外面如菩薩内心如夜叉


もっと前ホーム掲示板

2004/02/14(土)

病原がない……。絶対婦人科系だと思っていたのに、見える範囲には何もない。じゃあ何で今頃下腹が痛重いんじゃ。いや目出度いことなのかもしれないが、てことは受動的に治してもらうってふうにはいかず、生活習慣病とかストレスとかだろうってわけで、そういう面倒なことを自分で解決していかなくてはいけないわけか。さらに今貧血の検査もしてもらっているが、もし貧血も改善されていたら、何もないときにいきなり上がる動悸とか慢性的な吐き気とかの原因究明もしていかなくてはいけないのか。しかも集中力不足や眠気のいいわけもきかなく! め、めんどくさい……(ダメ人間)。

でも本音のとこ今の生活状況を知ったら医者は百人中百人が疲労とストレスとっていうんじゃないかと思っている。精神的には楽なんだけどなー。

あんまりおなかがすいたので中国茶カフェの茶語に入ったら、ランチについてきた茶が

……ポット……でかい……。

汚い部屋に慣れつつある。まずい。早く片付けないと。

2004/02/13(金)

今日は会社におけるバレンタインデーでした。昼休み終了間際にいっせいに配り始める女の子たち。去年のWDを見知った後では種まきのように見えなくもないです。とりあえず今の会社はVDはありという会社で、課員と課の協力会社さん(社内にいる下請け)には女子課員全員でまとめてあげるのでお金出してほっとけばいいのですが。私の所属するチームは課の協力会社さんとは違った会社の人を使っており、チームに属する女子社員は私だけとなれば、個別にやらんわけにもいきません。人に食べ物をあげるのは好きなので全然構わないんだが、おっちゃんに「最初で最後かも!」とすごく喜ばれた……ええっ? 

まだ明日も売ってるよねー。自分チョコ追加追加ー。VDのときは普通出ないようなチョコが山ほど売ってるので嬉しくてたまりません。ラッピングもカワイイ。はっきりいって皆に配ったより自分チョコの方が2〜3倍合計いってます。チョコはケーキと違ってしばらく冷蔵庫に入れてても全然問題ないので、リスの頬袋のように貯め込もうかと思います。気にすべきは吹き出物のみ。今日、横浜の人が買ってきてたダルメシアンのマーブルチョコが無茶苦茶かわいかったのでアレ欲しいアレ! ブルーと白だけで構成されてるマーブルチョコ。あとアンテノールのカシュカシュマカロンもかわいくて美味しかった。明日の狙いどころはOGGIとフルーツコーティング系とそごう特設。いろんなとこのを2個ずつぐらいしか入ってないサイズで買うのだ。超楽しんでいる人がここにいます。

ああでも病院行かなきゃ(明日のメインの用事はこっち)。すんなり貧血検査とかしてくれるかなー。

2004/02/11(水)

ありえねえ。何だこの体調。早く土曜日来い。

2時半までだらだらとベッドの中にいました。ためている番組見ながら。おもむろに起き出し、部屋を片付けながらプリンプリンにサムネイル付け。……嘘です。部屋が片付きませんでした……。

久々にきょうの料理を見かけたら、後藤アナがパーマをかけてメガネに色をつけて若ぶっていた。でも中身いっしょ。

ニモの声優にウィレム・デフォーがいるときいて激しく動揺する。えっ……別に欲しくも見たくもないけど、特典次第では買ってしまう可能性ありだ。次映画館行ったときかかってれば、パンフ買ってしまうかも。王の帰還見に行ったときの予告でメキシコが何たらっていうジョニー・デップが主演の映画の予告がかかっていたんだが、「ふーん」と全然興味なく見ていたところに「ウィレム・デフォー」という大文字と胡散臭い恰好をしたかのお人が出てきて「見ないとか!?」といきなり身を乗り出した私。ところでジョニデはどうしていきなりブレイクなんでしょう。いままでだって船長さんみたいな役やってきてたじゃんねー。私にとってはバートン映画に欠かせない人、という認識なんだけどね……。

