2002/09/14(土) |
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- 会社から電話かかってきたよ。ちなみに着メロはチムチムチェリー。別に出社はしてません。上司が出社しました(をい)。
- 掲示板の移行にぐったり。7月分からじゃなく、8月分からにしとけばよかった……。まだ終わらねーよ。
- 明日映画に行く予定なんですが、いちばん期待しているのが「予告にアレやアレはかからないかな〜」って、ミラの立場は。
- マンションのちらしがいっぱい入ってきます。もうすぐ(といって何年になるやら)みなとみらい21線ができるので、このあたりはマンション建設ラッシュです。間取り図を見るのはとても楽しいです。住めたらもっと楽しいかもしれないがな。
さて、うちのすぐ近くにも、ヨーロピアンスタイルとかいって、高級マンションが建つ予定です。その敷地と見なされそうなあたりに、ラブホテルの派手なネオンの看板があるので、いったいどうバトるのか、ちょっと興味深く見守っております。
- さて、移行の続きやらないと。
2002/09/13(金) |
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▲本日購入:『$王室スキャンダル騒動』638
- タマちゃん帷子川で発見のニュースを聞いて、横浜を根城にする人間が最も驚いた事実は、おそらく、「帷子川は鶴見川より水質はいい」ということだろう。どんな川なんだ鶴見川……!
- 「いちじくシュークリーム」を買ってきた。いちじくってほとんど食べたことがないが、何となくエロい果物というイメージがある。何でだろう。さて味も官能的なほど美味いだろうかとわくわくしたが、食べづらくて、結局、「いちじく」と「シュークリーム」になってしまった。味はふつー。
- 本日読了:『赤い館の秘密』A・A・ミルン/大西尹明 創元推理文庫 640円
ミステリ好きと一部の童話好きには有名だろうが、おそらく他の人はそんなこと全然知らないだろう、プーさんの作者が唯一書いたミステリ。方程式通りのメイントリックはバレバレですが、古典なのでそこは差し引く。本格としての最大の不備は「赤い」館の意味が全然ないところですかね。もう少し訳のテンポがよかったらユーモアミステリとしていけるんじゃないかなあという探偵&助手で、登場人物少ないわりに展開も動きがある。あ、驚いた点が一つ。館物なのに、最初に殺人が起こった時点で屋敷に泊まっていた客が、あっさり早々に帰宅して退場してしまうところだ。そしてそれも謎を解く一つのカギとして使われているところは賞賛。しかし、つまらなくはなかったが、突出した点もなかったかなあ、という感想。古典は不利だ。ところで表紙絵を書いた人は中身を読んだのか。
2002/09/12(木) |
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▲本日購入:『4000年のアリバイ回廊』781『キネマ・キネマ』876
- 左右違うスニーカー(白と青)を履いている若者を見ました。流行なんですか?
