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<ガリバー王国訪問記番外編>
▲本編はムーミンページの方に書くのだ。こっちは寄り道な話を。しかも番外編が先に来ている。
- まず奇跡的に晴れた。何が奇跡的って、私、強力な雨女だからー。富士山がくっきり! 行きも帰りも夏富士を仰ぎ見ながらの道程でした。
- ガリバー王国。大騒ぎしてきた〜。「ほしい……!」と思っても普段は買わないようなモノまで買ってきた。「入場料払ってんだよ〜」「今日は車だよ〜」などと悪魔のささやきが復唱で聞こえてきたので。いやもうそのすごさといったら、自分で言うのも何だけど語り草になりそうなぐらい荒らしてきた、って感じかしら。詳しくは本編でね。
2周年記念でマーチングしていたバンドが有名なところだったらしい。「綜合警備」だって。確かにうまかった。こんなところでドヴォルザークだのモーツァルトだのベートーベンだの聴くとは思わなかったので、得した気分。フィンランディアとかやればいいのにー、とも思ったけど、アレンジ難しいのかも。女子部でもホルンとか抱えてステップを踏む体力には脱帽。
- 途中の直売店でH積氏が桃を買った。ついていったら、おばさんが「おねーさんにあげる」と割れた桃をくれた。ラッキー。そのままかじったら、甘いけど、りんごのように固かった。
- 続けて野猿公園へ。もう夕刻閉園間際だったので、閑散としていた。入場してみたが、猿まではしばらく歩かなくてはならない。途中、あやしげな鳥居の隣に、これまたあやしげな民家が。改造と言うより解放して、何かの展示を行っている。なにげなく入ってみると、いきなり馬の剥製が出迎えてくれた。1階は個人でコレクションしたような仏像や道具類、また木の根っこに彩色して意匠をつけたいかにも土着っぽい、これぞ民俗という作品が並んでいた。「これは道楽でやってるんだろうなー」と思いながら2階へ上がった。
フリーズ。
昆虫展……!! この私にとっては悪夢のような標本が10畳ほどの部屋にずらっと並んでいる。ちらりと横を見ても自分の二の腕ほどの長さがあるナナフシが標本にされている。ばかでかいタガメやら、蛾やら、すべてが標本として提供されていた。隅っこの方にサソリやクモも標本になっていたけど、そっちは平気。虫がダメなのよう。しかも適度に古びて日に焼けているあたりが、「いつこの標本が破けて虫が這いだしてくるかわからないわ……!」と想像を巡らしてしまうのだ。うらてらは大恐怖におちいった。
そこを出てからまたしばらく歩くと、クジャクの檻があった。その前にはアライグマやインコがいたし、何でもありの施設だ。クジャクは見上げる位置にいたので、素直に羽広げるのを期待していたら。T嶋氏が足元を指さしていった。
「あ、ヘビ」 どうせ小さいのだろうと思ったら、特大。それがぼののマンガのようににじってくるのだ。またもや大恐慌。そして猿。野の猿というより、すっかり餌付けされ飼われている猿なんだけど。生まれたばかりの赤ん坊サルがたくさんいて、そのへんは小動物好きにはたまらないけど。エサを強奪し合う光景は、心温まりません。持っていた桃は猿に手渡しで差し上げました。ちなみに野生ではないけど、それ並に飢えているようだ。他にリスやらウサギやら抱けて満足。ヤギにもエサをやろうかと思ったけど、すごい迫力で追ってきたので三度の大恐慌。エサを差し出しては、手をひっこめるという真似をしたので、肩をいからせていたのかもしれない。
- 河口湖、山中湖をまわってほうとうを食す。御殿場から帰宅。充実した一日でした。
- 日記っぽいね!
BGM:なし
07/22 |
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- またもや朝〜。仕事キツくないのに、体疲れている。ここんとこの暑さで夏バテ&冷房負けしてるみたい。
- iBook3kgは重いよ〜。屋外ポータブルじゃなくて室内ポータブル向けだな。それよりAirPortのデザインが可愛いと思わない?
- ふふふ。かきこめ〜るを買ったぜ。ガリバー王国に行くのじゃ! そう考えるとこの睡眠時間のズレは歓迎かな〜。朝早く出かけないと、だからね。
BGM:なし
07/21 |
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- 出ましたね〜、iBook。出る出る言われてたので意外性はないし、今度のデザインは私的にそんなに好きじゃないんだけど、お祭りだからー。スペックは私のiMacよりいいわー。軽いのかなあ。なんだかんだいって気にはなっているワタクシ。リアルタイム更新とか追っかけてるぐらいだしね(笑)。OS9の方が身近に問題。どう変わるのだろ?