ネットショッピングの最大の敵は「まとめ買い」だ。一定金額以上は送料がタダ、とかいうシステムのせいもあると思う。そして大人買いは気持ちいいね……増えた給料を全部使ったような気がしてならないよ……。来月はいくらカード請求が来るのかな……ふ、ふふふふふ……。

本日購入:『少女季』2000

2004/02/10(火)

mteraは普段7時に家を出るのですが、今日は7時20分に起きた。おどろき5分後には家を飛び出して7時40分には横浜駅発東海道線に飛び乗れ、会社は始業10分前に着いた。ありがとう地下鉄! しかし帰りの地下通路でBGMに「ちゃららーん、ちゃららららんらーん」て流すのやめてほしい。バッハのトッカータとフーガ、と言うとなんかいい曲がかかっているように聞こえるが、「実は……おまえはうちの子じゃないんだ!」とかいうときにバックに流したいあの曲だ。こないだは禿げ山の一夜だったし。選曲おかしいよ!

腰が落ちそうだ。何事。明日は家から出ないようにしよう。

2004/02/08(日)

前売り4枚買ってきてみた。足りるかな……。サントラも買った。カードはガン爺だった(表はみんなサム&フロ?)。普段の行いがいいのね!

ヨドバシでデジカメ映像をプリントしてみた。おおすげえ! ちゃんとした写真になった! 解像度最高、大きさ最大で撮っていたからだと思うが、キレイキレイ。枚数指定も超簡単、迅速。どうせなら修正した後のをプリントできたらもっといいのになあ。

NHKをかけっぱにしていたら、いきなりポアロがはじまった。びっくり。でも録画しないー。

2/4読了:『火星ダーク・バラード』上田早夕里 角川春樹事務所 1800円

小松左京賞。うーん、ありがちかな〜。火星のダウンタウン描写とか超能力者の扱いとか。「おっ」と思うときはあるんだけど、結局お約束範囲に着地してしまう。お約束ならお約束で、それを勢いよく自分なりの形で表現してほしい。でも最近の新人さんにはない、むやみに「!」などを使わない落ち着いた文章は評価。

2/6読了:『日本史快刀乱麻』明石散人 新潮新書 680円

超つまんねえ! 日本史の謎を明かすとか言って、その内容に知性とか品とかまったく感じられない。知って面白いという謎は、それによって人物や作品の奥行きが出る謎だ。どれもこれも自分の枠組みのなかに当て嵌めてしまっていて、それは楽かもしれないが、まったく意味がない。いちばん知性を疑うのは夏目漱石の『坊ちゃん』はコンプレックスが見えるから面白いという章。全部そういう解釈にして、『坊ちゃん』の世界が広がるのか? すべてがコンプレックスから生まれたという解釈は、理解を放棄していないか。だいたい話も推測の域を出ない、証拠を提示しろよってレベルだし。捨てだな。

本日購入:『魔法探偵社よ、永遠に!』620

2004/02/07(土) 土曜日がここにあるのはわざとです。前週が写真で重いので。

先行上映見てきました。以下ネタバレにつき反転。長い、長いです。映画以上に長いです。

フロドーーー!号泣っすよ旦那! フロドルートだけのために通えます! むしろ通わせてくれ! フロドには言葉がありません。悲壮なとか過酷なとかいう言葉は無力だ。フロドルートは3人しか出てないのにあの大軍に負けずこれは戦いだと観客に意識させてくれる。あの登坂する姿に沈黙だ。そしてそこまでしても結局魂が保てなかったフロドがその期に及んでも敵側ではなく自分たち側にいるということ、そのときの画の凄絶な美しさが本当らしい痛さで原作読んだときから好きだったんですが、映画も文句なしに酷いです。この場合の酷いは誉め言葉です。「アラゴルンが主役なのか……」と危惧していたポスターなどを蹴散らす勢いでフロドが主役でした。

サム!!TTTのサムは正直嫌いだったんですが、王の帰還では原作サム復活。「あなたは背負えます」に感動しないわけがないでしょう! 「指輪の重荷は背負えないけどあなたは背負える」ものすごく感動のツボを突くんです。無償の忠という言葉を一言で説明するならそういうことじゃないかと思います。一つだけ文句をつけるならサムは「帰れないでしょう」とは絶対言わないと思う。そこにサムらしさがあるんだと思うので、とても残念だ。それとも原作でも言ったかしら?

