05/15 |
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- 三社祭があるせい(これは神田祭だと判明。間違ったー)で、いきつけの書泉ブックタワー近くのマック前にもはっぴ姿の集団がたむろって休憩をとっていた。路傍に座り込んでいた若衆5人、楽しそう。御輿を背負うときのような威勢のいい節をつけて。
A「キューピーちゃん」BCDE「キューピーちゃん、キューピーちゃん、キューピーちゃん」
B「北ウィング」ACDE「北ウィング、北ウィング、北ウィング」
……それは何の遊びですか、兄ちゃんたち……。
- 金田一少年を古本屋で買い込んで読破。占星術のぱくりという話が読みたかったのだ。わはは。これで訴えられなかったら嘘だよ。もろアゾートなだけじゃなく密室トリック(これは確か占星術ではフェイクだったはずだけど)の部分までパクってるんだもーん。それが出てきたの2〜3巻で、目的はそれで果たしたけどせっかく買ったから全部読んだ。でも、私の好きなタイプのマンガではないなあ。もっとサワヤカなのが好き。なぜ「コナン」と「金田一」なのか差違がよくわかるぐらい、怨念話が多くて、解決長いし、しかも犯人死にまくる。何より探偵っつーのは万事にストイックなタイプがいいんだい(笑)。
- 山田章博が小室の1歳上だと知って愕然。もっとじーさんだと思っていたわ……!(失礼)
- 何もなかったのでスパゲティを茹で、じゃこを混ぜ、塩胡椒し、さみしかったのでバジルを入れた。食べてみて、じゃこの時点でまちがったことに気がついた。
BGM:渚にまつわるエトセトラ<JETCD--PUFFY>
05/14 |
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- げらげらげら。(この段落は超自己満足文章が続くので(いつもやんけ)お気をつけて)
古本屋をはしご。購入目当てがあったわけじゃなくて何となく。2軒目、特にめぼしいものはないなあ、とぶらつきながらレジ脇を通り過ぎた俺の目に映ったそれは。緑背菊地7冊セット300円也。『妖神グルメ』『インベーダーサマー』『風の名はアムネジア』、しかも美本! 色褪せてない緑背なんて久々に見たよ。1冊は違う著者ので、3冊はかぶってるけどいいや。この機を逃せばこんなキレイな『妖神グルメ』なんて手に入らないだろう。即決。
思わぬ収穫を抱えた帰路の途中、ふと思う。「<新宿>が入ってたな……もしや……」そのもしや。家に帰ってビニールを破ってみれば、あの噂の初代挿画『魔界都市<新宿>』だー! マジシャンメフィストっ。まさか実地で拝めるとは思わなかった。げらげらげら。
いやー笑かしてもらいましたわ。菊地さんが美しき魔人を乱舞させるようになったのは天野さんや末弥さんの挿画に寄るところが大きいんだろうね。出版社の人選に感謝しましょう。
- 喉、筋肉痛……あまり暴れないでください、人面疽くん……。
- 電話が鳴った。出てみるとうりょうりょうりょという雑音。携帯だ。ざわつく背後の音に混じって「どうだ」「出た」などと聞こえる。「聞こえないぞ」「何」「よし」とすっかりできあがっている声。どうも音の入り方からしてどっかのお店。向こうには私の応答がさっぱり伝わっていないようだけど、こっちはクリアに聞こえる。「もしもし、もしもーし、ダメだ、全然きこえないぞ」「もいっかいかけてみろ」「どのボタンを押すんだ」がちゃ。
×3回。父上……それは立派にイタ電です……。
- 『仮面の告白』読了。ちょっと待ってくれや。これで終わるのか。彼の憧れは憧れのまま終わるのかっ。幻滅したり陶溺したりしないのかっ。解説に書いてあるような内面の自省とか仮面の意味とか深いこと考えなくて感情移入してエンタメ的に読んでいた私は主人公の将来が気になって仕方ないわー!
