2001/09/14(金) |
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- 部屋片付けないと。
- 昨日炊いたごはんをジャーに入れっぱなしにしておいた。帰ってきて食べようと思ったら、黄色くて腐った水の匂いがしたので捨てた。かわりにかき氷を食べている。
- 展開が早い。もう武力行使決議が通った。怒りの記憶が鮮明なうちに一度叩きたいというところか。アメリカとの時差のせいで、夜中に事態が展開するからテレビは大変だ。NATO20万人とかいう記事も見た。ここんとこ、10万人集めるのに最低1年かかるとかそういう話しか読んでなかっただけに、「すげえ、そんなすぐに糧食(をい)が集まるのか」と、その手の事務的処理能力だけは賞賛する。
ピッツバーグの飛行機はアメリカ軍が落としたんじゃないかという噂もあるんですね。ペンタゴンに突っ込んだ飛行機が大統領専用機やホワイトハウスを狙っていたというニュースを聞いたときは、テレビでは「衝撃の事実」と言っていたが、「エアフォースワンなら犠牲者10人ぐらいですんだんじゃないのか」と思ってしまった。大統領がテロの対象になるのはとても真っ当な気がするし、そういうリスクを理解して就任しているはずだし。大統領なら死んでもいいとかそういうわけじゃないんだけど、うーん、なんか、大統領から狙いが逸れて一般職員が大量に死んでるのに大統領が無事で良かったと喜ぶ(言葉悪いが)のは人として役職として違うんではないかと。
- 本日読了:『ロボットだって恋をする』
しまった、経済新聞取材班が著者に並んでいる。ビジネスの話が主体だった。タイトルに偽りあり。「恋をする」かもしんないことがどうビジネスに繋がるか、社会変化に繋がるか、という話で、しかも「恋をするかも」というあたりはどうでもいい扱い。ロボットをインターフェイスと看破しているのはいいと思うけど。インタビューのまとめ方とかもイマイチつまらない。センス・オブ・ワンダーじゃない。ところで、最近のロボット話はアシモフの否定から始まるんですかね?
2001/09/13(水) |
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- マンションのエレベータで同乗したおばさんが「こんなぼろいビルには飛行機ぶつからないと思うけど怖いわねえ」と話しかけてきた。ぼろいとかそういう問題ではないが、気持ちはわからんでもない。
- もし仮に、実行犯ですべてだとして、裏も背後もない少数のグループで、犯人が全部死んでしまっているとしたら。アメリカはそれで納得するだろうか。責めようにも全員死んでいる。自分たちで望んで死んでいる。もう絶対納得しないだろうと容易に想像がつく。ラディン氏が黒幕であろうとなかろうと、彼は、この惨劇の敵としてふさわしいと見なされてしまったのだ。そして彼らのメンツは慈悲と忍耐の話し合いでは保たれない。ラディン氏が無抵抗で拘束されれば理性を見せないわけにはいかないだろうけど、それもなさそうだから、何らかの形で、戦争が始まるのは確実なんだろうな。
- 今度はコンタクトの洗浄液が当たった。これもモニター。モニターだとあたりやすいらしい。アンケートに答える手間は別に気にならないので、まあなかなかいいよね。
- 久々に通帳記入をした。ものすごい足が出ている……!いや、こんな消費スタイルなら当たり前っちゃー当たり前だし、この夏はただでさえ出費が多かったし。でも2ヶ月連続で10万円ずつも残高が目減りってのはいかがなものか。節約節約。って頼んじゃった本棚の分まだ落ちてないけどお!
- 本日読了:『バッテリーIV』
相変わらず、あからさまにやらしい文章を書く人である。今回初登場のひねキャラ瑞垣くんがなかなかおもしろいので要チェック。豪ちゃんが悩んでいる。巧より台詞が少ないぐらいだ。キャッチャーならもう少しどっしり構えてくれればいいのに。まっすぐしか見えてないこの余裕のなさが初めてで夢中なんだとわかるが、ちょっと大人としては可哀相というか羨ましいというか。不器用なバッテリーだ。巧がたった一言、豪ちゃんに言えばいいだけなのに。でも、そのキーになる一言がなんなのかは、私にもしかということはできません。もろ続き物で、1冊ではさっぱりわからない話になってしまった感じだが、児童書でそれっていいのかね?
