来週引越をするゆいんちで荷造りのお手伝いをしてきた。荷造り大好きー。引越に関しては私も有能ですよ。てきぱき片付けますよ。台所を片付けていたら、ストック醤油が2本もあったり「漂白剤はない」と言い切ったのに3本もあったりしてとても笑いました。「隊長! 96年の蕎麦があります!」とかやってきました。手伝ったごほうびにおいしいイタリアンを奢ってもらいました。過剰報酬。
それにしてもいいなあ、私も引越したい。今の家に不満があるというよりも引越がしたいだけ。しかしここの住環境はすさまじくよくなってきているので離れがたい。そんなことを考えていたらここから歩いて30秒のマンションのとても魅力的な中古売広告が入っていたり……ああ、安いなあ。でも呆れるほどお金がないからね! あと5年頑張りましょう。
今家のアメニティを見直したい気分満々でして。実は本が処分できる心理になっているのです。新書ノンフィクションは処分できないが(絶版になってるとこれはまず手に入らない)、マンガと本は半分ぐらいどっかやってしまってもよい価値に暴落。つまらない大人になったものね(今頃)。今年の更新で家賃が上がらなかったら考えよう。
しかしリニュしたYonda!グッズがかわいい、またチャレンジしようか……と思っているあたり、同じことの繰り返しになるっぽい。
近所の高級マンションの1Fにはセブンイレブンが入るらしい。コンビニ1件で人口何人の計算だっけ? 今うちの周りでフツーに利用できる距離のコンビニはヤマザキデイリーストア、ファミマ、スリーエフ、ミニストップ。実家で最も近いコンビニまでの距離に広げていいならam/pm、サンクス、ファミマをさらに2件、スリーエフ2件も利用範囲に入る。あとローソンでコンプリートだ。
ここのところ週に2〜3回歯医者に通っていて、通院貧乏だ。診察台に寝転がり口に向かってくるドリルを見て「あれがぽろっと落ちたら眼球がぎゅうううんとえぐれるんだなー」(グロ表現につき自主規制)とか、「アマルガムとか混ざってる可能性があるからバキュームで吸い上げたものは産業廃水としてどっかに溜まってるんだろうなー(想像してみよう!)」とか、歯医者の治療自体などまったく不快とはいえないようなことばかり考えているうらてら。
虫歯が多いのは、一度不摂生をしたときにすっかり口の中を蹂躙したのをほっといたためだ。しかし2週間前に入れてもらったプラスチックにもう茶渋がついている。最近、真面目に鉄材(誤変換)を飲んでいるので、紅茶の量が減っているにも関わらず。だめだこりゃ。
昨日読了:『フランケンシュタインの方程式』梶尾真治 ハヤカワJA文庫 580円
久しぶりに素晴らしいバカSFを読んだ! 『地球はプレインヨーグルト』の淫猥さがたまらん。神様はこの世にいないんだなと思うほど背徳的なのにスラップスティックなところがいかにもSFなのです。全編を通して逃げられない感じのオチが短編らしくていいです。長編だとこれを打開しないといけないわけだが。表題作はいっそ本家よりも方程式の意味が正しく使われているように思う。私はやっぱりオーソドックスなSFが好きなんだな、と再確認しました。解説にて、梶尾氏は意外とご年輩だと知ってびっくり。もっとずっと若いと思っていた……。
昨日はものすごくおいしいお肉を奢っていただいて幸せだったのですが、今日はものすごく胃がもたれているよ……。酒と混ざったせいもあるけど、アルコールはたいした量ではなかった。もはやちゃんとした食を摂れない体なのでしょうか。
本日購入:『ネジ式ザゼツキー』1150
朝っぱらから横浜―東京ラインの大混乱で非常に疲れたよ。よりによって席移動で正式に異動した次の日にそんなアクシデントを起こすことはないだろうJR! なぜならまだ自分の課の外線番号も携帯に入れてないんだよ! 非常にやきもきしつつ「横須賀線はダイヤ通りに運転しております〜」ってそもそも横須賀線はホームに上れねえよ(人多すぎで)、と鬼混みの東海道で何とか間に合いました。よかった、早めに行く習慣つけてて……。会社行って真っ先に外線番号確かめました。
先々週だかの日曜にNHK教育で振ってた指揮者さんが非常にかっこよかったのでとても気になっています。ワレリー・ゲルギエフ氏。どっかに「野武士」と書いてあった。まさに。昨日また写真を見かけて、思わず「エルミタージュ幻想」DVDなぞを頼んでみてしまいました。今度CDも買おうー。
ちびい虫が目立つのでバルサンした。なんかダニー(精一杯かわいく)もいるのではないかと思われたので(首に引き続き右耳の中もかぶれたようになった)、ダニー用。問題は猫だ。ケージに入れたが予想より重いためベランダに座椅子とオレンジジュースと本と猫を持ち出した。しかし猫がわさわさと落ち着かないので私も落ち着かず1時間で部屋に入っちゃったよ。途中で風呂場の換気扇をつけっぱなしだったという失敗にも気がついたしな……。死体が全然出てきてないなと思ったが、やはりさっきまた虫を見かけた。完敗。今度はゴーリー用使って外に毛布を持ち出してやってみよう。
英語字幕でまたTTTを見てみました。わかりやす。さすが文字で言語を理解する国の人間だよ。むつかしい演説はともかく、普通の場面は口と同じ言葉が出てるので、日本語より画に集中できるかもしれない。英語字幕だとセオデン王の勁さが5割増でした。着換えのシーンにうっとりだ。いかにも王様って感じの苦悩を持ちつつ立っている二本の足。あと討って出るシーンとか。日本語字幕がつくと「死にに行くなよ」と思うんだが、英語だけだと本気で勝とうとしているように見える。なぜだろう。英語字幕ってピリオドとかきちんとつけることに初めて気がついた。日本語字幕は「。」つかないのにね。日本語は普通文章の終わりは明確だからだな。
10/3読了:『決着』ディック・フランシス/菊池光 ハヤカワHM文庫 800円(いただきもの)
私は競馬に行ったことがありません。でも昔のイギリスを描いた映画や本は好きで、そういうものには競馬場がよく出てくる。そして競馬場は一種の社交場であることも知ってる。逆に言うとそういうイメージの競馬場は好き。しかし個人が運営しているとは思わなかったな。お家騒動で取り壊されそうな競馬場を巡り、そのお家騒動を解決する主人公。話自体は面白いんだが訳がとても下手だ。「あなたは〜のだ」とか喋りませんって。皆キャラが立っているのに喋り方がそぐわないのでイメージ5割減。
昨日読了:『風よ、緑よ、故郷よ』岩崎正吾 創元推理文庫 640円
いつの時代!? こんな田舎今時ねえだろ! と思うほどの世界です。いくら初出が88年でもそれは有り得ない、牧歌的な、時間の止まった世界。謎は無理がなく、解決もいかにもそういうもんだなという解決なのだが、世界だけ横溝時代。30歳で東京暮らししていていきなりあれだけの山登ったら多分次の日歩けないだろうな……と思いましたが、まあそれは。一応皆人間的にいそうな雰囲気で、根っからの悪人って見あたらないので、読後感は悪くないです。