2001/07/07(土) |
---|
▲
- 夜8時頃、家で真面目にぱしゃぱしゃと仕事をしていたら、電話がかかってきた。
「おーす」
「あれ?会長?どしたの」
「今タ○シが横浜にいるから会おうってさー」
「そういうあんたは今どこよ」
「名古屋」
なんじゃそりゃ。
とりあえず数年ぶりに会ったタ○シ。思わず「……頭が元気ないね」と口走ってしまいました。てへ。
まだチェックインしてないというので、ホテルまで道案内をする。ロビーで、なんと、中学の別の同級リキくんにばったり会う。すごい偶然。ちなみに私らの中学校は福岡で、二人とも福岡に住んでいるので、こんな偶然あってたまるか、ってぐらいものすごい偶然。なんか二人とも横浜の教員採用試験を受けに来たらしい。横浜は採用数がとても多いんだそうです。で、せっかくなのでみなとみらいまで連れて行った。イルミネーションがキレイだからね〜。しかし、9時なのに!他の店閉まってんのに!WPの食事処並んでるんだよ。確かに映画終わった頃ではあるけど、おそろしい。結局ドックヤードでごはん食べました。話聞いてたら、最近の中学はおそろしいねえ。私は学校の先生になるような勇気はないわ……。
2001/07/06(金) |
---|
▲
- 中華街で上を見上げると、屋根の上に得体の知れないモノがいっぱいある。銅鐸みたいなのとか。
- 次元はいいなあ。理想のNo.2やね。私はNo.2が好きなのだ。
2001/07/05(木) |
---|
▲
- 『ルー=ガルー』を読み終えた。京極の力を見た。言葉の説得力。殺人犯に対する理屈に関して同じ疑問と同じ嫌悪感を抱いている人がいて、それを言葉で表現してくれることにリアルを感じる。同じ理屈が通っているだけで、本が現実の力を備える。京極に関しては、魂が似ているとか性格が似ているとかは全然思わない。理屈が同じ論理体系に属していると思うだけだ。理屈が同じかどうかは重要じゃない。論理が力を持つところが、相似なのだ。
- 昨日から今朝にかけて、よちが発情期を起こしてわちにアプローチしていた。なんてお約束な! わちは状況に気付かず「うっとーしー何こいつ」という顔をしていた。いまはおさまっているようだ。久々に洗った途端、よちは異常行動を起こした。あのシャンプーには催淫剤でも入っていたのか。
- ここのところ、自室内ではずっとTシャツ1枚で過ごしていた。足が熱をはらむようで、気持ち悪かったからなのだが、久々にズボンをはいたら、逆に楽。体温調節の働きをするという衣服効果を思い出した。
2001/07/04(水) |
---|
▲
- クーラー修理を呼んだ。15年ぐらい前の代物らしい。部品取り替えにでもなったら買い換えた方がいいと言われた。とりあえず今回はOKだったけど、来年どうするかだな。
- 「ルパン3世」も年度によって新だの旧だの呼ばれているらしい。DVD-BOXを買ったら冊子にそんな呼び名で書いてあった。今回買ったのはPart1。たぶん私が見てたのは2以降のはずだけど、とわかっていて買った。中身確認のためにホントに箱入りのディスクをめくっていくと、いちばん下に入っていたチラシに「2001年12月 second tv, DVD-BOX 全155話収録DVD26枚組100,000円」とあった。え゛っ(冷汗)。
DVD屋の、3000円でスタンプが押されて20点でいっぱいというカードが3枚たまりました。おまけにこのカード、端数切り捨てで5800円のとか買っても1個しか押されないのよ。他に新星堂のカードも2度ほど満タンになった。計算したくないわ……。
- おいしい話をしよう。
今、横浜駅西口ジョイナス1階はバニラ戦線とでも呼びたい状態。今まで違うもの売ってたところがどんどん実演販売ありの菓子売り場になっている。歩くとさまざまなバニラの匂いがまとわりついてくる。で、新参ビアード・パパのシュークリームを食べた。さくさくしておいしい。ぺろっといける。太ってみる?
