2002/12/07(土) |
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- 指輪特典見終わる。俳優達のサービス・トークの素晴らしさよ……! イメージを壊すようなことは言わないどころかイメージにぴったりのエピソードばかりを披露してくれる。思わずテーブルをばんばんと叩いちゃったね。ガンダルフを大きく見せる撮影はびっくり。全然気がつかなかったよ。ミニチュアもただただ感嘆。そしてキャストのオーディオコメンタリー版本編を見た。ホビッツ以外はピンで録ってるね。こまぎれで編集してるのはちょっと残念だな。いっそ全部入れて欲しかったが(何枚組だよ)。まあアラゴルンファンより不幸じゃない(旅の仲間でコメントがないのは彼だけ〜)。ホビッツは仲がよくて若いのう……(普通に見てる)……(普通に見てる)……Σ(゚Д゚;サー!誰を代弁しているのですか!? 思わず顔文字使っちゃう驚き。
ところでNZはこういっちゃ悪いが小さくて驚いた。首都ウェリントンのプレミアにして3〜4階より高いビルが周囲にないよ。地方都市みたいだ。でもその分商売っ気が抜けて見える。とてもあたたかい出迎えでした。
あとNZといえば、追加映像でホビット庄で菜の花が咲いてるの。見たとき「えっ」と思った。何しろ9月の設定だから。植物は今何度かということよりもどのような温度変化を経たかによって開花とかが決まることが多いようなので、どんな気候群にしろ、北半球ではそれはあり得なさそう。でもNZ出身の人々にとっては不思議はなかったのかもしれん……と思いました。
2002/12/05(木) |
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本日購入:『ファンタズム』760『$天然パールピンク・1』390『$天上の愛地上の恋・10』390
- 包丁がよく切れるようになったと書いたが、切れすぎて困る。うっかり洗い桶に入れておいたのを忘れ手を突っ込んだりすると、そこらじゅう血まみれになってしまう。洗ってる最中に「おっと」と軽く支えただけでそれはもうすっぱりと。よく「料理してたら切っちゃったの」とか言って指に包帯巻いているという記号的事柄がある。今まで「どんなに力を込めてもあんなに指は切れねえよ」と思っていたが、彼らの料理の腕はともかく少なくとも包丁の手入れは怠っていないのだろうと推測できるようになった。
- ホントは猫を予防接種に連れて行かねばならないはずだ。もしかして年1だったかなあと12月頭まで待ってみたが、お知らせのハガキが来ない。それを怠るようなペット病院は信用できない感じがするので、別の病院を探してみたい。
2002/12/04(水) |
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本日購入:『$怪物くん・18』390
- 特典の頭の方を見た。指輪ヲタうぜえとまで言われる理由を垣間見た。私はホントに、作者が何を考えていたとか本を書く以外に何をなしたとか全然皆目これっぽっちも興味がない人間だ。何を考えて書こうが物語である限り私を嬉しくし悲しくし楽しくし幸せにしてくれるかどうかがすべてだ。教授のやってたことは、冷静にならなくてもちょっと首を捻れば「変だ」というのがすぐにわかるので、神格化するんではなく「もー超変人。でもそこが好き(笑)」ぐらいでやめとけば好感が持てるのに。
- 中学時代の友人のメールアドレスが子供の名前まんまになったと小耳に挟む。奴はそんな奴だったか。私は今まで他人の名前を自分の識別子につけたことはない。どんなに好きなものであろうと絶対につけない。皆はほほえましく思っているのだろうか。何だかひどい絶望感に襲われる。
- 本日読了:『ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー ハヤカワSF文庫 800円
うーん、ネビュラ賞か。米国SF者は真面目な方が好きなのだろうか。ほとんど笑いのない作品。本格ミステリ仕立てと言われているが、実際は全然そうでもない。話の構成に無理があるような気がする。それぞれが有機的に繋がっているとはなかなか考えられない。SF的にも。次の本に期待。ところで明らかに日本の名前や物がたくさん出てくるんだが、カナダには日本人が多いのか作者の周りに日本人が多いのか世界中に日本人が多いのか単にソウヤーの好みか、真実はどれだ。
2002/12/03(火) |
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- おっしゃドワーフきたーーーーー!!
