2000/01/15(土) |
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- さーてー。6100/66を引っ越してから初めて立ち上げてみた。SadMacが出ている〜ふふ〜。
- しかも風邪ひいたっぽい。昨日布団も敷かずに居眠ってしまったからだろう。さすがに2時頃寒くて目が覚めたからな。でも暖房つけてそのまま寝続けた。金曜日ぐらいになると疲れてくるようだ。1時間半の通勤は帰りはツラいよね〜なんて布石を敷いてみる。
- チャイナスクエアに入っている店の陶器がムチャ好みだ。ずっと茶碗を探していて「一目見ただけで惚れ込めるような茶碗が欲しいわー」と言っていたのだけれど、そこで一目惚れをした。惚れた勢いでティーポットと湯呑みと長皿とグラスを買った。おいおい茶碗はどうした。
- 図書館に行った。物色していると館内アナウンスが入った。
「本日はご来店ありがとうございます」
民営化か?
- 平凡社の西遊記には岩波と原本が違うので三蔵の前世の話が入っているらしい。買わねば。実はBook1stで売っていたんだけれど、手が届かないところにあった。今日有隣堂で見た本よりキレイだったように思う。値段は上下で2500円ずつなので岩波より安くつく。問題はでかいところだ。さすがに持って歩ける大きさではないなあ。
- おっ、立ち上がった。SCSI機器全部電源落としたら。さーて。テストだな。
- とか書いているうちに何か本格的に風邪めいてきた。鼻がぐずぐずゆって顔をあげているのが苦痛。熱はないんだけどねえ。今日は寝る方がいいかな?
本日購入:『山月記・李陵』
2000/01/13(木) |
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- 棋界を解説する本を読んだ。とってもおもしろかった。ちなみに私は将棋は駒の動かし方ぐらいしかわかりません。棋譜は全部ふっとばした。だからたぶん半分ぐらいしかおもしろさがわかっていないだろう。でも、おもしろかったがその人の現代の将棋世界に対する評価と自分の感想が一致するかどうかはまったく別、という見本みたいだった。要するに淡泊な若手を歯がゆがっていたりするのは読んでてよく理解できるのだけれど、私はちっとも歯がゆくないのだ。それは別に棋譜が理解できないからではなくて、私が若手と似たような価値観を持っているというところが大きな要因ではないか。つまり、自分が考えているより世代的な感覚がしみついているということだ。
実は、そういう差異を私が最も感じるのは字だ。私の世代は、似たような字を書く人間が多い。ちょっとうまい字というのは呆れるほど似ている。学校で硬筆をやったせいだと思う。ちょっと上の世代になると「読めるかこんなもん」っていう字を書く人間がわんさかいるが、私の世代で読めない字というのはまずお目にかかったことがない。で、たぶん上の世代は、私たちの字を「勢いがない」「個性がない」「おもしろみにかける」とか言いそうな気がする。確かにそういう字だと思う。でも、誰でも読めるから、字としてはこっちの方が理にかなっていると思う。だから、個性とかより整った字であることの方が、大切なことだと思うのだ。こういう感性の差を随所に感じる本だった。
昨日の夕飯:シチュー 本日の夕飯:シチュー 明日の夕飯:シチュー
2000/01/12(水) |
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- 雪が降った。私は雪が大好きざんす。昼休みはしゃぎまわっていたらすぐ雨になった。冬の雨なんか寒いだけでいいことないのにー。
- どのぐらい雪が好きかというと、たとえその日頭が痛くて寝不足で超不機嫌でどんなに会社に行きたくなかろうと、よろこんで鼻歌でも歌いながら出かけてしまいそうなぐらい好きだ。電車が止まるともっと好きだ。雪の山荘なんてシチュエーションに遭遇したら、そこで何が起こっていようが、幸せで息が止まりそうになるだろう。雪の下に閉ざされる世界。きゃー。ってことでもっと降ってほしい。ぜひ。
- バスに「八王子拳銃強盗殺人事件を忘れない」みたいなポスターが貼ってある。たぶん未解決なのだろう、ということは推測できる。男の後ろ姿の影が拳銃になっているのは、これが犯人ということだろうか。そこまではいい。だが、なぜ、周りに折られた薔薇が散っているのだ。命、の比喩だろうか。だがこれでは華と散ったみたいな感じがする。安っぽいやくざ映画みたいじゃないか?