だって、主人公、かわいいです……かわいくないですか。しかつめらしい顔で主題について思考を巡らせないとダメかしら。解説は詳しく説明してくれてるけど、そんな理性的なことより先に、圧倒的に、主人公の山手線思考状態に共感したり、そんな彼が思考を止めて描写に走っている純情(異論もあろうが純情だ。)な姿を見て微笑ましいと思ったりする。三島にとってはこんな読者嬉しくないかしらんが、私はその方が嬉しい。この「作者の意図はどこにあるんだろう。何か深い深いことを考えなくてはいけないのかも」というのは国語教育と読書感想文で培われた気後れで、文学を読むときの罪悪感、居心地の悪さにつながっている。やっと最近平気になったので、これからもちょくちょく読む。BGM:白鳥<サン・サーンス>
05/13 |
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- JR総武線に乗ったら、schick(この綴り、全然自信ない。やたら長く書いて「シック」と読ませる会社)のスーパーツインってカミソリの宣伝がドア上スペースに貼ってあった。嘘臭い金髪のマッチョが脱いでいて、ひげ剃りフォームを塗りたくった顔で舞い踊りながらひげを剃ってみせてグー! ってな宣伝だ(私にはそう見えた)。……これ、宣伝効果あるのか?
- 胃が出ている。おなかに肉が付いたのよねー、とかいう位置じゃなく、俗に言うみぞおちですね。新明解国語辞典によるとみずおち(鳩尾)とは「胸の中央部で腹に接するあたりのくぼんだ所」……みぞおちじゃないかも。おなかは腹筋がなくなるとすぐに内臓がゆるゆるになって容積が増える。脂肪よりそっちの方がおなかが出る原因大、らしい。つまりそれぐらい腹筋がなくなっているということなのだろう。運動は時間的に続かないので、腹に力を入れた生活をしてみなさい。
- ついでに、人面疽の活動が活発だ。やっぱり何か相関関係があるのかな。
- なんでMacProxy+うまく働かないんだろー。仕方ないからJIS,EUCページはNNで見てるんだけど、残念。
- 日清ラ王でもらえるリモコン王がほしいなー。
BGM:タンナ島の火山<メラネシア民謡>
05/12 |
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- 小学生の頃、39度の熱が出て学校を早退して自力で歩いて帰ったことがある。その日は英語の塾があったので、4時間ほど休んで活力を得た私は律儀に出席した。帰ると9度6分の熱になっていて、母親に叱られた。
翻って現在。微熱ごときで心身共に液状になってしまうのは、今現在病に冒されているせいではなくて、かんなで削られるように体力・精神力を奪われているからだと気がついた。つまり、微熱が続くことに耐える体力さえなくなっているということで、それをおしてまで仕事に行かなくちゃという気力もないということだ。ちょっとさみしいね。仕事休まれる方は「ちょっとさみしいね」ではすまないけどな。おかげで電話が何度もかかってきて全然休んでる気がしなかったよ……。
- 久々にごはんを作ってみた。といってもチャーハン。包丁が切れなくなってた。油があと少ししかなくなってた。私は今まで何食べて生活してたんだろう。私はこれから何食べて生活していくんだろう。
- クロネコのブックサービス、金曜の夜に頼んで今日着いた。何度か使っているけど、相変わらず優秀。誰が店頭注文する気になるものか。ただ、渋谷にバスで行くより安くつくけど、本屋の匂いには抗いがたいものがあるよね。
- 新潮文庫、活字が変わったんだね。新作はもちろんだけど、昔の名作も組み直して(コンピュータ製版にこの語が合うのかどうかは知らない)徐々に新しくしてたんだー。断然読みやすくなった。出版業の矜持もいいけど、やっぱ読者のニーズにも応えないとね。でも注釈はつけすぎだと思うぞ。
- ヘンなゲームが出ている。元が取れるほど売れるのかな。そうだとしたら、Windows搭載機は私が見ているより女の子に普及していることになる。なんか、そっちの方がびっくり。今浦島。パソコン普及率ってどれぐらいで、それが床の間の飾りじゃない率はどれぐらいで、ネット人口ってどれぐらいで、女の子の割合ってどれぐらいなんだろー。うちのHPに来て書き込んでくれる人は圧倒的に女性の方が多いんだけどさ。
