2001/11/10(土) |
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▲本日購入:『今昔続百鬼―雲』1150『Pの密室』800『怪奇映画ぎゃらりい』552『$西洋骨董洋菓子店・3』520『$三番町萩原屋の美人・14』530
- 「ニャンとも清潔トイレ」を探して雨の横浜を歩き回っちゃったよ。4年前ぐらいに行ってたペット屋にも行ってみた。そごうのペット屋の人の群がりっぷりに驚いた。さんざん歩き回って結局東急ハンズにあったときは脱力。
- そごうでケーキを買って帰る。そごうでケーキを買おうとすると、いつも、いつのまにかアンリ・シャンパルティエのケーキ買ってる。味はそこそこいいと思うけど(イマイチ自分の味覚に自信がない)、それよりも外見が好みのケーキが多いのだ〜。
- 「グーニーズ」を見た。中国系子役の子(インディ・ジョーンズ2にも出てる。キー・ホイ・クァン)が大好きなのだー。かわいい〜〜。あのダラダラ長いコートがキュートだわ。なんて思いながら見始めたんだけど、今改めて見ると、いや他にも見所満載じゃないですか? チャンク(太った子)は勇敢でいい男っぷりだし、クールな女の子(メガネの子)の方はアンディ(ヒロイン)の世話焼きまくりでマウス(よく喋る子)にまで振り回されて可愛いし。そのマウスは泣きべそかいたりしてるし。兄弟は兄弟でうるわしいし。どの二人が絡んでも仲良くてこっちもいい気分。あだ名しかわからない奴らばっかりなところとか昔のジュブナイルっぽくていいわ〜。満足、と思って特典。音声解説「隠された秘宝」を開くと……うぎゃー、成長した彼らが!現在の彼らが!思い出を語ってくれるよ! しかも何、キー!いやああ、スーパーラブリーな感じに成長してるぅ。その細腰は犯罪だ!うれしすぎ! チャンクが痩せてる!しかもしゃべりが好青年っぽい!うれしすぎ!
ぜーはー。失礼。映画全編に渡って解説してくれるおかげで、結局続けて2回も見ることに。実はアメリカ版に彼らの解説が入ってることは知ってたんだけど、日本版では全然そんな素振りがないから入ってないのかと思ってたのよ。いやーん、宣伝へたっぴー。彼らの成長した姿を見てみたい人は多かろうに。キーはアクション映画がどうのとか言ってたけどホント? 成長後の喋りはすっごく控えめだった。ああ……(まだ嬉しいらしい)。
- 本日読了:『ブードゥー・チャイルド』歌野晶午
ハードカバーで出てたときから目をつけていたんだけど、そのとき抱いた印象と全然違っていた。もっと実験的な小説かと思っていたら、本格だった。この主人公の少年は、すごく自然な感じがする。その辺の「少年の心を描く!」なんてうたいあげてる小説よりずっと、この年の子の戸惑いとかつっぱりたいところとか素直な気持ちとか、ころころ移り変わっちゃう心理が自然に流れている。家族に対する気持ちも、「生みの親より今の育ての親の方を大事にしたいって気持ちがあるよなあ、普通」なんて普段ドラマとか見てて感じる不満を解消してくれるかっこよさ。仕掛けもそう凝ってるわけではないけれど、私は楽しかったです。
2001/11/09(金) |
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- 実家からの救援物資が入っていた段ボールを捨てようとした。よく見ると箱には
漂白・除菌剤
食品添加物 業務用
塩素系この3つの文句は単独ではどうってことないが、並んでることのイヤさ加減といったら。そして「アルボース・キレーネ○%」とある。キニーネを連想してどんな物質だろう、と首を傾げかけて気がついた。ダジャレですか? こんなイヤそうな商品がダジャレですか? そして実家はいったいどこからこんな段ボールをとってきたんでしょうか。
- こういうことを書くと角が立ちそうだから控えていたが、ムーミン公式サイトのマーケットバイヤーの人が目に余るほど暴走しているような。個人サイトならともかく、公式サイトの商品情報に来てる人が求めてるものってのはそういうものと違うと思うんだけど……楽しい文章となれなれしい文章は違うんじゃないか。そういうふうに思っちゃうのは年寄りですか?
- 本日読了:『超・恋・愛』大原まり子
恋愛じゃなくてSFが読みたいんだよ、と思いながら買ったが、ほとんどSFチックだった。解説を読んでいたら「大原さんの作品の境界線がぼやける感じが好きで」とあって、これまで大原作品の解説なんかほとんど読んでなかったのにやっぱり同じことを感じるものなのか、と妙なところで感心。それを踏まえた上で、求めるカオスが何だかちょっと違う感じは否めなかった。はっと掴んだ手応えをよく見ると幻影のような。過去作品の幻影を追ってしまうことが最も不幸なことなのかもしれない。
2001/11/08(木) |
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- 残業していると、体熱があがっていくのを感じます。自家発電しないと手足かじかむぐらい、寒いのです。
- 今日はほとんど電話してた。電話でファイル操作とか指示する難しさよ。プログラムで使用する英単語って特殊なんでしょうか。エラーメッセージを読み上げてくれっていうと、決まって、「エヌ−ユー−エル−エル……」と綴りで言われるのです。いや私も日本人なのでそれは聞いたってわからんて。Null, Exception, Value, Thumbnail, Factory。これらの単語って特殊?