東口はイタリアン戦線。今日はクーラー修理のために会社休んじまったので、午前中はコンタクト買いに行った。帰りが昼時だったので寄ってみた。夜は高いのに並んでたりして入れないとこ〜と思ってドゥ・マルコという店。生パスタだった。おおお、うめえ。生って実は初めて食べたのではないか。乾燥パスタとまったく違う食べ物だと思う。私好みの食感だわ。パスタマシンがますますほしくなった。ランチ1000円だし、いいんでないかい。
ランチといえば西麻布でふぐやがランチを始めた。野菜たっぷりのふぐ汁が自慢。ふぐ自体は店がどうのじゃなく何だか苦味走っていて私好みの魚じゃないなーと思ったんだけど、前菜の野菜5種の総菜が貴重に美味しかった。野菜に弱い。野菜がたっぷり出てくると評価がぽんと跳ね上がる。ふぐ汁、ふぐ皮、ふぐ唐揚げにデザートまでついて1000円だし、よい。これで鱈とかだったらもっといいんだが、そんなのを好むのは私ぐらいか。しかし、西麻布のランチスポットなど開拓しても、あんまし役に立たないなあ。
レトルトカレーのハイカラ神戸のビーフカレーが美味しい。惜しむらくはドンキで売っているので、普通の店舗ではきっと流通落ちしてるだろうってところだ。
ドンキであるものを買いました。だって580円だったしさ〜。で、こんなものを作成。
かかってるのはフランボワーズリキュールだ。オトナだから。
2001/07/02(月) |
---|
▲本日購入:『$爺さんと僕の事件帖・3』520『$アンブローシアの誘惑』・580
- 仕事しなくちゃ。っていう状態になってしまった。私の元々の製作責任範囲はクリアなんだけどプロジェクト全体としてがさ……。しかし、京極を持っている日にノートパソコンお持ち帰りは苦行です。
- 今、玄関は貴族的壁面になっている。絵で壁が埋まっているのだ。ムーミンジグソーパズルばっかりですが。猫が爪を研いで壁紙危うし(てゆーかコンクリ見えてます)となったので、急遽ブロックしてみた。玄関にばかり怪しげな要素が集まっていく……。
- こないだ買ったマスターキートンのDVDを見た。オープニングでバグパイプが鳴り「おお、音楽が好きだ!」と思ったら配(ホントはくさかんむりつき)島邦明。……(NIGHT HEADの人)。そのままぼんやり見てたら監督・小島正幸。……(ムーミンスタッフ)。何かしら……この世界は実は狭いのかしら……それともご縁かしら……。
2001/07/01(日) |
---|
▲
- 土曜日は、荷物を受け取ってから仕事に行くはずだった。午前中を指定していたのだが、来ない。ドアホンの音が異様に小さくなっているので、用心のため8時に起きて、猫にとうとう落とされたカーテン洗濯して直して待っていたが、来ない。11:40頃になっておかしいなーと思って玄関に行くと、不在票が入っている。11:20に来たとなっている。またやられた。指定した時間なんだから電話入れて確かめろよ!!と思った途端もうダメ。ふとドアホンを確かめると、音量バーがあって、いちばん小さいところまで下がっていた。戻してみると叩き起こされるぐらいの大きさで鳴る。そこまで原因がわかっても、笑い話にする気さえ起きない。いや迷惑なのは3度も足を運ばされた(ホントに届けたときを入れると4度)宅配便の人の方だろうとか、努めて冷静に考えるんだけど、逆ギレ。今この場に拳銃があったら撃ってるんじゃないかっていうぐらい、なぜか知らないがむかついて止まらなかった。生ものという指定だったので、その日の午後、再配達を頼んだ。この気候である、開けたら植物は見事に萎れていたが。あまりの苛立ちに自棄になって会社行かなかったら、受け取りに出たときと猫にエサをやったとき以外、その意志もなく全部本気で寝ていた。……身体なんかおかしかったのかしら。
- そんで今日働いたと思うでしょう。朝9時に起きてカレンダーを見たとき、気がついたのですわ。……映画の日じゃん! 日曜日の映画の日なんか滅多にないぜ! (まあ、今週は休出しなくても間に合うわ、ぐらいの計算はあったのですけどね)
