった。飲み過ぎちゃったかしら？てなよくある導入から始まったが、会話はあらぬ方向に進んだ。

  「私はあのオオ○キ君がお気に入りなのよ。丁寧でかわいらしいわ」
  「このまえ××（聞き取れず）って言ったら遠慮深く断っていたのよ。でも私は今日の新しい子がいいわね。トイレまで先導して案内してくれたわ」
  「あの子もオオ○キ君も１０時まででしょ。その後はもっと低レベルの若い子たちに交代だから残念なのよね」
  「でもワイン15000円はちょっと高かったわ」
  「そんなもんよ」

  あなたたちいったいどこで飲んできたんですか。

• ボーナスが出ました。ちょっとびっくり。しかも今回査定がなかったもんだから、夏とまったく同じお値段です。かなりこわい。年末まで馬車馬のように働けということでしょうか。労いの気持ち、なんてことを信じるほど人間素直じゃないんで〜。まあ残りわずかがんばりましょう。

• 携帯にシークレットメモリとかってあるじゃないですか。いわゆる「お気に入り」にもそれがほしいです。あなたのマシンにも「これでは死ねない」というようなリンクが入っていませんか。私もゴーストになったら恋人や犯人より真っ先に自分の後始末に走りたい感じです。いや中身見ると別にたいしたことない（ハズ）んですが、なぜそんなタイトルをつける。みたいな。それに私基準で健全なのであって、HARUKAさん基準でいけば（いきなり引き合いに出すな）いかがわしいんだろうな……。

• 最近乗り物に激しく弱い。普通に乗ってても最後の行程では必ず酔ってます。本を読むとものの５分で気持ち悪くなるので全然読書が進まない。それはさておき昨日の帰り。渋谷に入ってきた電車には、乗り過ごしたおじさんが一人残されていた。同じぐらいの年配の人に起こされ、「あ、菊名でして」と恥じ入っていた。菊名で降りるはずを乗り過ごしたとは大変ねえ、と思いながら隣に座った。そしておじさんは、今度はちゃんと起きていた。なのに、菊名に止まっても、降りない。ばっちり目を開けて外見てるのに降りない。「？」と思っていたら、横浜で降りた。……菊名から乗って横浜で降りるはずだったのか？　それはまた豪快な。

  土地鑑のない方へ：東横線急行電車停車駅
  桜木町―横浜―菊名―綱島―日吉―武蔵小杉―多摩川―田園調布―自由が丘―学芸大学―中目黒―渋谷

• ドンキで買ったポテトが、ローソンポテトの味がします。

• 電話番号を知らせると書きましたが、まだ全然告知していません。なぜなら、かけてきても繋がらないからです。モデムにつなぎっぱなし。２分配持っているし、電話線なんか１０本ぐらい持っているけど、めんどくさいのでやりません。接続は接続でなぜか最近０時台になるとIMASYによく蹴られてます。ISDNだったときはそういや接続が安定していたなあ、と56Kモデム生活２週間にして懐かしく思います。てゆーか56Kモデムが２週間もになってる時点でかなり計算違い。いや諦観通りかも。

• 雄猫の多頭飼いがこんなにたいへんだとは。油断するとすぐやられます。一カ所カバーしてもすぐ次のところへ。机の脚にやられてしまいました。てめえは犬か。シーツなんか毎日です。まるでベルサイユ宮殿のようです。糞尿の匂いを強い香水でごまかすのです。発情期より匂わなくなりましたが。本を読むと、猫はアルミホイルが嫌いらしいので一度したところには貼り付けるのも手、とあります。８ｍ88円ぐらいなので家中に張り巡らせることも不可能ではないですが、人間だってアルミホイルのわしわしした感触は好きなものではありません。わちは相変わらず変な声で始終鳴いているし。

  何が苦痛ってワタクシ自慢じゃないですがもともと感情の起伏もほとんどない方なのです。ここでミーハーぶっこいていることはよくありますが、あれは誇張表現というやつで、実際に騒いでいることなんか滅多にありません。一人暮らしでそれをやってるとコワイですしネ☆！　それがイライラとさせられて跡を見つけるたびに頭沸騰というのは、大変疲れるのです。怒り慣れていないので、怒ってるという状態がまた不愉快でたまりません。怒鳴りつけて投げ飛ばしてやろうかと思って抱き上げると柔らかくて気持ちいいので混乱します。猫なんか３秒後には怒鳴られたことを忘れているので、やっぱり生まれ変わったら猫になりたいです。

• ハリポタの映画の冒頭の、フクロウがいっぱいシーンと、ガラスが復活しているシーンと、ハリーがケーキの絵を描いているシーンで「オッケー！」と安心して握り拳したんだけど、そのことに言及してる人を見たことがない。とってもうまい追加描写だと思ったのだけど。原作に書いてなかったので考えてもみなかったけど、それは当然だし、うまく表現している、というような。まあ、それどころじゃないぐらいいろんな掲示板が荒れてるしな。

  今朝、わざわざめざましを見ていたら、どっか東京の映画館でスネイプ先生のポスターが貼ってありました。すげえほしい！　ハリー、ロン＆ハーマイオニー、ハグリッドのはＷＰにも貼ってあったんだけど、スネバージョンがあるなんて。そうそう、アラン・リックマンは５０歳を越えているそうですね。ハリー（11歳）のパパと同級生という設定なのに無理無理。でも好評。私もオッケーです。何しろおやじ好きですから。経歴見てるとハムレットがやれるんだからパパぐらいなんてことないですね。マクゴナガル先生も映画の姿を見るまでは原作の青い言動から「若い美人だと思っていた」人は多いみたいなので、魔法使いはマグルより早く歳をとるのかもしれませんな。おう、まさに私好みの種族やんけ！

  英国のファンサイトを見ていたら、映画のMistakeのしょっぱなに「ハリーの目がブルーグレー。緑じゃない」というのが強く書かれていた。そんなこと気にしてる日本人は少ないだろうな……だいたいロンの「赤毛」だって日本人には曖昧さね。「黒じゃない」「ブロンドじゃない」から「赤」って表現でもいいや、みたいな。本読んでると、白人の目は彩度が強く出るんじゃないか、と誤解しそうになるね。「オレンジの猫」は日本人が見ると茶色、せいぜい黄土色にしか見えないらしいし。単に、「彩度を強く表現する癖がついている」んだろうけど。風土でしょうか。

• 詰めた！　詰めたとも！　ダンボール３箱も本をBOOKOFFに送る！　BOOKOFFのいいところは、続き物の続きがなくても他の本と同じ値段で引き取ってくれるところだ。つまり私がホントに出したかったのは主に半端物。最後にはのってきて結構完結物も入れました。キレイさでは結構いけると思うんだけど。さあ、これであと半年ぐらいは困らないぞー。

• ダンボール箱をもらいに元町ユニオンまで行ってみた。裏に回ると結構積んである。甘栗の箱とかなかなかいい大きさ。オッケーオッケーと思って見回すと、倉庫の奥でおじさんが一人作業中。

  「すいませーん、ダンボール箱いただきたいんですけど」
  「どうぞ」

  あっさりとおじさんは手元のダンボールを指し示してくれた。その箱には
  「男体ほうれんそう」
  と書いてあった。

  「……表の箱もらってもいいですか？」

  何だったんだあのダンボール……。