ってことで、ちょっと調べてみた。あくまでホームユーザーが興味の対象なので会社や学校からのアクセスは含みません。平成10年度の「電子ネットワーク実態調査」はネット人口を950万人ほどとはじき出してる。でも詳しく読んでみると嘘臭い。NiftyとBigGlobeの会員数をただ積み上げたらいかんだろう。この二つは全部抜いてもいいんじゃないかと思うので、実質500万人いないぐらいかなあ。パソコン普及率も同じぐらいかな。女性の割合が2割ぐらいってなってるから、100万人? ほんとかよ。
別の資料もあたってみましょう。インターネット白書’98。こっちの方がメジャーか。これだと全ネット人口2000万人、ホームユーザー1000万人突破してるよ、おい。性別の割合まではわからんなー。これ、どういう方式で統計とったのか全然書いてないや。信憑性もわかんないじゃんよー。
次。Yahoo! Japanのアンケート結果。母数21000人とちょっと。アンケートに答える、というのは、ある程度趣味的に使ってる人が多いんじゃないかと思うので、今回の興味の対象に一番近い層が計算できるかもしれない。女性2割越えてるね。女の子の方がアンケートに答えるのおもしろがりそうだけど、積極的アクセスの割合と相殺でプラマイ0ぐらい? じゃあやっぱり2割か。自宅では使わない、と答えているのが1/8ぐらいいて結構ここに女性の占める率高いんじゃないかという予想をたてる。1/8の8割として、1/6.5ぐらい? 男女差逆転はいきすぎかな? 0.2*5.5/6.5は約1/6。500万人いたら80万人。思ってたよりいるかも。
なんか、半分ひまつぶし(ひまではないだろう)に始めた調査だけど、けっこうおもしろいっすね。なお、このいい加減さでは誰も本気にとらないと思いますが、学術的な統計の仕方には全然のっとっていません。もっとちゃんと資料集めて計算すれば、少しは実態に近い数字が出るかもね。
BGM:Requiem<Rhythm and Police--踊る大捜査線サントラ3>
05/11 |
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- 微熱がある。いきなり休むとこれなのよねー。今は37度ちょいだけど、何となく上がりそうな感じ。希望的観測も大いに含む。ところで、熱っぽいとコンタクトがはずれる――はめてられないんだけど、これって普遍的な現象?
- お茶会をした。話を聞くうちに猛烈に旅行がしたくなった。手始めは新ムーミン王国山梨(爆)? 一つ猛反省。私、人と話すとき手癖悪いよな〜。手癖悪いというと語弊があるけど、手遊びをせずにはいられない。何か触ったり髪直したりしないのは、ご飯食べたりキーボード触ったりして両手がふさがってるときぐらい。誰と話していてもそう。さすがに自宅ではあまりやらないけど、同居人相手でもファミレスとかに行った途端やり始めちゃう。してみると場所に関係してるのかなあ。でもみっともないよなー。直さないと。
- 『ペルシャ猫の謎』購入。猫飼いたい。猫。実は私もバイト暮らしの2年間で飼った猫たちのおかげですっかり猫にメロメロ。野良を拾うという運命的シチュエーションがまたやってこないだろうか。路上で見かけるとナンパしてひととき遊んでもらったりするんだけど、現在住んでいるあたりではあまり見かけないのが寂しいわ〜。
- どうにもロボ板更新につまっている。科学者一人入れないと、文章がしっくりおさまらない。キャラは「ハカセ」かな……。
BGM:ピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37<L.V.ベートーヴェン--クリーヴランド管弦楽団>
05/10 |
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- 逃亡。はっはー。
- 送信したプログラムがちゃんと動いたという連絡待ちを人に押しつけ会社飛び出して本屋に行ったのに!! なんで森博嗣しかないの……(号泣)。紀伊国屋BookWebで情報仕入れていったのに〜。本屋できいたら「明日です」って言われた。明日って何、明日って! どんな事情でそんな流通してるんだよ〜。失意のあまり(絶好のいいわけ)予定外に遠藤周作『海と毒薬』清水義範『名前がいっぱい』を購入。三島『仮面の告白』および上遠野浩平『夜明けのブギーポップ』は予定内さ。
ALIEN秘宝伝のコミックも買ったんだけど、なんじゃこれは!? いやだこんな大ちゃん! 眼鏡かけて詰襟で髪なでつけてるとこなんか「めがてん?」ってほど不健康そうだ。正体現した後もイメージじゃない。もっと野性味あふれてる中にやんちゃな高校生らしさも残してなくちゃ。天野さんの絵がけっこー忠実に(絵に忠実に?)私のイメージだったのに。ユキだってコギャルじゃなくて若い峰不二子みたいな性格がいいよう……しくしく。