2001/09/12(水) |
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- そういえば、昨日はわちよちの誕生日だったよ。仕事とニュースで忘れていたよ。初めての誕生日を忘れるなんて、家族として失格だが、本人たちも気にしやしないしな。いつもと同じ食生活。
- テロの正当化を許さないということと、報復措置をするということは全然違うと思うのだけど、同一視されている。アメリカという国が実力行使に出ないわけにはいかないというのは想像できるが「世界戦争になるかもしれないが」ってやめてください。それは勝手にハイジャックした飛行機で突っ込んでおいて「自爆」テロというのと似ている。
「自爆テロ」という言葉には抵抗があるのだ。自爆か? それは同意もないのに殺しておいて「心中」というのと同じ。おまえだけの飛行機かっつーの。一緒に爆発した中で自爆の数と強制の数と数えたら強制された人の方が多いのに。
ビル倒壊とこの混乱は、何か悪い妄想が実体化したみたいで、罪悪感をおぼえる。世界が壊れたりまるっきり変わったりするビジョンはそれが「起こらないから」想像することであって、実際に起こってはシャレにならない。ミステリも、自分の周りで犯罪は起きないと思っているから読むんであって、今にも殺しそうとか殺されそうとかいう心理のときは読んでられないだろう。
2001/09/11(火) |
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- 今日は台風直撃ですごかった♪という話で終わるかと思ったら、とんでもないニュースが飛び込んできた。旅客機突っ込みテロで世界貿易センター倒壊。ハイジャック11機とか、いろんな情報が錯綜している。気持ち悪い……突っ込まされた人たちの気持ち、考えると、このテロはちょっと……大概のニュースでは驚かないが、これは気持ち悪い……怪物が何人もいるんだ……。いったい世界はどうなったんだろう。私は、こういう映画やマンガみたいなことが起こらない退屈な日常にいたはずなのに、いつのまにか、現実の方がすさまじい。ホントに、何か、夢でも見ているように思える。国家が黒幕じゃないといいな……だってそしたらアメリカは全力をあげて報復するだろうから、開戦だもん。
- また引っ越したら怒られるかなあ。不動産情報見てたら、保土ヶ谷から11分、ペット可、40平米、礼敷2/1、83年築、家賃55000円という「何か不吉なことでもあったんでしょうか」というような物件が。思わず問い合わせしてしまいました。今回は契約更新するつもりなんだけど、神さまが引っ越ししろと言っているのだろうか。でもやはり、今のこの立地はちょっと捨てがたいよね。そして何より貴重に思っているのは、ゴッキーが1匹も出ないところなのだがね。
- 本日読了:『よろずお直し業』
オーソドックスなSF短編とも言えるが、とてもやさしい。一話ごとのゲストが、人間的である。最後の話の救いは、たぶん、誰にでも、必要な手であると思う。
2001/09/10(月) |
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- 台風。夜中にこんでもー。
- 半年以上使っていない食器を箱にしまっているところ。そしてムーミン食器を並べて飾ろうとしている。ムーミン食器は1年に1度も使わない。何かが間違っている。
- 本日読了:『試験に出るパズル』
パズルが好きだ。パズラーと呼ばれる作家のミステリも好きだ。ミステリの中のお遊びのパズルも真剣に考えてしまった。事件よりもパズルを問うことに血道をあげてしまう、この間違った読み方。この浪人生の「ぼく」の名前がいちばん気になる謎。
2001/09/09(日) |
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▲本日購入:『こたつ・1/2』各1000『華胥の幽夢』650『玩具館』838『試験に出るパズル』880『バルト海の復讐』1300『よろずお直し業』505『バッテリーIV』1500『$さとり宿の主人』520『$輝夜姫・18』390
- 「ケトルほしーなー。これカワイーなー。今度お金あるときに買おう」
「えっ」
ああそうだよ、今日も本を1万円買ったよ。DVDも買ったともよ。ケトルは1980円だったよ。足らないのはお金じゃなくて手だよ。
- スナフキンのコンビニキャッチャーぬいぐるみ全2種ゲット。出たばかりのようでアームが強かったので楽勝。自力で取ったぜ。ごはん食べてから「さらに取るぞ」と出直したら、アームが弱くなっていた。ちぇ。でももっと欲しい。配るの。私は別にスナフキンが特に好きというわけではないんだけどー。←ホントだもん! いちばん好きなのは舞台。私は世界が素敵という場合がいちばんハマるんだもん。<新宿>とか。
2度目のとき、誰か若い女の子が二人、スナ人形をゲットしてゲーセン中に響き渡る大声をあげていた。「ムーミン好き?」とナンパしたかった。
- お泊まりのとき、AOL主宰のラブラブネット(本当にこういう名前だった)を見せてもらった。日本のを見てもつまらないので、アメリカの。居住地とか年齢はおろか人種や性別の好みとかまで選べるようになっていた。「おまえはホワイトじゃないだろう」という顔の人がホワイトにいたりして人種問題の難しさをこんなところで思い知る。最初は女性を探す若い男のを見ていたが、そのうち飽きたので65歳以上というのを見てみた。プロフィールに101歳とかあった。嘘つけ(写真若かったし)。日本側では、ネット婚したカップルの写真とか公開されてたり。うーむ、知らない世界。そういえば、私、ネット始めて10年になるんだけど、出会い系サイトを一度も(シャレでも)覗いたことがなかったのだった。
- こたつ、って子竜、だったのか……。