中つ国パスポートの話です。今日はスペシャルEd.の発売日でした。欲を言えばギムリだったらよかったがバーリンだった(まさかBL=バルログではないだろう)。このDVDパッケージうっとりするよ……。値段が発表になったとき「高い!」と言われていたが、私に言わせるとむしろこれは現状の日本のDVD価格に較べて安い。私は8300円ほどで購入。カードで買える娯楽物にはしわよせがいかない矛盾。
そんでもって見ましたよ。本編2枚3時間30分。このためにダッシュで帰ってきたんだもんねー。
うわー、全然違う映画になっている。最後の方になるとあまり変わっていないがビルボのパーティあたりなんかそれはもう全然。緊張感漂うという点では劇場公開版の方に軍配をあげたいが、原作既読者向けの小ネタが増えている。ホビットが石を投げると百発百中だとか。ホビッツはテーブルの上で、アラゴルンはルシアンの歌を、ロスロリエンではサムがガンダルフを悼む歌を、それぞれ歌いあげるだとか。出番が長くなった蛾はラダガストの線が濃厚か。レゴのファンがさらに増えそうだ。某所でロリエン後「異 様 に 上 機 嫌 なレゴラス」と言われていたが、ホントだったよ……。それまで笑顔など一つも見せていなかったくせに、レンバスをかじってメリピピに用もないのに話しかけたり、おまえ一体何があった。まあ俺的にはとっときの笑顔を見せている場面が舟下りってことで「勝 っ た」って感じだね。ギムリと奥方のやりとりはむしろ原作より可愛いかもしれん……照れるギムリ。ああでも一般人にはセクハラで口先だけに見えるかも……ホントは礼儀正しくてキレイなものが好きなだけの仲間想いのドワーフなんだよう。フロドのことも「Mr.Baggins」って言ってるのに「おまえ」とか訳されちゃってるしさー。ボロミアの掘り下げがさらにされていてグッドだったわ。全体的にわかりやすくなったような気がする。気がするだけかもしれない。まだまだ楽しめそうだ。
- 合格したので、こないだの試験の受験料が返ってきた。わあ、天佑。うちの母は「お金はないが食べるには困らないだろう、と占いで言われたことがある」ようなことを言っていたが、同じ血ですか?
- 昨日読了:『虹北恭助の新新冒険』はやみねかおる 講談社ノベルス 740円
新冒険の方のあとがきで値段は若年層を考慮すると編集者が言ったと書いてあったけど、全然考慮されてないじゃん。でも響子ちゃんと恭助の関係がかわいい話ばかりで満足感はありました。メフィストには全然似合ってない気がしないでもないが。はやみねさんの場合、トリックそのものは主ではなく、それをさせるに至った意志を説明するためにトリックがあるような感じです。だから意志(あんまし動機という言葉が合わない)が他人のためを思っていたりちょっと振り向いてほしいんだったりで可愛いと読後感がよいです。映画野郎側だと独りよがり感が強いので読後感が悪いのだろう。ってことで新あよりはいい感じ。しかし鯉の映画は結婚式向きではないと思うな。
2002/12/02(月) |
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- とりあえず、うらてら用ドメインだけ取ってみました。レンタルサーバーの速度テストかねてこっちだけ近日中に引っ越します。ムーミン側は別名取ろうかと思ってます。最初は、moomin-valley.netにしてメール転送アカウント有志に配布しようかななんて構想を練っていたけど、よく考えるとそんなことすると怒られそうだし、なんか自分のサイトって感じがしないので、mootizuかmoomapあたりに落ち着くでしょう。
- 今、財布に1000円しかありません。クレジットカードは12/4に落ちるはずなので、大事をとってそれまでお金をおろさないつもりです。バスカード代すら出ないな、と悩みながら、定期入れの中を整頓していたら、未使用のバスカード5850円分が出てきました。サインの主人公よりも都合良く「神さま!」と信じそうになりました。
母上からはグッドタイミングで荷物が送られてきました。たとえ飯を食う金がなくなっても、1ヶ月ぐらい菓子と果物で生きていけるんじゃないかって感じです。
なんだかんだと貧乏生活を楽しんでいる私です。
2002/12/01(日) |
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- 今日は大騒動でした。
朝8時に起き、10時前にWPに到着。この時点で15時台の回までハリポタ完売。前売り売りすぎじゃこら。仕方ないので友達に「18:15からのにする」と連絡を入れ、いったん家に帰る。洗濯してCGI直した頃「そろそろ行く」というメールを受け、WPのどっかという待ち合わせ約束のもと、出かける。最寄りのバス停で降りた後、携帯を忘れたことに気がついて、まだ時間が早いので戻ることにする。バスに乗ろうとして定期を出したら、ちゃりんと音がした。
「なんかドブに落っこちたみたいですよー」
すいません、さわやかな笑顔で言わないでください、運転手さん。それはカギです。ってどうするんだよ!!