ホントはワーナーマイカル系じゃないところを狙うべきだったのでしょうが(マイカルは毎週水曜日が1000円で夜中までやってて歩いて帰れるからいざとなりゃ会社帰りでも見られる)、突然計画なので、WPに行きました。「A.I.」封切り直後の映画の日の日曜日。予想通りの鬼混み。朝10時にこんなに並んでるの初めて見た。横浜は朝が遅いので普通は10時にくりゃ映画の日でも日曜でも楽勝なんだけどね。で、観たもの。
「みんなのいえ」。「ラヂオの時間」より笑いを誘われなかったなあ。人が多すぎるからかもしれない。主人公の役がモロ三谷だと思います。うわ、三谷こんなこといいそう、というか。別に知り合いでもないしインタビューをよく追いかけているわけでもないのだが。雨の中出かけて職人二人の世界に混ぜてもらえなくて拗ねてるところなんか、絶対やりそう、と思った。奥さん役小林聡美でもよかったかも……。ビジュアルも前作より見にくくなった気がするんですよ。カメラがぶれるの。手でもって歩いてるのはわかるんだが、見づらい……。でもやっぱり三谷見てると人間が好きになりますね。皆、一本通ったところが素敵。私が巻き込まれたら、切れそうだけどな(笑)。
「エル・ドラド」。観る気全然なかったんだけど、「みんなのいえ」の1回をとって、いい席とれる(マイカルは全席指定)「A.I.」観るとすると時間余るなーなんて思いながらチケット売り場に並んでいたのだ(チケットは全部まとめて買った)。で、WPの売り場の頭上にはテレビが何台もあっていろんな映画の予告編が流れる。ぼんやりそれを眺めていたら、「なんかおいしそうな映画じゃないか……?」と思われたので、急遽間に挟んだ。個人的には、今日観た中でいちばん好きです。大当たり。おいしーっ。予告編では、金髪と黒髪の男二人組が始終画面に映ってて、まー楽しげにアドベンチャーしてたのですが、本編もその調子。野郎二人の友情がテーマ。しかも小柄なエキゾチック美女まで出てきて、そいつが友情のひび割れの原因だったりするんだけどイヤミにならないキュートっぷりだし、桃源郷は平和で美しいわ、最後のオチも素敵だわ、超好み。アメリカのアニメでこんなのがあるとはっ。DVD出たら買っちゃおうかな!
「A.I.」。封切り直後に観るつもりは全然なかったのに。ホラー?ホラーですか?ホラーだよね?鬼コワ。SF的ホラーだよ、これ。私以外の観客も戸惑っていたようなので、たぶん、万人に共通する違和感でしょう。皮肉?諧謔? (以下ネタバレ)だってさ、子供の代わりに作られて捨てられたロボットが、はるか未来で、母親のクローン作って、自分にもらえなかった愛を埋めるんだよ?それってものすごい皮肉じゃない?途中のロボット排斥行為とかもすごく昔的な描写。こういう設定の映画だとねえ、どうしても、自分を人間側に置いちゃうんですわ。だから、「えっ!?」ってばかりが残ってホラーになる。大原さんあたりが書いたとすれば全然違和感ないし、切ない愛を感じるだろうなーと思ったんだけど。大原さんとかだとロボット側に視点を入れることができるからね。SF的っていうのはですねー、記号がSFではあるんだけど、細かいところで「そうかなあ……」と思う設定があったり。産児制限まで起きてる世界で、紙の新聞はないだろう、とか、気になる私はSF者なんでしょうか? 月のゴンドラとかは好きだった。ジゴロロボットはいいっすね。奴の割り切り方とパラノイックな言動は何とも言えずロボット的で、ああいうところにふと、愛を感じさせる言動が混ざったりすると、ロボット愛好者は射抜かれるわけですよ。最近のスピルバーグ観てないから何ともいえないけど、らしくないという印象。これはやはりキューブリックの作品だな。ところで、家庭に入るロボットが、多少モノ食ったぐらいで壊れたり、子供の言うこと真に受けたり、人の命を危うくさせるような力と行動とったり、っていうのは、基本的設計ミスだと思うんですが。
- 家で「007 ドクター・ノオ」も観た。アクションの音楽が妙なところを除けば現代でも十分通用しそう。コネリーはセクシーっすね。今の方がずっとセクシーだが。