外面如菩薩内心如夜叉


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2003/01/04(土)

寝て終わる1日。風呂に入っているときに「あっ、勉強しなくちゃいけなかったんじゃん」と思い出しました。

十二国記の「風の海迷宮の岸」分をやっとこさ見る。しまった、泰麒かわいいじゃないか……。しかし昨今にないほどのんびりした喋り方のアニメだよな。

巻き戻しが全然終わらない。直ったと思ったのにー。

家に帰ってきて思う、普段自分は腹八分目以下で暮らしているんだな……。

本日読了:『嘲笑う闇夜』ビル・プロンジーニ&バリー・N・マルツバーグ/内田昌之訳 文春文庫 733円

バカミスだと聞いていたので期待したのだが、全然笑えなかったわ。私が考えるのと違うのね。読んでいる最中も気が滅入りました。皆が「自分は切り裂き魔かも……」と思うという話というのは、それぐらい皆性格が悪いということなのだ。いや、悪いという言葉ではすまされない、何か陰鬱な、殺されそうな。かといって目新しい感情や移入しやすい感情が提示されるわけでもなく。私はもう少し親しみやすい、救いのある話が好きです。

2003/01/03(金)

帰宅。いろいろ人に迷惑をかけつつ。なんとグリーン車で帰ってきました! でもただ席が広いだけだったなあ。猫も愛想振りまくのをやめたようです。意外と裏表があるな、おまえら。

横浜駅改札で新幹線切符は精算機使えず窓口改札に並んでいました。似たような人が多いらしくずらっと人ばかり。自分の番が近付いた頃、新幹線切符持った中年夫婦が喋りながらやってきて私と友達の間に入り込みそうだったので「あ、すいません並んでるんですけど」ッて言ったら、「何もわかってないくせに知った風な口をきくな!」と逆ギレされました……。酔っぱらいかよ(涙)。しかも奥さん「まあまあ」と取りなしながらもどっか行っちゃうし!ちょっと待て逃げるな! 友達は喧嘩売ろうとするし。他の友達が間に入り、おっさん4対1では勝てないと思ったのか睨み付けつつ後退。新年早々運が悪いー。

自分土産にずんだもちを買って初めて食べたけどおいしー。豆物をこんなにおいしいと思ったのは初めてだ。

初夢って2日の夜の夢じゃないよね?1日夜の夢よね? まあ1日夜の夢もそう良くはなかったような記憶があるが、今日の夢はまた一段と悪く、災害で崩壊した都市の崩壊したビルで狂った人々を避けつつ穴掘り、というものでした。ビルは二棟に分かれていて、自分東にいたんだけど、人が少なくなったので西に行ってみたら「ドラえもん」の上映会をやっていて、現実逃避するように和気藹々と行列作って楽しんでいる人がいてこのまま崩壊した社会で折り合いをつけて生きていけばいいじゃない?みたいなことを言われたけど、何となく居場所がなくて東棟に帰ってきて、殺人鬼やら死体やらがごろごろ出てきてたけど今や静かになった地下で独り出口目指してコンクリ砕いてました。新年になんつー夢だよ。

本日読了:『毛糸よさらば』ジル・チャーチル/浅羽莢子訳 創元推理文庫 600円

クリスマスバザーの話、という完全に時機を逸した読み方ですが。ゲストとして昔の友人が出てくるのですが、主人公のジェーンは彼女を「いい人だけど」と評し隔意があるのですね。でも彼女の方はジェーンを親友と思っている。よくある温度差。でもそれが後々、ジェーンに「ごめんなさい」と後悔の涙を流させる、これもホントにありそうな流れです。人の気持ちが、とっても、ありそうな方向にある。葬式があってもファッションは気になるし、バザーやらなくちゃだし。だからこそ最後の感傷も胸をついてきます。主婦になる前の少女の姿を思い出してしまう感じ(私主婦じゃないけど)。ところでさっぱりわからないことが一つ、「大序曲1812年」ってどんな曲?

2003/01/02(木)

仙台は初売りがすごいそうです。なんでも朝6時とかから開店するとか。実際、元日朝8時から初売りに並んだ人がいたそうで、そういうお正月は楽しいのですかと尋ねたいです。そんな時間じゃないけど、昼にジャスコに行ったらば、すごい人出だったよ……。

「ブラックホーク・ダウン」(レンタル)を見た。ルシウス様が偉めの役で、レゴラスがへたれの役で出ているらしい映画(そういう紹介は)。ルシウス様はタフガイでした。うわあ、頼もしい。そんなに偉くはなかった。でも文句言わずに―いや、言ったか、とりあえずやることちゃんとやってました。レゴはほんとにへたれー。この市街戦はおまえのせいか!みたいな。映画はねえ、なんていうか、「おまえら、人の喧嘩に鼻つっこんで何を言おうと悲しく思おうとむなしく思おうとソマリア人の身になったらそれどころではない!」という感じ。「飢餓からソマリアを助けるか、テレビを見てるかだ」っていう台詞があるけど、それでソマリアの人間を1000人単位で撃ち殺してたら本末転倒だろう。醒めた目で見ちゃう。ばかげた作戦立ててるし。戦争ものの鑑賞に向いてない私。

