2000/04/22(土) |
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- 新歓コンパシーズンだということをすっかり忘れていた。土曜日に渋谷にいるのは本屋に来たかったからだ、と自分を騙すためにBook1stに赴いて大後悔。人間が渋滞を起こしている。時間的に2次会へ行こうかという連中で道路は満杯。土曜日って大学あんのかよ、と思いながらもう車道を歩こうか考える。
「ねーねーぼくの名前覚えた??」
「えーとねーうんとねー」
「あ、ひどい、同じクラスなのに」
「八尾クン!」
「あたり!」
「もーばっちりよーまかせてよー」なんて気負いのある会話だ。すまん、八尾クンとやら。実名だ。久々にそんなテンポの会話をきいたので生<なま>だ。なにしろうちらときたら
「誰あれ」
「知らん。新しいバイトの人じゃないの」
「あー知ってる。○○って言うんだって」
「ポニーテールポニーテール」
(この後、彼はポニーテールとしか呼ばれない)色気も何もない。
- Book1stは鬼門だ。本屋でカード使うのはやめようと思っていたのに。しかも「ご自宅用ですか?」とかレジできかれちゃったよ。だって思ったより安くって、セット販売してるのってよくいく本屋の中じゃここでしか見かけないんだもん。いいじゃん『ひとまねこざる』シリーズ箱入り6冊セットで買ってたってさあ。ああ今日の買い物はサルばっかだ。
本日購入:『西遊記』『$西遊記・地の巻』『ひとまねこざる6冊セット』『花見と桜』『桐原家の人々・2』『$墨野ん家の事情・1』『$ピース』
2000/04/20(木) |
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- ハメハメハ大王の娘になりたい天気だった。
- アイスティが上手に入れられた。おいしそうだ。ミントでも浮かべたら最高だ。やはり氷とうつわにかかっているな。
- 「GWはどうするの?」という牽制球のような質問が会社で飛び交っている。私は29,30は友達が泊まりにきて、4日以降で気が向いたら実家に行くかもしれない、と答えている。4日以降なのは1日と3日が映画の日だからだ。3日以上あの立地の実家にいるとどこに連れて行かれるかわかったもんじゃないしな。でも行かないような気がする。その気になれば積読を片付けるだけで1ヶ月かかりそうな私に家にこもっても退屈の文字はない。ちなみに1,2日は休みなのだ。9連休。かわりに次の土曜日と5/13は会社に出なくちゃいけないことになっている。ぷしゅー。
本日の読み返し:今市子
2000/04/19(水) |
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- ものすごい倦怠感。
- ペットネタバレです。「ねぇねぇ」というサブジェクトのメールがきたので開いてみたら
おひざにすわってもい〜い?
ときた。悩殺?
- 会社の人間をネタにする。少し前にアドレスを教えたので読む可能性があるがネタにする。バイトの子とバスが一緒になった。ぶかぶかのスーツを着ていた。ネクタイはなし。彼はエレベーターに乗るときドアに挟まれた。そんな彼は兄と二人暮らしだときいている。できすぎだと思った。
- かったるさここに極まれりというか、卵焼き用フライパンに油を張ってだしっぱなしのまま4日になる。そのうち3日は弁当用にあげものをした。もうだいぶなくなった。なすでも炒めたらなくなりそうな量だ。目標はこのまま使い切ること。なぜならまた保存するほど新しい油じゃないからだ(だったらなおさらしまえよ)。ちなみにGの出るうちでは絶対にこんなことできない。Gのいない幸せをかみしめるためにこんなことをしているのかもしれない。
本日購入:『$百鬼夜行抄・7』『$フルーツバスケット・5』
2000/04/18(火) |
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- 朝更新。
- 覚悟して買ったけど、結構藤原カムイのマンガ西遊記(いきなり2巻目からしか読んでないんだけど。出版社がマイナーだから探すの大変だったよ……)楽しいわ。絵は純粋にすごいっす。そういえば、お釈迦様のてのひらの上という話のとこを何かで目にして、「お釈迦様の顔が許せない」と思ってそれ以来興味をなくした罰当たりな子どもだったな、俺。サルは、このまえ『ひとまねこざるびょういんへいく』を立ち読みして、そうか私のサル像はこれが原型かと思った次第。
本日購入:『$西遊記天の巻』『$名探偵コナン・27』『$ブギーポップ・デュアル』『桐原家の人々・1』