- 実は最近、弁当まで持っていっている。すごい俺!人格を元の家に忘れてきていないか? しかし弁当を持っていくようになって驚いたのは弁当箱に入る量だ。普通の食事と同じぐらい、へたすると多く入る。ごはんを1膳しか食べていないのに、弁当箱に入れると1合半炊いたごはんがなくなっちゃったりする。だから太るのか。
本日の天気:くもり一時雪のち雨
2000/01/11(火) |
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- 久々にNetscapeを立ち上げて検索をしようとしたら、ブックマークがなかったので手入力。間違えて「www.goo.co.jp」と入れたらエロサイトに飛ばされた。しかもウィンドウが10個ぐらい次から次へと開き収拾がつかなくなった。やられた。
- 駅へ行く道に中学校があり、朝、ちょうど登校途中の生徒たちにぶつかる。ちょっとそのへんの子を捕まえて「このへんでビデオ屋知らない?」と尋ねたいものだが、それでは誘拐犯のようなので控えている。
- 突然だけれど、ドラえもんはのび太の友達と言えるだろうか。今考えるとジャイアン−のび太の関係はそのままのび太−ドラえもんの関係にスライドすると思うのだ。てゆーよりドラえもん=母か。そういえば、この今の時代になってもジャイアンはのび太をいじめているのだろうか?
- テレホ解禁なので西遊記サイトがないか調べたけれど、数が少ない。『封神演義』が読めるなら、『西遊記』の方が全然簡単に読めると思うのに。とりあえず平凡社の本がどんなのか図書館で確かめて、気に入ったら注文して、岩波も再読して、近くで売ってるトランプも勝ってみたりなんかしてみたい。ちなみに歩いて30秒のところに「悟空」という名のお茶屋がある。そこにディスプレイされているブリキのオモチャがほしくてたまらんのだけれど、それだけは非売品らしい。あう。
- 今日からテレホ解禁だった。それは正しかった。しかし、なぜかメールが送れないので設定を確かめてみると横浜にしておいたはずの自動接続先が東京に戻っているううう!! しかも、それまでにすでに1時間47分つなぎっぱなし。ノックアウト。
本日購入:『#グラビテーション・9』『#SHIMABARA・2』
2000/01/10(月) |
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- ハッピーマンデー。そこはかとなく脳天気(故意)なネーミングだ。
- ゴッホ展にいってきた。前売り買ったのにあやうく行けない(行かない)かというところだった。照明が暗い。ゴッホこそは明るい太陽の下で拝みたいものだ。やはりアルルにいる間の絵が好き。兄さんが描いた絵だ、という気がする。兄さんが幸せそうだ、とか兄さんが見ているものは何だろう、とか境界が定かでない気持の方が先に立ってしまう。いつも私の感想というのはこんなふうだからあまり純粋ではないと思うので、なんであれ好きなものを人に勧めにくい。アルルの色は私も好きだけど。黄色を見るにつけ、なおいっそうの複雑モードになる。しかし最大の目的(邪道)である『ゴッホ星への道』は売っていなかった。やはり絶版か。他の伝記本もぱらぱらと見てみたけれど、イマイチ。ゴッホの病名なんかどうでもいいし、謎なんか見つけなくていい。ただ兄が何をして弟が何をしたかだ。書簡集だと間が足らない。兄が自殺して、それまで品行方正だった弟が3ヶ月という短期間で狂死するというのは、長年弟の心の中で爆発寸前だったものに想像をかき立てずにはいられない。兄は繊細すぎたので、弟は隠した手で、愛情と憎しみを反応させた火薬を心にさらさらと流し入れ続けて、世界さえ壊す量になってしまったなんて、慄然とする。ああ、超邪道。
- このあいだ「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を買ったので見た。劇場で見たときより複雑な気分。でもやっぱティム・バートンはいい。
本日購入:『田舎の事件』『不思議を売る男』
2000/01/09(日) |
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- さっきからテレビで奈良の大仏を指して「ブロンズ像」と連呼している。なんか違う。
- WOWOWドラマ「京極夏彦・怪」の第1話「七人みさき」を見た。うおおお。すげえ。贅沢な作りだ。ものすごく時代劇だし小物細かいし演出も凝ってるし影の使い方とかカッコいい。脚本も京極が書いただけあって、そのカラー損なわれていなくてミステリになっているのはあたりまえっちゃあたりまえだが、ちゃんとドラマとして面白いのがマルチな才能だなあと思うよ。なんかマニアくさい配役と有名系で脇を固めているのも指摘されたとおりに俺好みだ(田辺、四方堂、小木という顔合わせを見てマニアくさいというのに賛同してくれる人はマニアだと思う)。おもしろかった。
- 引っ越してからというもの、生活をするのに凝っている。変な言い方だけれども。掃除をしたり洗濯をしたり料理をしたりまめに片づけをしたり朝ゴミを出したりお茶を休憩のように飲んでみたり時には散歩したりするのだ。ままごとくさい楽しさがある。ままごとっぽいというのが、根ざしていない感じか。「1人にになると無茶をしそうで心配だ」とは言葉を替え、いろいろな人から言われたが、私は1人の方が何か違うものを演出しようとするので、結構ちゃんと生活する。誰かがいるとうらてらを演じてしまうのでかえって無茶をする。つまり他のイメージよりうらてらがいちばん無茶であるということだ。つまり他の人の見解は正しいということだ。ぷすー。
- 近所探検ついでにでっかい肉まんを食べたら気持ち悪くなった。でかすぎ。
本日購入:甘栗。イマイチ。