明日帰宅します。実家はおなかいっぱいごはんが食べられるが、やっぱしちょっとほんとにだらだらできないねー。

2003/01/01(水)夜

風呂場が寒いですー。腐らないようにとおせちが脱衣所においてありますー。

「突入せよ!あさま山荘」(レンタル)を見た。……これを佐々氏本人が書いているというのがもにょって感じだわ。私に言わせると、昔ながらの面子等に固執する長野県警も、それに対して押しの一手でイギリスイギリス言ってる佐々氏も同じぐらい頭固いんですけど。なんかなあ、小説を読んでないのでなんともいえないが、映画はどうにもこうにも自慰行為もしくは制作者のべんちゃら行為のどちらかに見えて嫌です。

「ムトゥ踊るマハラジャ」(TV)を見た。爆笑。少林サッカーと同じにおいがする。踊りに加えて想像以上にアクションがあった。カーチェイスまで。馬車飛ぶし。しかし、あのおっさんがトップスターだというのがどうにも納得できない。だから、もっともおかしかったのは半ばぐらい。「このバカップルが!!」と裏手で突っ込みを入れたくなりました。さんまにそっくりの声をした俳優が出てました。あの踊りはもう一度見たい感じだな……。

デジタル双方向放送ってSFのかほりがします……。

2002/12/31(火)〜2003/01/01(水)未明

あけましておめでとうございます。昨年中はお世話になりました。今年もきっと変わらずやっていきますので(…)皆様よろしくお願いします。

東京駅がすさまじく混んでました。きっと大晦日に移動しようなんて人間はあらかじめ切符なんか買ってないんだと思います。今冬の私は違いますよ! ちゃんと指定を買いましたからね! 30日に。

実家がハイビジョンになっている。デジタルでインタラクティブとかいって。紅白のお茶の間審査員とかいって。なんかこう、テレビの中よりも違う世界がここに。

本日読了:『ゴミと罰』ジル・チャーチル/浅羽莢子訳 創元推理文庫 600円

新幹線の中で読み終わった今年最後の本。あとがきを読むとコージーミステリという言葉がなかった頃に刊行されたようですが、まさにコージー。主人公の主婦とそのご近所さんたち、「ここまで」と思うほど、ハリウッド的といおうか、映画などから想像する郊外のアメリカ生活そのもの。でも、主人公もまっすぐバイタリティに溢れるのみではなくて、心に秘めてる苦痛とかちょっとした希望とかが身近な感じで好感が持てる。爽やかでした。起きてる事件は殺人事件だが。

てことで、今年の読了本は127冊。少なかったですねー。総括としては「海外物再発見の年」。自分内No.1は文句なしに『指輪物語』なわけですが、人には薦めないし、すごーく読みにくいし、現代人に何か示唆を与えることを期待する本とも言いにくい。ただし喜怒哀楽感動と萌えは圧倒的。バランスがとれていて人に薦めやすくしかも面白いとなるとやはり掲示板でも書いたように『どろぼうの神さま』。萌えまであります。ミステリなら読後感の悪さを我慢できるなら『聯愁殺』、爽やかなら『ツール&ストール』ただしこのミスコメントとか読むと作者はちっとも爽やかではなさそうです。以降注目は『アイルランドの薔薇』作者。SFなら『イリーガル・エイリアン』、ソウヤーはネガティブな個人とポジティブな未来を描いてます。来年も引き続くのはクリスティ(ポアロ)マイブーム。2003年もいい本を発見していきたいです。

2002/12/30(月)

さわやかな目覚めで「ふんふーん」と家を出たうらてらに突きつけられる衝撃の事実!

休日ダイヤだ!

バス来ないし。JRも裏切ってるし。東海道線座れるし。八重洲口に出る人より京葉線(TDL方面)に向かう輩の方が多いし。ちょっとやさぐれました。

たまご、たまごー。正月明けまでもちそうもない洋梨が3個あったのでパウンドを3個作ることに。全部一人で食べたりしませんよ、さすがにこれは。あと1個は賞味期限が切れて3週間ほど経っているので明日朝におじやにでもしようかと思います(食うんだ?)。

あとニンジンと大根とレタスとプチトマトがある。これからネットでレシピを調べ保存食づくりにいそしむ。年末までチャレンジャーな私。

昨日中華街で見つけた、この時期にぴったりの心引き締まるカードをごらんください。

さて、何がいちばん間違っているでしょう。

2002/12/29(日)

昨日はオフ会でした。汚れ系ムーミンサイトを名乗った方がいいのではないかというトークを大声でかまし、一般客もいる居酒屋さんで福笑いをするという、大人げない(しかもムーミンだし)集団でした。そんな私たちに大量のごはんを与えてくださった八王子駅前歩いて3分のかものはし亭さんに大感謝。こんな辺鄙な場所でボールドにしても宣伝にならない。でもまさに年忘れで楽しかったです♪

伊達巻を作ってみた。こういう「作るより買った方が美味しいだろう」というものを作るのが好きなんです。あったかいときは「うわー、甘くねえ、大失敗」と思ったが、冷めると意外とホントに伊達巻の味がした。

他のおせちなど何も作ってないのに(だって帰省するし)なぜ伊達巻かというと、卵がまだ10個もあったからです。あと4つ。さてどうしよう。


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