スメアゴルー!?冒頭でやられたと思いました。スメアゴルとデアゴルのエピを頭にもってくるなんて。しかしあの場で「わしらにおくれ」はダメだと思う。IじゃなくWeの複数形になってしまったのは、デアゴルを殺した罪の意識とか、指輪の影響とか、いろいろあってのことだという解釈で来てるのが台無しだよ! あと落ちたときのCG表現はもっと何とかして欲しかった。演技には文句ありません。スメアゴルとしてのアンディも素晴らしい。

馬の王。セオデン王〜〜〜(涙)。個人的にもっとも落としどころだったのはセオデン王でした。フロドは「泣くところではない、泣いてはフロドの旅が台無しだ」という感じがするんだけど、セオデンの場面は純粋に泣いていい場面ですから。王(に近い人を含めて)はこの映画に4人出てきていますが(アラ、セオデン、デネ、エルロンド)王様らしさというものを考えたとき、いちばんその地位にふさわしいのはセオデンだと思う。そんな彼の死の間際の言葉と笑みが悲しくてたまらないのです。思い出しただけで泣けてくる。エオウィンの笑顔、っていうのは民の笑顔、死んでしまった息子の笑顔、すべてを代表しているのだと思う。戴冠式での笑顔を心から見せてあげたかったよ。

エオウィン。兜を脱ぐところが美しかった……。ずっとデルンヘルムと呼んできたけど、映画では最初からわかってるんですな。まあ当たり前か。人間の男には殺せない魔王を殺したから、同じに戦いたいという意識が変容し、その後素直にファラミアを受け入れてるんだと思うんだが肝心の受け入れる場面がないよ! いきなり戴冠式でカプーになっているよ!

親子。デネソールがただの怖い人だよ! いままで頑張ってきた執政なのに。パランティアの説明がないから、ただ息子のために錯乱しているようにも見える。食事の場面とかは静かなおそろしさで面白いんだけど、火をつけようとするところとか、やばさしか感じないよ〜。SEE補完求む。デネパパ誰かに役どころが似ていると思ったら、赤面ゑびすのあの君主さまだ……。そんな親父でも愛されたいファラミア、ホントに哀れでした。ファラミアの描写は良くなっていた。絶望の突進、引きずられて帰ってきたところに投げ込まれる他の騎士の首に衝撃を受けました。皆が首になっているところを一応生きて帰ってきている、だが酷い有様で、というあたり、そのときの周りの騎士たちのギリギリの行為を想像すると、ファラミアはお父さんではなく部下たちを見ていればよかったのに、と思うのです。しかし戴冠式では説明もなく元気になりすぎです。今回は親子(に似た)関係がクローズアップされてると思った。セオデン-エオウィン、ビルボ-フロド、エルロンド-アルウェン、エルロンド-アラゴルン。エルロンドとアルウェンは恋人同士のようだ。寿命の長いエルフのこと、アラゴルンでは太刀打ちできない絆が二人の間にあるのだろうと今回は素直に納得できた。TTTでは「父への愛はないのか」とか言われても納得できなかったんだが。なぜだろう。そんな娘を奪う、しかもイシルドゥアの血をひくアラゴルンにエルロンドはすさまじく寛大だ。アラは養い子でもあるんだが、それならなおさらどこかで頼りなく思ったりするだろう。彼は、一度、盟友がナルシルを持ちながらも堕ちたのを見ている。でも捨てられなかった、かといって鍛え直すわけでもなく保管してあった剣を、今鍛え直してアラゴルンに託した、それはずっしりと重い感じがしました。あと一瞬エステルかと思ったエルダリオンが親子描写の極地でしょうか。アルウェンが一瞬にして母の顔になったのが印象的でした。やっぱ一部のアルウェンが浮いちゃったなー。

