2002/02/15(木) |
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- 賞品に最後のリールが出ません。俺が欲しいのはむしろその次なんですが。雷よけは健康に悪いと思います。
- ムーミンアニメデータの入力に死んでいます。
- チャットやメールしてると、人と話してるような気になるじゃないですか。ふと考えるとリアルにほとんど人と話してませんねこのウィークデーは。母上から電話がかかってきたのと、セゾンカードに電話番号変更お願いしたぐらい? ナイス引きこもり。とかいって、会社行っててもあんまし変わらないあの業界。あ、もひとつ。猫と話すので錯覚するんだ。といっても「よちー、わちー、んー(遊んでる)、んー(ムリヤリ遊んでる)」と喃語と変わらないレベルだけどな。
- でもこういうネタって社会的にどうかな?と思うだけであって自分的には全然困ってないところがねえ。
- 昨日読了:『21世紀本格』島田荘司編
粒ぞろいのアンソロジーという評が多いので読んだ。なるほど。短編のため余計な装飾がない分、きっちり仕上がっていますね。科学ネタも消化率高いし。科学から派生する思考がおもしろかったのは瀬名秀明『メンツェルのチェスプレーヤー』。ロボットの自己とはという命題におもしろい回答を出しています。が、途中はそうやって新しい思考を提示するのに、最後の落とし方が考え得る限りで最悪というのはなぜだろう。ちなみに彼と森、島荘の作品は本格ではないと思う。本格ミステリとしてかなりきっちりしてるのは摩耶雄高『交換殺人』。全然科学じゃないけど、これ、「私」がダニールみたいなロボットと仮定して読んでも違うおもしろさが味わえるかも。ところで最近の本格の流行は、「いろいろ理屈をこねたけど、蓋を開ければ動機が強い人が犯人だった」じゃないかと思いました。どれと言ってしまったらネタバレ。
2002/02/14(水) |
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- 今日のお題は鵜呑みにしてはいけない、で。
- 近頃あったかいですね。3月上旬の気温とか言ってないですか? テレビ見てないからわからないけど。ところであったかい理由には温暖化現象とかあげられそうな気がしますが、それは本当でしょうか? 3月下旬頃の陽気とかよく言うじゃないですか。本当に今3月下旬じゃないんですか? いえ、太陽暦で数えたらそれはそうなのかもしれないけれど、太陰暦は毎年大きくずれているように、実は違う尺度で測ったら去年の3月下旬と今年の2月中旬は同じ時期だった!気温が同じでも当然だ!と、なりませんかね? というか、太陰暦で数えると気温なんか年ごとに変わって当然という気がします。天気予報の表現を鵜呑みにしてしまっているけど、太陽暦がすべてじゃないよね、といいつつ実際問題太陽は気温に大きく関係していますが。それとこれを書くためにちょっとY!天気情報をのぞいたらば、気象関連ニュースの中に飛行機墜落のニュースが混ざっています。晴ときどき飛行機、とかいうオヤジなギャグですか?
- 今朝、腹が膨満して目が覚めました。張って張って痛くて歩けません。救急車呼びたいぐらいでしたが、12日で保険証切れました。今ちょうど空白の身分です。救急車など呼んだ日にはいくらかかるやら。もしかして国民保険に入れという親の怨念いやありがたい心配のせいでしょうか。とりあえず風呂に入ってあたため逆に膨張させて激しくげふげふするという方法で解決しました。しかし再発は避けたいところです。これで胃腸に空気がたまる金魚病の原因はストレスではないということがわかりましたが、では運動不足でしょうか。確かにこの2日間ほとんど外にでていませんが、それぐらいで蛙のお父さんの気持ちが分かる状態になってしまうのでは、風邪など滅多にひけないし、病弱の美少女も台無しです。そんな話は聞かないので、皆が結託して秘密にしているか、運動不足は十分条件ではないということでしょう。必要条件かもしれませんが。他に何が。そういえば、医者はごはんはよく噛んで食べろといっていました。よく噛まないで食べた覚えもありませんが、10分で食事を終えられる人の記憶など信用なりません。とりあえずではよく噛んで食べることにしましょうか。つまり、鵜呑みにしないということで。オヤジなギャグです。
2002/02/13(火) |
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- ひたすらブリッツボールをやっています。
- しかし根本的には暇なので(ヒマというと退屈していると思われ「そろそろ仕事したいでしょう」とか言われることもありますが、単に時間がたっぷりあるって意味だけで全然退屈していません)、妙なことをやってみたり。家中掃き掃除。掃除機使わず。100円ショップのほうきとちりとりで。あと暖房つけずに布団と電気カーペットで1日中過ごしてみたり。あ、あとネット懸賞がんばってみたり。それって時間がある故の行動じゃなくて単に貧乏生活なんじゃ?
