外面如菩薩内心如夜叉


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2004/07/17(土)

会社終わってから新宿行って三井ビル内のペンティックスフォーラムへ。意外なことに人が結構いる。いかにも静かなサービスっていう感じで、ショールームって楽しいかもしれない……とちょっと思った。デジカメは、20分ほど調査してもらったが原因不明で修理工場送りになってしまいました。保証書は見つけて行ったので、タダ修理。一晩ものがごちゃごちゃ置いてあるベンチの上に置いておいただけで位置も移動してなかったが……なんだろう。冷房結露とか?

ヒマができるとアイスを作っているmteraさんですが、今日はクッキー&クリームに挑戦してみました。見事に失敗しました。どうやら私はプラスチックの羽根の力を甘く見ていたようです。最初にある程度砕いて混ぜたオレオは完膚無きまでに破壊し尽くされ、見かけチョコアイス、食べてみるとオレオアイスというものができあがりました。いや、これはこれでおいしいけどね。最後に混ぜないといかんのかなー。量が多すぎたのかなー。季節もので最も好きなダークチェリーアイスも作ってみたけど、これはヨーグルトアイスに混ぜた方が美味しかった。コーンフレークを器の底に敷いて食べるのに凝ってます。あと、賞味期限から2週間経っても牛乳は腐らないことを今日確認しました。相変わらず食材ギャンブラー。

暑いだろうなあ、と思ってクーラーをちゃんと入れてあげたりしてるのですが、それでも猫はひっくり返ってダラダラしています。今日、一緒にだるーいとひっくり返っていて気がついた。まさか冷房病!?

本日購入:『占星師アフサンの遠見鏡』720
2004/07/16(金)

お仕事の予定:明日、8時から17時。明後日、9時から24時。月曜日、おやすみ。火曜日、7時出勤。ただし流動的。
今日、全社員向けにメールが流れた。
「寝袋は倉庫にあります。カップラーメンが会議室に用意してあります」
前回はそんなメール流れなかったのに……。

ABC閉店の青天の霹靂。そういわれると確かにバブリーな本屋であったが、雰囲気からして違う世界に来た!と感じられる店構えだった。今では貴重なそんなお店がなくなってしまったということか……。

スパイダーマンについて思ったもう一つのこと。彼はお針子のバイトをすれば余裕で食っていけると思う。

2004/07/14(水)

デジカメ、ロック機能はないようだ。むーん。

7/12読了:『天使と悪魔』上下 ダン・ブラウン/越前敏弥訳 角川書店 各1800円

こっちの方が面白かった。キャラが立ってます。特にヴァチカンのメンツ。警備隊長とかいい味で、途中とてもショックを受けた。科学と宗教について語る「彼」には圧倒されました。このときすでに、ミステリ部分はかなり読めてたんですが、それでも響いた。説教とはこうあるべき、みたいな。信仰のある人が本気でうらやましくなるぐらいだった。言葉に力がありました。訳者さんも巧いんだよね、このシリーズ。紋章も、現代で作れないというのはいかがだろうかとも思うが、すごく美しい。ヒロインもこっちの方が断然カッコいいぞ。ドラマ面の流れが『ダ・ヴィンチ・コード』とまったく一緒なのでこっちを先に読みたかった。梗概でいきなり「反物質」とか出ると敬遠する人もいそうだが(mteraは当然SFで馴染み深い)、あんまし気にしないで爆発物だと思って読んでればいいのではないか。

7/13読了『パズラー』西澤保彦 集英社 1900円

ニシザワ作品にしてはあまりパズルチックではない印象。この人が人の心理を書くと逆に特殊すぎて何か変なのだが、それはやっぱり破れない壁なのかなとちょっと思った。ゲームに興じる人々、という形はすごく書くのうまいんだけどねえ。それこそがパズラーという冠なのではないだろうか。

2004/07/13(火)

京極の本が出たので買ったわけだが、帯に「姑獲鳥の夏映画化決定!」と書いてある。あの話をどうやって映像化するのだ!? という根元的な疑問を吹っ飛ばす次の行。
出演:堤真一、永瀬正敏、阿部寛、宮迫博之、原田知世他
……誰が誰でも非常に微妙なんですが……。
と思ったら記事発見。あー、ビスクドールには程遠いが、キャラクター的に阿部=榎木津は一番納得がいくな……。納得がいかないのは京極堂だよ。大昔のいちばん人気はトヨエツだったが、滑舌が良くないのが難点だな。今はどうなんだろう。

わーい、ヤンソン展チケットあたったー。2枚。オフ時に提供予定。そしてよく考えると東京大丸というのは会社の行き帰りに通っているところである。ああ、泊まりになってしまうとか午後出になってしまうとかそういうことがあれば寄っていける場所なのか、と自然に思った自分がちょっとイヤー。

そんな娘のところに「今尾瀬にきてまーす。今度あの小さい携帯買おうと思ってまーす」という内容のメールを寄越す父親。私は両親はどちらかというと気難しいタイプだと思っていたのだが、30年以上騙されていたようだ。

デジカメの電源が入らない。さわってもあんまり壊れた感触はしないので、知りもしない機能、ロックがかかっているのではないだろうか。説明書、こないだ「ああ完璧」と思ってしまった覚えがあるが、どこにしまったかすっかり忘れたよ……。