- 昨日は忙しくて母の日どころではなかったけど、今日も何も用意してなかった。てゆーか今月は無理。父の日と一緒にすることにしたって、いくらなんでも母の日翌日に実家に手ぶらで行ってごはん食べさせてもらう図々しさはない。そこで手みやげにとらやの羊羹を買っていく。とらやってノーマルな「羊羹」って商品がないから、買うたびに悩む。小豆と銘打っているが本当にそれだけかと人を疑心暗鬼にさせる「夜の梅」という名前のを買ったなりよ。
- 実家のネットスケープは壊れていた。起動するけど、自動接続しない、ページを表示できずに落ちる。ダイヤルアップ、メール送受信、FTPは問題がないので、ネットスケープかこいつが使うDLLが何かの拍子に壊れたのだろう。と思って再インストール。それでも落ちるので仕方なくIE4を入れてみた。IE4は動いた……ネットスケープも。予想はつく現象だったけど、どうして他人のプログラムが使う部分までIEが面倒見るかなあ(笑)。「なんでも直してくれるんならいいじゃん」って思う人も巷にはいるかもしれないけど、なんか、地味で簡素なデザインが気に入って入居したマンションの壁に勝手に動物の絵をペインティングされたみたいな感じだねえ。慣れたけどさ。
- 昨日書いた曲は「ユモレスク」だと教えてもらった。「たったらた」だけで。すごい(笑)。そういえばそういう名前だった。教わった知識でCD探せそうなので、次回アキバに行ったときチャレンジ!
- もいっこ間違い。「ロースト」はコーヒーだよね? 紅茶は発酵。
BGM:No Music
05/09 |
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- またもや息が詰まりかける。比喩でなく。人面疽くん、少しでしゃばりすぎよ。……って、マジでこれはどんな現象なんだろう。嚥下障害が起きるわけでなし、かといって扁桃腺が腫れて熱が出るってわけでもなし。お疲れなんだと言ってしまえば簡単だけど、巷の私よりも全然疲れている人たちは別に人面疽くんなんかできないじゃん。それとも本当は皆人面疽持ちだが人目を忍んでいるのだろうか。ああ、この文章じゃ今日初めて読んだ人からはあらぬ疑いをかけられそうだ。
- つらつらと波間を辿っていったら「年間200冊読破」みたいなこと目指してるページに漂着した。「わーすげー度胸」と思って見たら何だよー漫画が入ってるじゃんよー。私は漫画含めると200冊楽勝です。もちろん、小説だけで200冊以上って人も見かけるけどな。
- ただいま読書中の本は『利き酒入門』。うーん宝の持ち腐れ。って宝になるほど頭に入ってこないけど。飲んだこともないワインの違いを文章だけで味わえたら、実際にワインが存在する必要ないでしょ。だから理解できなくてもそれはそれでいいのだ。知識だけで覚えたってしかたないしさ。
フランスなどのワインがワイナリーや地域を重視して消費者に訴えるのに対して、新世界ワインがぶどうの品種をアピールするというくだりで、味の違いを(体験していなくとも)後者の方が容易にわかりそうだ、と思った私は工業畑の人間なのだなあ、と実感した。材料と工程さえ同じなら、同じものができあがるというのが大量生産社会の土台とも言える考え方でしょ? 材料の違いについても差が激しいのはDNAレベルで違う方だ、と特に意識することなくランク付けしているあたり、近代科学の徒なんだよね。でも、こんな私でも紅茶と米の味の違いは体感しているのでわかります。って米は品種の違いと育て方だな、産地より。紅茶はもろ産地でワインに似てるかも。ワインほど生産者やローストした工場にこだわらないけど。
ところで大量消費社会においては一つ一つのオリジナリティを主張するときは、商品じゃなくアートになる。だからワインを味わうって概念はアートに近いんだろうね。瓶毎による違いじゃなく、同一物として認識されるものがこれ以外にもあるというところでかろうじて商品にとどまっている。不思議な世界。
- ↓この歌が好きで、3枚持ってるんだけど、まだ好きな歌手にあたっていない。もっと素朴に歌っているCDないかなあ。「マエストロ」で使ってたのがわりと好きなんだけど。ロマネスク(だったっけ? たったらたたったらたたったらたたったらた、っていうやつ……って全然わかりまへんがな)はジャンルは何になるのだろー。こっちはCDさえ見つけられない。CMで使われてるクラシック曲集、なんてやつは今更買いたくないしな〜。
BGM:わが母の教えたまいし歌<ドヴォルザーク;ジョーン・サザーランド>