「ビッグ・フィッシュ」を観た。やっぱり一生ついて行くよティム・バートン! あんまし期待しないで行ったんですよ、ここんとこバートン映画は無理ばっかしてはずれてたし、また傾向が違う感じー、と思って。そしたらブラボー。バートン映画3本の指に入る。完成度から言ったらトップにあげてもいい。バートンらしさのあるファンタスティックな映像に違和感なく現実の映像がリンク。もう最後息子が駆けるところなど涙なくしては観られませんよ。それはそれは悲しいのに幸せなのよ。おとうさーーーん! 幸せになるってこと、愛情ってこと、それはおとぎ話のようでいておとぎ話ではなくするところがオトナのおとぎ話で。最後の総出演はなくてもいいってパンフにあったけど、私はあってもいいと思う。あれはパパの語ったことには本当があったっていう意味ではなくて、パパが語ったことが本当になった、そして息子が語ったことが本当になった、っていう意味ではないかしら。ああ、いい映画だった……。
そして、紅茶屋に行ってパンフ読んでたんです。そしたら隣に座ってた中年男女カプが最悪で。大音声で「やつはどこそこのラーメンは美味しいって言ってるんだけど、化学調味料とかいっぱい使ってるようなスープでぼくは気分悪くなっちゃうようなやつでさ」「休みに子供をどこにも連れて行かないのはどうかっていうんで1泊旅行かグルメツアーかで選択して築地と浅草で全部で20万円食べた」とかそういう話を延々としていました。うるせえ。おまえらのこだわりなんか聞きたくねえ。人がうまいというものにけちをつけるなよ。映画最高だったのに、最悪ー。彼らが帰った頃には私はもうデザートで、あーあ、と思っていたら、女の子の店員さんが「あの」と声をかけてきた。
「ビッグ・フィッシュ観たんですか?」
「……はい」
そして二人して「良かったですよね!」
きゃーとお話してすっかり気分よくなりました。かーわいい人だったしー。現金。んで「いつもありがとうございます」と言われちゃった……。いつのまにか常連だったか……。
トロイ公開日なので混んでるかなあ、と思ったらそうでもなかった。あれはどうしようか迷っています。コス物(元の意味で)好きなmteraとしては普通なら絶対観るんだが、ブラピ……ブラピが嫌だなあ……ていうかあの人どう頑張ってもギリシャ人に見えないよなあ。スパイダーマンの予告がまた笑った。街中のゴミ箱にコスチュームを捨てるかおい。あれほど「大丈夫かしら……」と心配させるヒーローはいないな。むしろヒロイン? それから、チラシで「i,ROBOT」っていうのがあった。三原則まで書いてある。なのにアシモフの名前がどこにもない。しかもウィル・スミス主演のアクション・ミステリー。ええ? 何それ? 公式サイトはこちら。こっちにはアシモフの名前もある、USロボットの名前もスーザン・キャルヴィン博士の名前も陽電子頭脳(さすがにカタカナになっているが)もある。結構悪ノリっぽい。ちょっとドキドキ……。『鋼鉄都市』と短編の最後の方合わせたみたいな感じかなあ。あらすじ見ると「ええ?」と思う。アシモフはロボット好きだったと思うから、最後は肯定的になっているといいなあ。家事ロボなら『お気に召すことうけあい』要素入ってるかなあ。あの話すごい好きなんだ。端的にロボットと人間の関係を表してると思うんだよねー。調べた。NSの型番なら『迷子のロボット』だ。んーでもあれ家事じゃないし……ってごめんなさい、普通の人置き去り……(いつもだが)。
本日購入:『レイニー・レイニー・ブルー』848『魔界都市ブルース9』819