2004/07/12(月)

おやすみだったので「スパイダーマン2」を観てきた。


最初に断っておきますが、面白かったですよ。おもしろさの方向は「かっこいー」とかじゃなくて本質から外れた方向のほほえましさを提供してくれる話としてなんだが……。ちゃかし入っているので、気に障る人は読まないように。



「MJをフってまでおまえがやりたかったことはピザの配達か!?」と初っぱなからツッコミどころ満載のスパイダーマン。あまりにものび太くん体質で、なのにヒロイン体質でもあるという、さすがだトビー(ほめてます)。パーティ会場で痴話喧嘩(周囲は「おいおいハリー社長、公衆の面前で同年配の男を平手打ちかい」と思わなかったとしたら寛大だ)、縛られてるわ服はむやみと微妙なところが破けるわ、ヒロインのやるべきことはだいたいやったよなあ、スパイディ。そういえば今回の敵役が発表されたときに「……触手かよ!」とツッコミが駆けめぐったかと思いますが、可愛かったよ、触手。って触手そのものに萌えかよ。ダメダメだ。やー、あれはロボットの範疇に入れてください。のぞき込む動作がかわゆくてー。いいね、ドック・オク。あの動きが美しい。ほれぼれする。でもコートの下は裸。そして触手。完璧な変質者だ……。しかしああいう顔の理工系ってその辺にいそうだよね。理工系の変質者か……(遠い目)。
ああでもそんなことはわりとどうでもよくてMJかわいーーーーvv 不細工とか言われちゃったりしてるのが信じられない。もう死ぬほどカワイイ。そりゃ骨ばってはいるけど、動いているのを見たら、そんなの全然問題じゃない、っていうか魅力の一つやんけ。淑女から少女、娼婦まで、どんな顔でもしてみせる、って雰囲気がたまらんし、そんな彼女が笑うと幸せが零れるようなのよ。赤毛なところとか、いろんな服装してるところとか、あーもうツボとらえられまくりです。カワイイ……。あと予想外にでふぉーが出てきて万歳でした。
そんで、今回は前回と終わり方が違うので、すっきりします。



予告で「I,ROBOT」のトレイラーが出ていた。ロボットがスパイダーマンのようにすごいイキオイで壁這ってるよ!! 違う……こんなのはアシモフの目指したロボットじゃないよう。フランケンシュタイン・コンプレックスかよ、いまさら? たとえ、短編集の結末がアレであっても、ロボット者ならば感じるはずだ、ロボットへの愛情を。そして理性への深い傾倒を。アシモフのロボットは感情では動かないのよ。観に行っちゃうだろうけど、失望しそうな予感。バイオハザード2の予告は面白かった。

台所の動線が間違っていることに気がついていたので、ロフトにカトラリーを入れるための引き出しを買いに行って、こないだタッチの差で売り切れていたカバンが再入荷してたので買って来ちゃった……どうして私はこうバッグばかり買うのか。猫にダメにされてたときと同じペースじゃないか。よかった、10万も20万もするカバン買う人じゃなくて。

2004/07/11(日)

選挙行った。でも1日前の体調なら絶対行ってなかったと思う。今回から場所が変わって、片道2分で行けてたのが5分になったし、出歩きたくない体調のときには辛い。5分でそう思うのだ、仙台とかの距離なら絶対行きたくないだろう。2日間にするとかー、コンビニでするとかー、現代生活に合った形を考えてほしいものだ。現金を1000円しか持っていなかったので行き帰りに買い物が楽しめなかったmteraさんは特にそう思いました。

みなとみらい線元町・中華街駅は花火に備えて改札を増やしたり精算機を増やしたりいろいろ改装中だ。しかしどう改装してもあの人数を抱え込めるキャパはないと思う。いちばんの稼ぎ時なのに、改札は全開放とかになってしまうのではないか。そもそも出口の階段も二人すれ違えるぐらいの幅しかないのだ。その日仕事が決定的になったmteraさんとしては、時間的に流れに逆らうおそれ有りなので、どうしようか真剣に考えている。近所のセブンイレブンはレジ後ろに飾り切りを貼ってカウントダウン中。

彼女はジャカルタに行くのに、仕事をどうしたのだろうか。とても気になる。地方の人間は大卒でさえ就職難、40過ぎた女性が新しく職を得るのなんかホントは不可能なはずなのだ。

本日読了:『ICO』宮部みゆき 講談社 1800円

正しいノベライズとはこういうものだと思った。イメージを膨らませ、同工異曲な物語を小説という形にする。元のメディアにひきずられすぎないが大事にする。だがしかしヨルダの物語は何となく違和感を持った。悪くはない、悪くはないんだが、少女と意思の疎通ができないというもどかしさ、でもそこから生まれる大切な気持ちがなくなっちゃうからだ。あとモンスターの正体が最初から割れているのが、小説としてはうまいんだが、ゲームでそこで決めをもらった人間としては、残念かも。しかし宮部さんの本で手放しで褒めてもいいと思った初めての本がコレっていうのは、らしすぎるっていうかなんていうか。

昨日購入:『百器徒然袋―風』1300『シェルター週末の殺人』1700『パズラー』1900

本日購入:『天使と悪魔』上下1800


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