- 「猿の惑星」(古い方)のDVDパッケージは、ネタバレ。思いっきり。あのオチがすべてなのに、そんな若い人を無視するようなパッケージにせんでも。
- 自分は全然無頓着なのに、猫のエサを選ぶときにはついつい「ビーフ」を避けてしまう。それが人情ってもんだね(猫餌の方が人間の食糧よりはるかに混入危険度高いってのもあるけど)。
- 本日読了:『かっこ悪くていいじゃない』森奈津子
バカ話を期待して読むんだけど、真面目なんだよなー。朝の通勤電車で読んでしまいましたが、TPOに全然合ってない話でございました。妙に淡々と、一本醒めた視点が作品を貫いている。良くも悪くもそれがこのお方の特徴で、その醒め方がバカ話に合ってると思うんだけどな。今回みたいな一歩間違うとどろどろって恋愛話だと、いったい何が幸せだったのか、その視点のせいでぼやけちゃう感じなのだ。
2001/11/07(水) |
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- 会社がやたら寒かった。今日はとうとうコートを出しました。でも家の中ではタンクトップ。
- フレッシュアイを開いたら、文字広告スペースに“「うつ」情報満載!うつネット。デジカメプレゼント”というものがあった。あまりにあっけらかんとしているので、「打つ」でギャンブルサイトだろうか、と思ったが、行ってみたらまごうかたなき「鬱」サイトだった。診断チャートとかあったけど、こんな文句に惹かれてくる人は鬱ではないんじゃないか。
- 本日読了:『Zの悲劇』エラリー・クイーン
えー、これで「Zの」というのはちょっと強引すぎませんか。それと訳が昔すぎる。もうちょっと滑らかにして新訳出せないものかなあ。推理自体はさすがに隙なくまとめているけど、手堅すぎるとも思う。Yにあった新鮮な飛躍がないんだよなー。推理を促進させるモチベーションはちょっと情に走り過ぎな印象。何首突っ込んでるんだ、ホントの仕事をほったらかしにして!って思ってしまいました。X/Yの乾いた感じの方が好みかな。
2001/11/06(火) |
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- 腰いったー。全体重が腰にかかっている感じ。あたりまえですか?
- ハリポタのワールドプレミアのニュースを読んでいたら、ケネス・ブラナーが「2作目の出演が決まっているんだ」と語っていた。ロックハート先生ですか?ロックハート先生ですね? オッケーですよ!
- 昔、はみがきの仕方を学校で講釈されたときには、丸く輪を書くようにとか、縦にブラシを動かすようにとか言われていたのに、現在、歯医者で聞くと横にがしがしと磨く方法を推奨している。時間だって昔と較べてずいぶん短くなった。理不尽さを感じる。医療なんて。
- 弁当作ろうと、冷凍春巻きを油に入れたら、炎があがった。なんでだ。油に火がつくのはわかるが、どうして春巻きを入れたタイミングなんだ。そもそも卵焼き用フライパンで揚げ物をするのが間違ってるのは大前提としても。
- 朝、ガーリック味のラスクを食べたら、胃から喉まで全部がにんにく臭いような気がした。気持ち悪くてしょうがないのでコンビニで匂い消しみたいのを買った。「外のカプセルを溶かしてください。中のカプセルは苦味があるので噛まずに飲み込んでください」となっていた。口に入れると無味無臭。と、レモンミントの味がしたと思った次の瞬間。毒かと思いました。苦いですむんですかコレは。確かに匂いはだいぶ消えたのだけれど、もしかして部屋用消臭剤でも飲み込んでしまったか、と思うような形と味だった。
2001/11/05(月) |
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- びしょぬれになって帰ってきて、上着脱いで猫にエサやって次に駆けつけやったことが電車で章途中になっちゃった本の続きを読むことってのはいかがなものか。読み終わってから愚かだわ、と思いました。こんな私は丈夫が取り柄です。
- 実家からの荷物に入っていた海苔がとてつもなくうまいです。近頃しけった海苔しか食べてなかったからより一層。ぱりぱりぱりぱり食べてます。味海苔だから塩分過多。
- 私はビデオ録画に向いていないことがわかったよ。電源入れっぱなしでタイマー動いてなかった。それに気がついたのは、三日後。
- 一缶食べ終わってしまった。
- 売ろうと思っていた本が紙袋に一山あるのだけど、めんどくさくなったので捨てようかと考えている。放り出しているうちに、猫に踏まれたりしてるし。あっさり捨てられないのは、収集に魂入れてた思い出が心揺さぶるからですね。「誰か収集してないだろうか、ちょっとでいいから見てみたいって衝動に支配されて夜も眠れないって人はいないだろうか」なんて考えちゃうのだ。
- 本日読了:『桐原家の人々・4』茅田砂胡
読み終わったとき、幸せな気分というか、安心する気分になっているのは、その年代に必要なこと、ということでジュブナイル小説としては良じゃなかろうかと。前の3冊よりこなれている感じ。番外編なのに。
2001/11/04(日) |
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▲本日購入:『$八犬伝・13』880『魔笛』3800
- あらやだ。特命リサーチ見てたら、医者に「ガス溜まってるね〜」とぽこぺん叩かれた場所を指して、ここにおならが溜まるとヤバい!ってやってやんの。倒れた事例の症状、なんかときどき心臓が痛くなったり、左脇腹が原因不明に痛かったり、階段のぼると息が切れたり(それは運動不足だろう)、全部クリアしてるよ……。最近は金魚症状だいぶ出なくなってるから、ガス減ったのかしら?
- 実家からラ・フランスが送られてきた。前日に「大きいのと小さいのとどっちがいい?」っていうから、舌切り雀の婆さん以上にがめつく「どっちも」って言ったら、段ボール2箱分も送られてきたよ……。
- 本日読了:『日曜日には鼠を殺せ』山田正紀
ありがちといえばありがちなSF、かなあ。中編じゃなく、心理とか周辺状況とか書き込めば、また違った物語になるんだけどね、ってそれじゃ『バトルロワイヤル』かな……。