- 会社でも話題になり、闇スナさんが書いていたり、何となく思い出したので私も修学旅行の話を1席。6年生になったとき、私は宮城から岩手に引っ越しました。そしたら、修学旅行先は宮城で、すべて遠足で行ったことのある場所だった……! 八木山動物公園でなんとなし手持ち無沙汰だった小6の春。
- パンにナイフでマーガリンを塗った。そういえば、ニルスはポケットにナイフを持っていて、要所要所でうまく使っている。今の小6は大抵ナイフを持っていない。たぶん、包丁もあまり持たない子の方が多いし、火もまだ一人では使わせてもらわない子は多いだろう。二足歩行後の人間が獲得した3大文化、(刃物に代表される)道具、火、言葉のうち2つを封じ込められている。それは発達に少しは影響があってもおかしくはないかもしれないなあ、と何となく納得した次第。
2002/09/11(水) |
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- 今日は猫の誕生日。誰が何と言おうと。
2002/09/10(火) |
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- 芋満月が好きです。でも最近どこにも売ってません。芋けんぴで紛らわすけど、ホントに好きなのは満月……と思っていたらなんとダイソーで発見! やった! と喜んだのも束の間。これは満月ではない。分厚すぎる。美味しかったら箱買いしようとさえ思ったのに。もはや通販しか頼る物はない。
- 寒くなったらごはんを炊く気力が出てきたところを見ると、単にひどい夏バテだったらしい。ちょっとお疲れもーど。
- 本日読了:『猫丸先輩の推測』倉知淳 講談社ノベルス 840円
タイトルがすべてを物語っているように、「推測」です。それがホントに当たっていたかどうかの解決編があるのは1作だけです。その、嘘かもしれないけど騙されているならそれでもいいやという安心感のある合理的な説明、っていうとなんか変ですが、それが得意なキャラが猫丸先輩なので、強引な推理は最初から全部彼に任せておけばいいのです。日常を愉快さとシニカルさを混ぜて描いた期待通りの作品が読めます。そして何か、期待以上に萌え要素が入っているんですけど……ね、猫耳? クリスマス? しかも猫丸先輩、どんどん縮んでいませんか? 講談社の戦略の一環に組み込まれているのですか? そして踊っている自分を発見だよ。最後の話で言及している長編は出るといいなあ。
2002/09/09(月) |
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▲本日購入:『猫丸先輩の推測』840
- 土曜日に、「超能力で失踪者を探す!」みたいな番組があったそうで、お昼の話題になってました。失踪者のイニシャルと生年月日で、目黒雅叙園に至る道筋をアメリカの人間が描写したとかなんとか。どこまでヤラセかはわからないけど、まるで見えてるみたいにわかるなんてすごいねー、という論調で。そうか? 私はむしろ、超能力じゃない方がおもしろいと思うのですが。だって、ホントに超能力なら、ただ見えてる物を喋ってるだけですよ? そうじゃなく、イニシャルと生年月日と依頼者側の情報だけで(この際ヤラセの可能性は脇に置く)、何らかの組織力と捜査力を駆使し些細な手がかりから足取りを掴み不明者を足で探し当てる方法の方が謎だし、その努力たるや尊敬に値しませんか?
たとえば「あなたは祖先の供養を怠っているから肩に疲労が」なんて言われる場合、
- 事前の申し込みから住所近辺を探り檀家の寺を探し当て墓の状態をリサーチし、客の通院歴を尾行して探る(ホットリーディング)
- 喋り口調や様子から肩の疲労を見抜き、大概の現代人など祖先の供養を怠っているという統計的リサーチからもっともらしく探り入れながら喋る(コールドリーディング)
- ホントに肩に祖先が乗っかっていて教えてもらった
で較べたら断然1がすごいじゃないですか!(2もそれなりに勉強と経験が必要だが)だから私は物語以外では超常現象などない方がおもしろいと思ってます。
2002/09/08(日) |
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- クレイ教室でしたー。また寝坊して遅刻しました……。闇スナさんには遅刻でご迷惑をかけてばかりです。スミマセン。教室は、子供の相手より会社で働いている方がはるかに楽だ……!と思いました。
私が作ったのは上記。どんどんマニアックになっていく。
- 本日読了:『エーテル・デイ』ジュリー・M・フェンスター/安原和見 文春文庫 686円
麻酔法が発見された日のことを指します。関わった3人の人間について描いたノンフィクション。構成も年代を順に追うのではなく、場面転換を効果的に使うドラマチックな仕立てでおもしろく読めた。しかし現代の商慣習とかに慣れた目で見ると、これはいかに不品行であろうとも、麻酔を医学界にもたらしたという点では文句なくモートンに軍配が上がるのではないだろうか。それでも50年以上も誰が正当な発見者かを巡って争わざるを得なかった背景やらが詳しい。現代では誰に敬意を払うのが主流なのかしら。麻酔効果の主としたプロセスが未だ謎のままというのが、余韻のあるまとめだった。面白いが翻訳調が苦手な人は1ページも進まないだろうな。