2001/01/20(土) |
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- 雪だ!
- 今日はまた八王子に行っていた。帰りには、雪はすっかり本降りになり、なかなか踏み甲斐のある積もり方をしていた。結構粉雪に近くて、ああ寒いんだなーと思いながら横浜線に乗った。窓の外を見ているとだんだんぼたん雪になり、横浜に着く頃にはすっかりしょぼしょぼ。バスを降りたら雨だった。雪の風情はダントツで八王子の勝ち。
- 少年法を説明する新書を読んだ。説明はとても噛み砕いてあり、わかりやすかった。少年法では特に軽い量刑(日本は成人の量刑も軽い)について、被害者の遺族等の復讐の気持ちも考慮してはどうか、とか書いてある。いつも思うのだが、どうして復讐心を肯定する方向にいかないのかの考察は一言もないのだろうか。私は、このことを考えるたびに無宗教とかいいながら思いっっっっっきり仏教思想に染まっている自分を自覚するのだ。恨んではいけない。仏は恨まない。悪人も等しく救われる。だから、必要最低限はともかく、恨みを肯定するような法律は罪のような気がするのだ。
でもまあ結構いい感じ〜と思いながら読み進めていったのだが、最後の最後あとがきに、現在の歴史教育の自虐史論、憲法改正論がでるに至って閉口してしまった。それまでが割と真っ当な論議展開なだけに、これで納得する人が出たらどうしよう。改憲論の人ってさ、必ず「他国が作った憲法だ」ってことを1度は書くんだけど、昔の日本人だろうが伝統だろうが外国人だろうが、私にしてみれば他人であるという点では同じこと。誰がどんな目的で作ろうとも、よいものはよい、悪いものは悪い。改憲が悪いとは言わないが、平和憲法がそんなに恥ずべき憲法か? たとえ軍備剥奪が目的であったとしても、それで戦争を起こさない平和の理念を貫く国になれたならそれは誇ってもいいことだと思う。そうなれてないことこそ遺憾と私は思うのだ。何しろ「武力による自衛権もいらん」と言ってはばからない俺だからねえ。戦争は絶対悪と思うの。たとえ自衛でも必要悪とは思えない。やっぱりこれって仏教思想なのかな?
2001/01/19(金) |
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▲本日購入:『$ムーミン・コミックス・7』1200
- 正月に、はじめて「どっちの料理ショー」を最初から最後まで見た。食をエンターテイメントとする番組、といえば聞こえはいいが、失礼な番組だなあと思った。よりおいしそうに「見える」かどうか、よりおいしそうに「騒げる」かどうか、で料理の善し悪しを決めて、それに勝った方だけ食べられる。料理の最大の本質の味で勝負というのが不可能なのだ。料理の鉄人は味見してから判定してたから総合評価って感じでまだいいが。「見える」「騒げる」で勝ったのなら、「見える」「騒げる」を精一杯満喫する権利を与えたらどうだろう。勝った方は見ておいしそーと騒ぐだけ。もちろん料理に形は大事だが、それで十分じゃないと思うのだ。極端に言うなら、CMのおいしそうに見えるコーヒーミルクは木工用ボンドだそうだし。
で、そのときそば打ち名人とか言って、おばあさんが出てきた。おいしいそばづくりのコツを聞かれて、「最後は愛情」みたいなことを発言した。出演者たちはいたくそれを気に入ったらしく、最後まで何度も繰り返していた。私はそれは卑怯だと思った。「愛情」とか言った時点で、職人としての気概みたいなものを捨てたも同然だ。家庭のごはんなら「愛情」でもよかろう。「経験だ」というのでもいい。だが、「こんなに愛情を込めたんだから」とか「こんなに頑張ったんだから」とかいう曖昧な価値を自ら言い立てなくても絶対的に人を感動させる伎倆の持ち主が職人ではないのか。
それは時代の流れにあっていないのだろうか。
- 帰りが遅くなって、牙むく猫にとってくわれるかと思いながら慌てて餌を与えた。食べた後の猫の興奮はすさまじく、家中ぶつかりながら暴れていた。ストレス状態が突然解消された動物というのはこんなに激しい活動状態になるのかと感心した。
2001/01/18(木) |
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- セゾンカードの封筒が、開封口を下にした印刷になっている。変なの。そうでなくてはいけない決まりはないのに、みんな決まって開封口を上にする。その方が変かも。
- 一昨日から、ぼんやりしてたらたまりにたまったダイレクトメールの購読解除に血道をあげている。まだくる。自ら進んで購読をしたわけではなくDLだの購買だのでくるようになったメールばかり。読まないのにねえ。
- 踵、今朝方には「半休とって病院行こうか」と真剣に考える状態になっていた。電話帳まで繰ったが、この辺で外科に行くより会社行く方がまだ楽そうだったので会社に行くことにした、というぐらいだ。何しろ地に踵がつけられない。歩行速度1/2当社比。ところで今朝のメールで闇スナさんによく効く薬を教えていただいた。「もう手遅れかも」とか思いつつ購入して塗ってみたら、なんと効果覿面。びっくりした。帰りは普通に歩いて帰ってきた。素晴らしい! ありがとうネット生活、ありがとう闇スナさん!