- 今日はオムレツを作った。久々だったけれども、おお! 王さまが好んで食しそうな!王さま似のパーフェクトなコックが作りそうな!フォークで刺すたびに王さまのひみつを喋りそうな!きんいろのオムレツができあがったよ。「わーい」と喜んで食べて「げー」。ケチャップの味が変質していました(いや、最初でてくる液体部分だけがね)。
2002/02/11(月) |
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- 今日はらんちゃんが遊びに来ました。やった!3連休全部出かけて過ごしたぞ! なんか、山下町にドラマのロケーション建物があるそうで。らんちゃんはそれを見に来ました。二人してふつーのビルの中に入って「ここ?」「ここ」とか、あからさまに不審者。しかし、うちの近辺でそんなことやってるとは全然知らなかったよ。
- 「クリアしろよ!」と突っ込まれまくるので、ひさびさにFFXをやった。すっかり忘れてる。効率よく勝てない。がんばります。
2002/02/10(日) |
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- ゆいんちに遊びに行ってきたよ。世の中オリンピックらしいが、「木更津キャッツアイ」を4話続けて(しかも間にミュージックステーションが入って)見ていたよ。
- ナツメさんがスタッフしてるロリータ男爵の舞台を見た。ブルーバックで公演し、背景を合成したDVDも作ったという変わった公演。いまDVDを見終わった。想像していたのと違う背景が入っていたり。公演でやっていたメタ的ネタがメタでなくなっている(あたりまえだが)。映像も凝っていたけれど、舞台と映像両方を見て「ブルーバックの方がいろんな意味でおもしろいかも」と思う。舞台の方がエネルギーにあふれるからというのは差し引いても。もともと演劇って簡素な省略された大道具で構成されていることが多いじゃないですか。それは記号であって観客は補完して見ているわけだけれども、それがブルーバックになっても実は補完にはあまり支障がなくて、そこが校庭だと言われれば校庭でしかありえないのだわ。でも頭には「本当は校庭じゃない」という情報も入っていて、それをネタにすると舞台を超えたメタネタになる。映像で校庭の映像が入ると、そういう意味が消え去ってしまう。消え去った方がおもしろいとか消えても支障ないとかいう作品もあるだろうけど、この舞台はメタネタありきな作品であると思ったので。でも、「DVDを作った」というメタ情報を武器にしている部分もあるわけで、この情報がなくなるとメタネタがなくなってしまう複雑さ。いっそブルーバックだが「DVDを作った」という情報は偽情報であるというのでも楽しかったかも。
- その関係で下北沢に久しぶりにいったのだけど、あの町はさっっぱり変わっていませんね。
- 昨日読了:『両性具有迷宮』西澤保彦
エロ80%ぐらいのミステリ? でもそこは西澤さん、いかに森奈津子調を模倣しようとも理性的です。エロコメディというのはエロ描写がコメディに密接に結びついていて両方の効果も抜群となると成功と思うのですが、その点、森奈津子さん『西城秀樹のおかげです』は大成功と思うのですよ。で、この作品はエロミステリとなるんでしょうが、まあこれが水と油のような素材同士だから。ちょっと無理がある感じかしら。西澤さんのミステリはわりと隅から隅まで伏線という形式をとることが多いので、エロ描写が伏線にならないとそれは素晴らしい混合とはいいにくい。つまり、エロとミステリを切り離しても成り立ちそうな気がする時点で、成功率50%ぐらいかなと。