2002/01/12(土) |
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▲本日購入:『Q.E.D. 式の密室』700
- き、筋肉痛……(屈辱)。
- 100円ショップでいろいろ購入。最近の100円ショップはすごいよなー。
- バイヤー日記ウォッチャー。どうでもいいが、日記ではないよな。「今年は、バイヤー日記ののおにいさんが出現したら楽しいだろうなあ」……実はいままでも少し疑ってたんですが、もしかして、もしかして、ネカマですか? それともバーチャルなキャラクターですか?
- ことわっておきますが、私は「もののけ姫」見てません。昨日、ナウシカやってましたね。「TRICK2」見ようと思ってテレビつけたとき見たので、王蟲が暴走して止まって一面青い光に包まれてナウシカが起きるぐらいまでだけを見た。で、今日、DVD屋にいったら、もののけ姫が流されてた。なんかでっかいものが水に落ちて、騒々しかったのが静かになって、あたりいちめん芽吹いて、民衆がぽかーん。
……くり似……。
- 「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」を見ました。先に友達に貸して「前2作(1,3)に較べてつまらない」と言われた。「そうだよー。前2作は厳選して買ったんだよ」と答えたら、「じゃあ今回はなんで買ったんだ」と尋ねられて、「なんでだったっけ……なんか欲しかったんだよ」と曖昧な答えを返した。見て思い出した。作画がいちばん好きな人の絵で、最初から最後までキレイ。見てるだけで嬉しいからだ。とうとう俺も作画で選ぶようになったのか。
- 次。「スターウォーズ ファントム・メナス」見てます。現在進行形。最初の、奥に流れていく文字が日本語!なんじゃそりゃ! すっげ間抜け。吹替の方で見てるんだけど、えーと、なんだっけこのロボットたち。ドロイド?だっけ?古典的なロボット喋り。うれしなつかし。宇宙に飛んで動きがなめらかなロボットできてても人工音声は超幼稚。古典。SF好きの思い出を揺さぶる。ジャージャーの声が目玉オヤジ!でもうるさくない。やつのうるささはもう暴力的だったのに。いや、私SW好きですよ。ただ、そこはかとなく突っ込みたくなる話ではあるよね……。
劇場で見たときは気付かなかったが、アナキンは出会った途端に女王口説いてるぞ。「おねえさん天使?」おそるべし小学生。
- 一昨日読了:『Jの神話』乾くるみ
とんでも展開と聞いていたが、ミステリ調ではじまりホラー的展開とラスト。そうたいした転換ではない。よくある。でもトンデモと言われる所以は、きっと、やったことのない私でも「これはエロゲか!?」と思うような設定、後半の展開。視点を別の人物に変えたら、もうエロゲなのでは。でもアイデアとしては結構おもしろいと思ったよ。どっちかというとSFの分野だね。
2002/01/11(金) |
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- 洋書リクエストオッケーだそうです。ごめん! 完敗。土下座します。不確定情報にもとづいて説教たれたことについて謝ります。ひゅー。
- ひょひょひょひょ。今日の私はそんな失敗ぐらいではひるまないわ! 自己嫌悪? そんな言葉は検索データベースからは削除よ。
会社終了です。
無事円満退職。わーい。引継でたいへんだったのは私ではなく相手! 毎土曜日ごとに「出たら楽なんだろうな……会社行かないとダメかな……」なんて毛布にくるまり悶々と悩む日々ももう終わり。ひょひょひょとちっこい花とケーキまで買ってきてしまいました。花は紅茶の缶に生けてみたら、早速猫に食われました。
ってことで!心機一転とくれば。部屋の模様替えしかありませんね。異論は認めません。テレビとMacを移動するぞ! 9時半からとりかかりました。「TRICK2」見るつもりだったからどっきどきさー。なかなかコンパクトになった。何がすばらしいって、テレビとMacの方向を一緒にしたので、見ながらMacがさわれることだ。これでDVD消化も怖くないぜ!