TTTのキャストコメンタリーを見ました。サーのコメントがないのがとても残念……しかし興味深い話が。朝に弱いサー! 萌え! 朝からカツ丼を食べるサーなど想像できんわ(イギリス人なので夜も食べません)。なんてイメージ通りなんでしょう。不機嫌に辛辣なサー……もえもえだ。ブラッド・ダリフが最も役柄と別人オーラ。ミランダのエオウィン度が高くて微笑ましい。ボロミアがコメントっていうのも驚きだがデネパパのコメントがあるのも驚き。ショーン・アスティンはやっぱりなんか萎え。なんかいかにもなアメリカ人っぽいので引く。なんであんなにオレオレで失礼なのだ……。ドム&ビリがいちばん楽しいな。バーナード・ヒルはやっぱりかわいい。余裕たっぷり。あーん、もえもえー。特典を見たときに最も驚いたのは、ワーグのCGの話。全部CGなのはあたりまえ、他に何か走らせるわけにはいかないのもあたりまえ、言われてみればその通りなんだが、あの重量感・スピード感ある戦闘シーンの相手役が樽乗りか空<くう>ってのがどうにも信じられない。今もう一度見直したわけだが、全然わからん……。
あー、王の帰還が見たくなっちゃったなあ〜。もうシネコンでやってないよー。
MacOperaはバグが多すぎる。先日、「〜」がチャット先で「?」に変わるというWindowsじゃねえんだぞこら、なバグに悩まされたばかりだが、今度はフォームに入れた文字が消せない。矢印もdeleteも効かない。なんでやねん。
本日読了:『接近』古処誠二 新潮社 1300円
戦争物第2弾。沖縄戦。私は小学生の頃東北に住んでいたので、戦争話はあまり詳しくないところがある。すべて本の中の世界だった。沖縄育ちだとそうはいかないんだろうな。途中で挿入される、少年の本音のモノローグが気になるんですよ。短く、まるで誰かに告白するような。尋問か何かかな、と思って読んで最後まで来て、衝撃を受けました。そして読み返すと、全然違う意味を持ってくる。そして、さらに、自分たちの傲慢さに、たった一言の言い換えで気がつかされる。重い、そして暑くて眩しい話です。
明日は振休です。豪雨の中会社に行く方々を後目に惰眠をむさぼりたいと思います。
買ってきましたvv
白のみ入荷、ってどこでも叫んでました。確かにシルバーの方がサイド黒でかっこいい感じもするけど、白もかわいい。今までのケイタイも古かったので、普通の操作も快適。ちなみにうらてらトップはケイタイモードでこういうふうに見えます。
テーブル定義が無視されるわけだ。ふむ。32Kだけど結構快適につながるよ。つなぎ放題にしたからパケット気にしなくていいし。パケコミだと128Kなんだけど。20万パケットってどのぐらいかなあ。最悪全部のデータが32K以下だったとして、思う存分使って20万パケを超えないようだったら料金コース変更も考えよう。これで電車や出先で調べものがしたくなっても思う存分検索をかけられるのね……。帰りの電車30分があれば巡回はほとんど終わるわ……。ああ幸せ……。
新しい番号とメアドは順次知らせていきます。
時間つぶしにハンズに入って、一目惚れしました。
ケースが固い折りたたみ傘。すぐに袋をなくすmteraにとって、目から鱗な感じでした。袋もついてるけど、いらなーい。
昨日読了:『チャーリー退場』アレックス・アトキンスン/鈴木恵訳 創元推理文庫 840円
題名通りチャーリーが殺されるんですが。なんか途中から俄然話が面白くなって。警部さんとマクブライドがつるみだしてからかな。本当にのれない舞台を見ている感じだったのが、人物が見えてきて、のめりこむようにハマりました。後から考えるとアラがあるんだけど、その場ではわくわくしている、まさに劇中に出てくる舞台のようです。チャーリーが死んでからも「Show must go on」で幕は上がるのですが、その前の緊張感や舞台に関する考察にすごく愛情を感じます。「なんだかわからないがパワーのある」という評はもっともだと思いました。