外面如菩薩内心如夜叉


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2005/09/10(土)

カフェへ。mioさんにワイルドストロベリーをもらう。すっかり園芸づいている。先日の台風でハバネロさんがひっくり返って鉢が割れたりした。花もほぼすべて首ちょんぱだ。さいわい実は残っているがこの6つでもう追加はならないだろうか……。鉢も割れちゃったりしたので、ベランダの掃除もしたけどつくづく室外機が邪魔だ。外に出る方の窓のど真ん中に位置している。これ場所変えられないかなあ?

2005/09/07(水)

今なら直接民主制が不可能ではないのではないか? と検索をかけると、やはりそういうことを考えている人がいる。しかし、そんなことを考えておいてなんだけども、私は実は直接民主制は御免です。直接民主制は多数が善という思想の究極の体現だと思うけれど、自分が多数派だと言える自信はないもの。

先日、「スタートレックの公式サイトのUserIDとパスワードをお知らせします」っていってワンクリック詐欺か?みたいな体裁のメールが来た。ドメインを調べたら普通に会社だったのでパラマウントの方に問い合わせのメールを出してみたら本物だった。そして入ってみたところ、まだ校正中みたいな文章もあった。パラマウント、大丈夫かしら……。

久々に仕事のおはなし。現在、会社で富裕層のデータをまとめている。ありえない締切でシステム化することになっているので、連日午前様だ(Blogは予約投稿というずるをしています)。ところで富裕層として指定が入っているのは「資産五億円以上」。つまり、一度宝くじがあたったぐらいではお金持ちの部類に混ぜてもらえないのだ。こういう仕事をしていると、何だか心が広くなる。お金持ちの持つオカネと自分の持つオカネはたぶん通貨が違っているのだ。

2005/09/05(月)

ちょっと前、シティリビング(OLのためのミニ広告紙)におっさんの書いた記事があった。男性誌の創刊ラッシュに関する記事で、趣旨をとると「妻以外の女性にいいところを見せたいとオシャレしてどうするのか。下心がみえみえだ」というような感じだった。その発想がオヤジ……! もてるためだけに女の子はあれだけのパワーをかけているとでも? 男性でも若い子はすなおーにオシャレしていると思うが。たぶん、自分の外に見返りを求めている限り、改善はされないと思うよ、おじさん。

選挙公報が届いた。……つまんない。そもそも3人しかいない時点で結果は見えたようなものだ。……あれ、目の前に創価学会があるのに、公明党の候補者がいない。比例の政党の表示スペースはどうやって決まっているんだ? 候補者の数か? 議席の数か? 平等に同じスペースをふるべきではないのか? 選挙に出るという人には同テーマで小論文を掲載して欲しい。頭の違いがはっきりあぶり出されるだろうし、何より読むのが面白い(本音はそこ)。別に本人の書いた文章じゃなくてもいいし。スタッフに頭のいいのがいるのなら、それでも十分役に立つ。
今回投票日は仕事の予定だったのだが、出なくてよくなった。はじめての不在者投票☆してみよっかなーと思っていたのになあ。

先週受取:『おまけのこ』1300
2005/09/04(日)

新山下に日本一面積の広いホームセンターがあるらしいので、行ってみた。貯木場前。なるほどでかい。……でも別に欲しい物が充実しているわけではないや。何しろ忘れていたが「ホーム」なので、家族っぽい家具がいっぱいとか。あと、洗剤とかそういうスーパー物がいっぱいある。そういえば仙台で連れて行かれる同じ店も同じような感じだったな。別にそのぐらいなら近場で……と思いつつ、詰め替え無香空間とオークション用文庫サイズOHP袋買ってきた。家具か木材見に行ったんじゃないのかよ。

ホワイトバンドがものすごく流行っているね。なんか主義主張っていうよりすでに流行だなアレ。mteraさんはことさらに言っていませんでしたが、現在フォスターやっているので特にそういうことはしない。ホワイトバンド、言ってることはある程度までは賛同できるんだけど、中国で作っているっていうのが画竜点睛を欠く感じ……。

このところ、「わたしの頭の中の消しゴム」の予告を何度も見させられた。記憶がなくなっていくのなら、mteraの場合、迷わず、周囲に本を積み上げて一歩も外に出ません。あのとき読んだ本も、今でも覚えている本も、全部初読の感動をもう一度味わえる。天国。……と考えてふと気がついたのだが、それで好きな本ばかり積み上げて、もし、感動できなかった場合のショックはいかようなものだろうか。魂が腐ってしまった証明ならそれはそれであきらめがつくか……。

8/28読了:『あきらめのよい相談者』剣持鷹士 創元推理文庫 640円

ぬるい。この構成ならもっとヒントをわかりにくくするか、論理を回りくどくするかしないと。ヒントが出てきた時点で「あ、こうなるのか」と予想がついてしまうようでは、創元としては及第点はあげられないな。探偵役のキャラが全然立っていないのも印象を薄くしている。もちろん、探偵のキャラを立てすぎると講談社ノベルスになってしまうが。ほのぼの度が少ないのも難点か。しかし、弁護士業務の説明がちょっと面白かったのと、舞台が福岡で知ってる土地の再訪みたいで、読むのは苦痛ではなかった。方言は不自然な気もするなー。

昨日読了:『老ヴォールの惑星』小川一水 ハヤカワJA文庫 720円

以前読んだ本があまり好きではなかったので期待しないで買ったが、これは紛れもなくSF魂溢れる作品群。ハードSFというよりは設定SFと呼びたい。最初の『ギャルナフカの迷宮』と『幸せになる箱庭』はSFというよりも社会小説という感じがするが、残り2作は胸を打つSF。SFであることが胸を打つ、それがSF魂。表題作はまず生命形態の描写が鮮やかだし、希望と絶望の混ざったラスト間際の展開も感動的。ラストのラストはちょっと違和感も覚えたけど。『漂った男』も、なんでもなかった一点が突然力をもって心に訴えてくる。好みと微妙に合わない点もあるんだけど、それでも感動しちゃう、全体的に力強い、よい作品群でした。


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