今のうちに羽根をダンボの耳ぐらいのばしておきたいと思います。
- 天使のたまごリクエストたまった♪
2002/01/10(木) |
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- 今日は違う話題にしようかと思ってたけど、復刊ドットコム話について。
今、他のムーミンサイトで「トーベさんが挿し絵を描いている『不思議の国のアリス』を復刊ドットコムに投票しよう!と盛り上がっています。この本は1977年に出版された洋書です。絶版になっているのは、私も以前確認しました。
最初に掲示板のカキコを見たとき、「えっ、復刊ドットコムって洋書オッケーだっけ? そんなバカな!」と慌てて飛んでいってヘルプ見まくりました。結果、洋書については何も書いてない。試みに全検索して出版社名でソート。明らかに洋書と思われるのは、そのリクエストアリスだけです。しょうがないので、メールして問い合わせ中です。で、いちばん影響力ありそうな掲示板では「落ち着け〜」と柔らかくなだめる発言を入れてきました。
まあ、洋書オッケーと返事が来れば、それは嬉しいことなのでしょうが、出版事情が異なることからしても、彼らの復刊までの交渉プロセスからいっても、たぶんそれはありえないでしょう、残念ながら。通訳の手配とか雇用料とか電話代とか渡航料とかどうすんですか。
で。自慢じゃありませんが、私、復刊ドットコムは出たばかりの頃から見てます。小野不由美がまだ全然リクエスト交渉決定されてませんでしたよ? アグレッシブなユーザーではありませんが、何冊かリクエストにも投票してます。なかなかたまらないけど。到達したのもなかなか交渉進まないけど。
この交渉が進まないことについて、ある時期、どうも不満がいっぱいあがってたみたいなんですね。復刊ドットコムってリクエスト1回でも入れるとメルマガがくるようになるんですが、しばらくそれ来てなかったんです。で、久々に来たとき、その中で、ごめんなさい、っていって交渉について長い説明が入ってました。
少人数で運営してるんだとか、作者さんに会いに行くまでこぎつけるのも大変だとか、会えてもいろいろ事情があるとか。でも、多数については、出版社に連絡とった後、向こうからの連絡待ちみたいになってたことは事実だ。他の理由にかこつけて受け身だった、ごめんなさい、これから頑張ります。みたいな。悪意をもってみれば、いいわけともいえる内容だけれども、反省して怠惰を認めるのってエライと思ったし、事実、それから、復刊決まる本が増えていったのですよ。
でね。洋書がオッケーかどうかって、ちょっと想像すれば疑問符が浮かぶじゃない? で、ヘルプがあるんだから、調べればわかるじゃない? 調べるべきなんですよ、まず。その結果、今回みたいにわからないってなったら、メール出して訊くべきなんですよ。そのぐらいの手間を惜しんじゃいけないと思うのよ。票をまとめて出版社と交渉するってプロセスをやってもらってるんだし。まあ彼らもビジネスなんだけど。そこまで受け身でどうする。返事が来なかったら、それはそれで怒ってもいいけど。
なんで「もし最初から無理ならそれはリクエストすべきでない。まして組織票を煽るような真似はすべきではない」と思うかというと、あそこはあそこなりのコンセプトがあって運営されてて、で、そのコンセプトを求めてくる人が大勢やってきているわけです。私もリクエストしてて、票がたまるのを待っているわけ。そういう人がいっぱいいて、そういう本は、票が集まれば、復刊される希望はあるわけです。そこに実はダメな洋書が入って、もしそれで他の人も「オッケーなのか!」なんて思って、他の本もいっぱいリクエスト入ったりすると、可能性がある本の方が埋もれるかもしれないし、復刊交渉にあたるべき人手がリストから削除したりダメだっていう対応にとられてしまうかもしれないし。謝罪メルマガが来るぐらい、待ってる人いっぱいいるし、人手は足りてないんですよ。
こないだ2chであったじゃん。田代まさしをTimeの表紙の投票で1位にしちゃったやつ。あれは、まあ、もとの企画も祭だしザルだったからあの程度ですんだけど、1位をとってもなんにもならない人が1位になることで、確実に損をする人が出てくる企画ってのがあるじゃん。今回の復刊ドットコムはそれだと思うのです。検索結果100件まで表示するとき、Aliceが表示されることで、1冊が確実に表示されないんです。こういう企画はそれが結構致命傷だと思うのです。それでも1位にしたいという行為に走る?