周囲探してないことを確認してから家に戻り鍵の110番へ連絡。帰ってきてからだと深夜料金がかかるからだ。待つこと15分、この時点で待ち合わせ時間の17時に間に合わないのは確実になる。係りの人が到着して安堵するも、30分格闘。開かない。
「すいません、急いでるんですが」
「あ、じゃあ帰ります」おい待てこら!!! 開かないと困るんじゃ!
「開かないものは開かないですし、たまにそういう鍵あるんで。あとはもう壊すしかないですね」
以前開けてもらったんですが。帰ってきてからなら時間あるからまた来てもらえるんですか。
「深夜はやってません」
ほざくなオヤジ! 俺が前に頼んだのは11時回っておったわ! おまえが来たくないだけちゃうんかい!!
もう超鬱でとりあえず映画館前に行ってみる。探し回る。携帯のありがたさを知る。幸い互いに行動パターンを知り尽くしているので相手に見つけてもらい、窮状を訴える。
「とりあえず帰ったら別の会社探して開けてもらわないと(鬱)」
「自分は今合鍵持ってないけど、某に持ってきてもらえば?」
「……あっ!」
「あじゃなくて」そういえば俺ってば外聞の悪いことに合鍵3つもばらまいてるんだったよ!(猫餌スタッフ)
その後はほっとして映画を楽しめました。待ち合わせでは全然連絡が取れなかったので危うく警察呼ぶところだったと言われました。終わってから無事鍵もらって開けることが出来ました。教訓としては「合鍵は適当にばらまいとけ」(違)。
- ってことでハリー観てきた。
ルシウス様!! 一生ついていきます! 直球豪速ストライクです。私的には今回は彼の映画といっても過言ではないぐらいに射抜かれたよ。ドラコ実は愛されてなさそうなあたりも激ツボです。「優秀ではない者は私の子供ではない」ぐらいのことはいいそうだあの人。ぞくぞくしますね!(問題) スネイプ先生にもスパルタされてるみたいだし、ドラコかわいそう……本音を言えば設定よすぎ。孤独の発露がハリーいじめか。ぐっとくるね!(大問題) 映画のたびヴォルデモード陣営に転んでますな俺。
でもロンが私を引き留めるわ。今回、ハリーが受難というよりロンが受難だったな。ああもうかわいすぎて、君の「ハッピーバースデイ、ハリー!」のシーンを観るためだけにでも後3回ぐらい通えそうです。しょっぱなアレだもの、鷲掴みです。
ロックハート先生は何だか普通でした。ペテン師だというあたりがよくわからなかった感じ。かえっていい先生に見えた。森田健作的なだが。彼の出番が少なかったせいかハーマイオニーも活躍の場が少なかったわ。涙目はとても可愛かったけども、猫姿は全CGでがっかりよ……猫耳ハーマイオニーが拝めるのかと思ったのに(激問題)。
リドルは古風な端正美少年でした。も少し険が強い感じを想像していたんだが。ジニーはよかったけど出番少なかった。意外とコリンが可愛かったね、間の悪いところが強調されてなかったしね。ドビーはよく出来てた。不思議なほどうまく動いてたね。マートル素敵すぎ。うわあ、想像以上にばっちりだ。
話はうまくまとめてあった。小道具とかキャストとかはやっぱり期待以上だし、学校運営などのおためごかしな部分が減ってて良。ただし期待したところの笑いまで端折られていたのがちょっと残念。同行の原作未読の友達も前作より面白かったと言っていた。それから映画は スタッフロールの最後まで観ましょうね。しかしキャストのプロフィール知るのに全然向かないパンフだよなこれ……。