- 今日、会社の帰りにキディランドに寄ろうと思ったら、財布を持っていなかった。夕方6時まで気づかない女。定期さえあればなんとかなっちゃうんだもんなー。でも地下鉄降りたら大雨に降られて、傘買えなかったのは結構ツラかった。びしょぬれ。本濡れなかったからいいけど。
- 宮部みゆき『ステップファザー・ステップ』を読んだ。わからないなあ。売れる理由は何なんだろう。もっと真面目な話が本領なのだろうか。それか時代物の方?
- 梅雨ってまだ明けてないよね?
BGM:チェロ協奏曲(のどれか)<バッハ>
07/20 |
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- 池袋サンシャイン→上野動物園→東京駅→銀座、とまるでおのぼりさんのような順で歩き回った。いやもちろん歩いて移動したわけではないけど。けっこう足が疲れた。
- 私はもともと誉められてもあんまり嬉しくない、というか誉められるといたたまれない思いの方が強く出る。でも、誉められてまったく何も感じない、否定されても悔しくない、というのは問題だなあ。いやまた愚痴になっちゃって申し訳ない。「何を見てるんだよ……」とツッコみたくなることを上司に言われたので。さすがに危険なのでその詳細は書けないが、外堀を埋められてしまう恐怖を感じた。勝負に出るしかないのか。別に、誰に宣言するモノでもないけれど。私にも、唯一、誉められて嬉しいという気持ちが前面に出るモノがある。それをホントに趣味の自己満足以上に手に入れたいなら、私がしなくてはいけないことは、たくさんある。頑張ろう。
BGM:メタピース<カーゲル>
07/18 |
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- 「スターウォーズ・エピソード1」を観た。CGに力を入れたんだろうが、時代の進歩を感じたのはちゃんばらがカッコいいところだ。カンフー映画の殺陣でも入ってるんじゃないかっていうぐらい跳ぶし、テンポいいので3人でぎよんぎよんやってるところは剣舞みたい。セットや衣装の雰囲気といい、この16年でハリウッドが意識しなくてはならなくなったアジアの力を感じるね。あとは、「最初から英雄」の物語になっているところが時代だ。ルーク&ソロのときって一般人が事件に積極的に関わっていって英雄になる話だったでしょう。今度は、すでに優秀なジェダイ2人、女王、そしてフォースが溢れる子供、とどことっても普通じゃないもの。生まれつき英雄、に憧れる時代になったわけじゃなくて、皆が生まれつき英雄、って時代になったんじゃないかなあ、って感じる。ロボットの軍事への大量投与はやめろ!ってルーカスに怒るべきなんだか通商連合に怒るべきなんだか。無機質で気持ち悪いからさー、そんなイメージを固定されると困るのよねーってだけなんだけど。お祭り騒ぎにふさわしい映画でございました。
帰り、隣のデパートのエスカレーターで降りた。後ろに3歳ぐらいの子どもを連れたお父さんが載っていた。玩具売場が視界に入ったとき、3歳児くんが叫んだ。
「あ、ダースベーダーだ! ちがった、ダースモールだ!」
父親の正体見たりSF者(字余り)。
- 道で署名活動をやっていた。おばさんが私に寄ってきた。
「無罪でありながら13年間獄中にいるお友達を助ける署名を」
まじめにやっているんだろうが、言葉の選択がおかしくないだろうか。
- 丸2日を要した本棚の整頓が終わった。京極は本棚の整頓を特技としているようだけど、自慢じゃないが私も結構イケます。溢れていた本棚に半年分のスペースを作った手腕を見よ。大きさで揃えるのが基本ですが、最近の私の奥義は
同一作家で前後に並べよ。
本棚を特注できるならともかく、29センチ奥行きの本棚ならば、文庫は大抵二重になるでしょう。そのとき後ろに回すのは、前に並んだ本から連想できるものがグッド。同一ジャンルであるのは必須。どうせなら同一作家で並べるのじゃ。私の読むジャンルは続き物が多いのだけど、後ろ側に完結した、もしくは増えないものを並べる。前側にはまだ増えそうなものを。1から10を二列に並べるなら、後ろが1〜7、前が8〜10ぐらいが理想。刊行ペースがよほど早くない限り、半年は保つ。本が増えるたびに並べるのに困っている人は試しにやってみてください。結構使えるっすよ。BGM:ユモレスク<ドヴォルザーク>