2000/04/17(月) |
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- コシのある麺はおいしい。だけど、粉くさい麺をやわめにゆでて味覇のみで作ったスープの素ラーメンを食べて、客観的なおいしさと幸せなおいしさは全然違うと思った。
- 私のページを見た人には「すごく本を読んでいる」という印象が強いようだ。でも自分自身は満足していない、というかこのぐらい普通だと思っているので、注目を受けると驚く。そして本を読む人だと知られると、お薦めの本は?と訊かれたりする。そういえば、こないだ読んだ『活字探偵団』で活字中毒度チェックってのがあって、その中に「人にすすめられた本には批判的になる」って項目があった。いくつかある項目の中でもこれがいちばん笑えたな、と思い出した。
ちなみに、その活字中毒度チェック
- 1日に1度は書店に行かないといらいらする
- 家にある本の半分は読んでいない
- 本をプレゼントしてふられたことがある
- 電車に乗ったとき本か雑誌を持っていないと落ち着かない
- 人にすすめられた本には批判的になる
- 読書計画を立てるのが好きだ
- 自分は活字中毒者だと思っていない
- 書店に行ったらまず新刊コーナーをチェックする
- 本を読むよりさわっている方が好きだ
- かばんに必ず本や雑誌が入っている
- 今現在探している本が5冊以上ある
- 旅先で書店を見かけるとつい立ち寄ってしまう
- 友達は少ない
- トイレで大をするときは必ず読むものを持って入る
- 書店員になろうと思ったことがある
最後にもう一つ「『本の雑誌』を読んでいる」というのがあるけど、ま、これはご愛敬(初出が本の雑誌だから)。この項目を見てどれだけ笑っちゃうかによっても判定できるのではないだろうか。ちなみに私は10個該当。他に活中の特徴として「特に探している本もないのに書店をはしごする」というのがあるような。本日のかばんの中:本は2冊。
2000/04/16(日) |
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- 本を読んでいたら、「『二間以上あるひとつづきの部屋』、すなわち『スイート・ルーム』」とあった。いまのいままで「スイート」は「suite」ではなく「sweet」だと思っていたわ……! 甘い砂糖は昔は貴重で王侯貴族しか食べられなかっただろうから、砂糖菓子(sweet)を食べられるぐらいの財力を持つ人の、もしくはそんな気分を満喫するための部屋、とかって。やばやばだぜ27歳!
- 魔のビーズクッションが家にある。それに頭を埋めていると必ず睡魔に襲われるクッションだ。ビーズに睡眠誘発剤でも入っているんではないか。おまけに幻覚のような長い夢も見せてくれる。ところで私の夢は現実が半分ぐらい非現実に突っ込んでいるあたりを反映して、フィクションから出張ってくるものが多い。その場合、どう反芻してもそこにいるのは人間ではなく「認識」であるとしか思えない。どんな顔をしていたか思い出そうとしても思い出せない。でもわかる。話していたこともすっかり復唱できる。でも声はわからない。それでいて背景にも現実に存在する人間たちの間にも何の不自然もなく溶け込んでいるあたり、普段の現実さえも「認識」でしかないことを再認識する。認識に必要な最小限の情報以外は振り落としている。1対1でいるときは、口を開く相手が誰それとわかっているので声の情報は落とされている。思い出すとき声は明瞭じゃない。多人数の場面では、記憶再生時もわりと声は確かだ。夢には神様の認識が存在するので、顔だの声だのの情報は落とされても平気だ。誰かに声をかけられて振り向くとき相手の名前を知っているのは、現実ならば声から推論をしたためだが、夢ならそれは「知っている」ためでしかない。こんな夢をよく見る私は、現実に近くあろうとひたすら努力する昨今のゲームとかVRとかの技術を見るに、たぶん人間の認識を騙すためにはもう一つ別のアプローチがあるはずだ、と思うのだけど、うまく形に出来ない。
- 昨日テレビでペットロボットを見ていて衝撃を受けた。倒れたときに自分で起きあがっている! この技術ってものすごいもののはずだ。純機械的に見るなら、何よりもこの姿勢制御が最先端技術じゃないのか。でも話題にならないな。地味だからか。
「転んでも自分で起きあがるんですよ〜」
「へー」
勝手に起きあがっとけ、という感じになってしまう。お手とかの交渉ごとは派手だ。猫と犬の違いにも似ている。本日の衝動買い:生ラーメン5食パック