- Javaアプレットの消費メモリが大きいので、メモリ小さくしろ、と客にいわれている。そういうことをJavaアプレットに求めるぐらいなら最初からJava指定するな! と言いたくなったが、1日中調べていた。それでもわからない。自分の使用メモリ6MBぐらいしかないのに、確保メモリがどんどん増えていく。30MBぐらいになったり。隙間が24MB。しかも解放されない。ガベッジコレクタを動かす直前と直後で確保メモリが増えるというおそろしい現象も。が、それは何ともできないよー。そもそもそういう言語じゃないんだもんよー(泣き言)。
こういうときにこそエージェント(AI用語のやつ)があったらいいのになあと切実に思いながら、まだ調べるのであった。
2001/01/17(水) |
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▲本日購入:『どこかにいってしまったものたち』2400『ガセネッタ&シモネッタ』1524『少年法は誰の味方か』571『暗号攻防史』762『悪意』629『$西洋骨董洋菓子店・1』520
- マジで足が痛え!!と帰ってきて踵を確かめたら、傷が墨のように真っ黒。それこそ鉛筆で刺した後のように。ばいきんのかたまりのようだ。かたまった傷口を風呂で柔らかくして傷の中を見てみたら、繊維クズがぼろぼろと出てきて黒は消えた。そういえば今日の靴下は黒だったな……。でもまだマジ痛え。血が通うだけで痛い。血も一滴も出ていないのに。
- 「わち・よちの写真を送るぞー」というサブジェクトのメールがきた。340dpiの解像度のbmpをそのまま添付。親父……。しかし、写真をいつのまにとっていたのだろう。激写?
雪だるまの写真も送られてきた。今見ると犬みたいだ。来年はもっと立派な雪像を作ろう。
- いらいらしたので大量に本を買ってきてしまった。仕事がもうやだ。誰か助けてくれ。
2001/01/16(火) |
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- また変なメールがきた。真面目に調べたら、やはりワームらしかった。ムーミンページ用に急告ページを作ったので、こちら側でもあてはまる人チェックよろしくー。情報はこちら急告ページ。
- 寒いと泣きたくなりませんか。暑くても泣きたくならないけど。泣いて体温でもあげようとするのだろうか。
- 割れた踵が痛いよう、とクリームを塗っていたのだが、朝テーブルに置きっぱなしにしていったら、帰ってきたらどっかいってしまっている。どーこーだー。
- 最近めっきり夜更かしができなくなりました。明日はチャットつけられるかなー。
2001/01/15(月) |
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▲本日購入:『歴史<上・中・下>』800・700・800『戦後値段史年表』460
- 無断欠勤の件の彼は、今日も無断遅刻をしたので、ほぼ辞めてもらうことに決定した。無断遅刻をしてきて理由をきいたら「OSインストールできましたか?」とわからないことをいう。実は私は金曜日客先に出かけていたのだけれど、その間に彼は私のマシンを立ち上げようとしたそうだ(割り当てた仕事にそんな必要はまるっきりないのだが)。私のマシンはNTインストールに失敗したままになっていて、起動時に98の方のシステムを選ばないと永遠に立ち上がらず「インストールできない」と繰り返すだけだ。それを見て誤解したというのはともかく、「それで動転して気まずくて連絡できませんでした」っておい←H1でお願いします。逆だろうが。失敗して人のマシンを壊したと思ったら俺より早く来て真っ先に事情を説明して謝るのが筋だろう。叱られるのが怖くて逃げて許されるのは百歩譲って中学生までだ!
頭痛いのもこれっきりだが、他の人には1ヶ月以上我慢できたのに俺に対しては1週間。そのうち3日は用事と欠席でほとんど顔合わせてないのに。別の女リーダーのグループ人員が次々辞めたせいもあって、いまやシステム女子は追い出し要員と認知されかけている。こんなにやさしい私たちなのにい。
- 映画「13デイズ」の「若き3人の男たちはいかにしてキューバ危機を乗り切ったのか?」というアオリを見るたびに思う。自分のケツは自分で拭いて当然だ。……っと失礼。ほほほ。
- 今作っているJavaアプレットは今週末に病院にいくので追い込みテスト中。今日客に「マニュアルはいつできる?」と言われた。マニュアル……ここでWORDで作ったり紙にしたりしたらやっぱり大笑いだろうな……HTMLマニュアルか。誰が作るんだ。どうせいつかアプレットから呼び出せとか言われるんだからいい加減なリンクにはできないし。ああ(嘆)!
- 変な本を買った。値段史年表。ただずらずらとアイウエオ順にものの値段の流れが書いてあるだけ。でも妙におもしろい。私の生まれた年の公務員初任給は47200円。チチハハはたいへんだったのねえ。小豆っていう項目もある。これが噂の小豆相場か。なるほど、1年で2〜5倍になっている年があるが下落激しい年もある。物価の優等生は卵と自転車というけど、卵は1957年で241円、自転車は1958年16000円。それって昔は劣等生だったってことじゃん。57年の公務員初任給って9200円だよ!! 私は是非物干し竿の値段を知りたかったのだが、残念ながら載っていないようだ。「20年前と同じお値段で販売いたしております」
2001/01/14(日) |
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▲本日購入:『異邦の騎士 改訂完全版』695
- 寒風吹きすさぶ中、帰りのバスを待っていた。バス停の柱に売りマンションのビラが貼ってあった。暇つぶしにちらっと見てみたら、「奢侈な外観の建物です!」……奢侈……売る気あんのか……? 瀟洒って書きたかったのか、もしかして。そういえば、うちの社長のメールで「各位殿」という恥ずかしい宛名できていたなということを思い出す。ちなみに社長には注意しました(私って……)。
しゃし【奢侈】身分を越えた不必要な贅沢。
各位:複数の相手に対する敬称。殿:(現在の慣用では)目下の者に対する敬称。各位殿の構造は先生様と同じ。
- その寒空のせいで、踵が乾燥して割れてしまったよー痛いよー。