ヤンソン展行ってきました。一足お先にー。イベントのたびに思うのですが、「おまえらどっから」と思うぐらい、人がいました。隅田川花火があったせいもあるんだろうけど、混んでて見られないんですよ! 原画って名刺サイズぐらいしかないので近くに寄らないと見られないんだけども、皆丁寧にちゃんと一個一個見ていくから。私の前にいた二人なんかミムラを知らないような人たちだったのに丁寧に見ていたよ。何でだ。不思議だ。子どもがほとんどいなかったです。大人ばっかり。女性率も高かった。驚いたのは紙粘土人形の谷口さんの作品がいっぱいあったことと、若い頃のヤンソンさんがまるで宝塚の男役ばりな美青年ビジュアルだったことだ。ナチュラルなハンサム。マンガですいません、輝夜姫の晶を思い出しました。アトリエでっけーし。ブルジョア? フィンでは普通? 油絵はイマイチ。ゴーギャンとかゴッホとかの真似であるというのが素人にもわかるぐらいなんだもの。習作なのでは。ガルムの絵はそもそも日本人には雑誌の位置づけがとてもじゃないがわからないので(風刺雑誌っていったい何? どこの売り場で売ってるの?)、よい風刺絵なのかよくない風刺絵なのか全然見当がつかない。絵的にはデッサン力が見えて面白かったです。物はカタログとメモ帳しか買いませんでした。えへん。タイルのカワイイグッズが出てました。トフビフのぬいぐるみなかったなー。
そしてまた来週も行く。
デジカメ返ってきた。回路不良だって。修理に出したとき、もったいない使い方しかしてないなあ、と思ったので、父親に「要らないハウツー本があったらくれ」とメールした。「デジカメのはないから自分で買え」という返事が来たが、その後にどの雑誌がよいかとか懇切丁寧に書いてあり、さらに家帰ったらPCメールにも撮影時の注意点とか書いたメールが届いてた。どうやら親孝行をしたようだ。
いつもと違うDVD雑誌、DVDぴあを買った。びでおでーたが見あたらなかったからだが、表紙がガンダルフとフロドと来たら見あたっても買うでしょう、それは。……はっ、もしかしてびでおでーたはもっとすごいから売り切れているのか!? そして雑誌見ていたら欲しくなったので、年イチの大物買い(すでに恒例)として「宇宙大作戦」につぎ込むことにする。10万円弱。やっぱり押さえておかないといかんでしょう、SF者なら。アメリカでの草分けジャンルなわけだし。草分けって。ヒーロー&ヒロイン特集とかっていって載ってたキャットウーマン(ハルベリー)の写真を見て、「……ドロンジョさまだ」と思ってしまった私は年齢が知れるでしょうか(秘密にしてないし)。
あさぼちゃんのブログにてご紹介されていたサイト。すげえ。
7/27読了:『名探偵は九回裏に謎を解く』戸松敦矩 創元推理文庫 660円
タイトルはたんなる修辞ではなくちゃんとその通りに話が進むのだから偉いものだ。主人公はワトソンでもなければ探偵でもないという変わった小説だ。しかもシリーズなのに、町は全然変わっていないのに、前作で出てきた刑事さんとか影も形もないよ。でも調子はよい。解決が、高校生が主人公で元がソノラマと思って読んでいたら、かなりヘビーで驚きました。現代風だ。
この記事。他の意味・用法はすべて正しい方を知っていた(正しく使えているかは別)が、姑息ってそういう意味だったの!?
あり得ない、と言われていた本日の慰労会も無事終わりました。無事というのだろうか、皆して「なぜテストであんなに出ていたエラーが本番で一度も出ない」と首をかしげいているぐらいだというのに。慰労会ではうちのリーダーが最も壊れていました。
その後、仕事をし、終わってから別口の打ち上げに30分だけ合流。またmteraさんの私生活は謎だと言われた。謎でも何でもなくここで全世界に公開中です!! つーか一人暮らしにそんな語るほどプライベートで面白い話はないよ。
昨日、ハバネロカレーを食べました。東鳩は「ハバネロ」を登録商標にできなかったんだね。一般名詞扱い? 3口めまでは「かっらー」と思ったけど、その後は慣れた。ハバネロも最初は「かっらー」と思ったが、今では袋を口にあてて流し込めるぐらいだ。
家から一歩も出ないで過ごす。ぷち掃除。mteraにはキッチンペーパーは「掃除道具」として認識されています。あと「布巾」。キッチンペーパーは濡れても破けないし、捨てていいし、毛羽立たないし、雑巾より全然便利やで。ガラス類にはぴったり。布巾に使う理由は、一巻き剥いちゃえばいちばん猫毛に汚染されていないから……。
猫にさわると、筋肉質なのに極上に柔らかいということはあり得るんだなあとしみじみ思います。で、のろけていいですか。よくなくてものろける。最近ずっと、出かけようとするとよちがドアの前で「行くにゃー行くにゃー(幻聴)」と鳴くのです。めろっとなって思わず会社行くのよしたくなります。くっ、この天性のヒモめ……(ヒモは仕事に出かける人を止めません)。
本日読了:『ねこのばば』畠中恵 新潮社 1300円
やっぱしうまくなっている。現代物の長編はイマイチだったが、時代ものの短編のこのシリーズ、どんどん良い出来になっている。事件サイドの人情も若だんな側の人情もほんのり絡めて上手にまとめている。キャラクターも立っているし。時代考証もなかなかしっかりしてきた感じ。面白いっすよ。帯に映画化プロジェクト開始となってるけど、どんなもんだろうよ。