戦闘。王様のあんな卑怯な軍隊って原作に出てたか!?と確かめたら出てました。すっかり頭から追い出していたらしい。他の作品なんかほとんど見てないのに、PJ節炸裂だな……と思いました。しかしあんな勝てないはずの戦はありえないよな。ファラミアを送り出すゴンドール人が黒髪で少しエキゾチックで、かつオーク軍には卑怯なほどの兵器差があり、やっぱりちょっと現実世界を思い出さずにはいられなかった。

怖さ。攻城用投石機が出てきたところ、オリファントが出てきたところ、アングマールの魔王の着替え&出撃シーン、「きしゃああああ」というナズグルの声、ミナス・ティリスの露台岩、今回は怖いところがいっぱいでした。シェロブは怖くなかったなあ。

その他に残念なとこ。やっぱりサルマン様のシーンはあった方がよかったと思うんだけどなー。あとファラミア回復のシーンとか。数を競う二人は余分だった。あのぐらいになると真面目に戦っていたと思うんですが。呑気すぎです。ギムリは原作でも王冠持ち役だったっけ? すごい違和感があった。

今回の癒し。ピピンですね! かーわーいーいー。転げ回りそうなぐらいかわいいです。ガン爺なんかピピンが可愛すぎて目が糸になってる感じがします。てかガン爺はホビット好きすぎだ。あまりに好きすぎてお持ち帰りかよ!というツッコミを感動のシーンで入れそうになりました。ガン爺ってエルフ寝するんだったっけか。夜着姿には一時停止したくてたまりませんでした。あと、あまりに軽々しいので映画的には減点なんだが、おろおろ御目が可愛かったです……。

萌える隙さえないほど感動的だが。反萌が邪魔。おまえが嫁かよ! というタイミングと恰好で出てきたレゴラスにむかっときたり。だってギムリは王冠持ちやってるのにひどくなーい? いや王冠持ちも栄誉だけどさー。あの二人は原作ではセット扱いなので、レゴだけが扱いがいいとむっとするんです。せっかくの黒門前もおまえ死ぬ気ねえだろって顔でちょっと減点。ああいう性格な気はするんだけど、場面の雰囲気に合ってない。ああもったいない。フロドは……港のフロドは反則だと思いました。聖者の祝福という画なのに秘密の香りがする……。でも実は最も純粋にがっつり画の美しさだけで掴まれたシーンは有り得ない狼煙のシーンでした。雲の上に出ている時点で有り得ないが、素晴らしく美しい……。用事がなくても狼煙出したい……(迷惑)。

上映終わったらすごい汗かいてました。前もってトイレも何度も行っといたけど、この汗のためにトイレに立たずに済んだのでは……と思った。文句は重箱の隅。何度でも見たい。通わせていただきます。さーて、これから前売りでも買ってこようかなー。

結婚式の後、「これから二次会行くけど」と言われてそんな風習があるのをすっかり忘れていたので愕然とする。一応ちょっとだけ時間があったので顔出し程度ですまし、50分で出てきました。余裕で着いてよかったわ。「見られなかったらおまえを滅びの亀裂に突き落とす!」という勢いで声かけてきた人間を睨んでしまいましたからね……。

実は引き出物が予想以上の大きさで重くて、「ゴメン、フロド……私には耐えられないよ……」と謝りつつタクシーで帰ってきました。通路側の席でよかった。今見たら5客セットのシチュー皿&皿、ワイングラス4つ、鰹節、ケーキ、ハーフボトルのワイン! 重いはずだわ! ていうか4つもワイングラス何するの!?


もっと前ホーム掲示板