「洋書のリクエストがいっぱいあがれば、復刊ドットコムも腰を上げてくれるかもしれない」という意見もあるかと思いますが、それはズルいです。自分がまとめない集団の力を期待しているうえに、他の人に迷惑をかけ、さらに相手にそれを見逃して好意をもってほしいとすがっています。順序が違う。最初に、「洋書も交渉してください」とお願いするのが筋じゃないでしょうか。で、ダメだと言われたら、どうしてかと詰め寄り、理由で納得がいかないところがあれば、もしくはネックがあれば、それに関して解決策を考えるぐらいの仕事はしてもいいんじゃないかなあ。もしくは、自分で復刊ドットコムに洋書交渉をお願いするための投票を集めるとか。それができないなら、最初から復刊ドットコムを使う形のリクエストは諦めるべきだと思うんだけれども。甘えてないかなあ、ちょっと。
ああ、なんか、運動会で「それはちょっと違うんでないかなあ」と思っていた気分だ。やだなあ。水を差したいわけじゃないんだけど。ましてやムーミンが嫌いなわけじゃないのに、阻止する方に回らねばならないのは哀しい。でも、熱意があればどんな方法論をとってもいいのか、それは間違ってないかと尋ねたいのです。
とかいって、「大丈夫。やるよ!」って返事が返ってきたら、この長い話はいったいなんだったのか……と敗北感にまみれてみたいと思います。
あっ。『天使のたまご 少女季』が99票!! 誰か1票入れて〜〜〜。
2002/01/09(水) |
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- 「おひねり」ビジネスモデルを誰か作ってください。
素人のサイトにおひねりを。
広告バナーってうざったいじゃないですか。ましてや押したりしてさらに画像だらけのうざったいページになんか行きたくないんです。たとえADSLになってても。私、いままで4回ぐらいしか押したことありません。第一、サイトの内容と広告って関係ないじゃないですか。そのページで楽しんだかどうかが、管理者の収入に的確に反映されません。質を維持する動機に繋がらないので、見る方も得しません。さらに言うなら、広告先で会員になったりすると管理者の収入、ってなってたりする。楽しんだことに対して対価を払うことは惜しくないんです。でもそれを広告主に払いたいわけじゃないの! あなたに!あなたに払いたいんだっ。「ああ、おかしかった」「ぎゃー、この壁紙かわいい!もらった!」「超感動した〜」ってときに払いたい相手はあなた! 大道芸人に気軽に100円投げる気持ちでお礼をしたい。なのに、現状、バナナのたたき売りやってる人の口上に感心したなら、隣の店でCD-Rを買ってください、みたいなもんじゃんよー。買いたくなったのはバナナだ! 偶然CD-Rが必要だったとしても、たたき売りとはほとんど関係なし。たたき売りはマージンもらってるにしても理不尽さは拭えないわ。
ソフトウェアぐらいになると、まあ銀行振り込みとかでもいいかって気になるけど、かわいい素材とかおもしろいテキストとかにそんな手間かけてもいい人はごく稀でしょう。はっきりいってワンクリック以上の手間をかけたくない。そこで。
- 見物人は、あらかじめ、なくしても惜しくないぐらいの金額、1000円〜10000円ぐらいをおひねりとして元締めから購入。
- 大道芸人たちは、サイトにおひねりバナーを貼る。10円玉とか100円玉とかの画像で金額わけしてあるとわかりやすいね!
- 見物人は、そのサイトが気に入ったら、バナーをぽち。別にバナーは表面上変化を起こす反応しない。「ありがとうございます!」のウィンドウぐらいは出てもいいけど。色変わるとか。
- おひねりを売った元締めは、ぽちされた金額を、大道芸人に払う。
問題は、「ぽちした人が私であるとの認証をどうやって行うか?」と「いったい元締めはどうやって儲けるのか?」です。
ぽちした人が私であることがわからないと、1000円分のおひねりから100円投げた分を引くことができない。金絡むのにクッキーはゆるすぎるでしょう〜。かといっていちいちパスワード入れたりしたくないです。
元締めの儲け方は経済に疎いうらてらにはわからん。マージン取るとか。購入してから使われるまでのタイムラグがあるからそれを資金にして転がすとか。場所代をいただくとか。儲かるんだろうかそれって。
ということを延々考えてたんですが、検索かけると、すでに米アマゾンが実施してる。いやーん。でもぽちすると、アマゾンにとばされちゃうんですね。それで金額を入れてぽちっと押す。それは私が我慢できるプロセス数を超えてます。飛ばされるところが最悪。あまり話題になってないところを見ると、他の人の我慢ラインも超えてるんでしょう。1-Clickってことは、クッキーだな。いいのか。
2002/01/08(火) |
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▲本日購入:『マスカレード』838
- 引継で、3時間半もほとんど一人で喋っていたら疲れました。普段喋らない職なだけあるわー。引継相手に携帯の番号も教えてしまいました。1週間経ったら日本からいなくなるってスケジュールは著しく正解だと思います。冬休み明けから早く帰ってきています。どれぐらい早いかというと、横浜駅西口ダイヤモンド地下街で値引きしていない弁当を買ったぐらいです。仕事はやろうと思えばいっぱいあるけど、もう私がやらない方がいいのではないかと。現在テスト→デバッグ・仕様落ち確認(くりかえし)の段階なので、引継する人が中心になってやって慣れておいた方がいいのに。やらないんだろうな。「このプロジェクトはテストが命!テストだ!」と強調したつもりなんだけど、伝わってるかな〜。私は引継資料づくり中心に励んでおります。HTMLで書いてる俺。あんましリンク貼ってないから意味ないけど、少なくともDOCで書くよりは早いし、ベタテキストよりは見やすいと思う。じこまん。でも明日はソース書き。
- テキスト王というところの「メールフレンド」という連載中の小説を読みふけってしまいました。全編メールのやりとりで構成されて、ときどきリンクとか入ってたりします。形式はネット小説にあるべき形というか、むしろ誰かがやらねばという感じの。文章と内容は作られたリアルというか。自分の経験している、ではなく、読んだことのある/いつも見ているリアル、なんですよね。ネット特有の「見てるものが自分の体験したことみたいな気持ちになる」という奇妙な一体感を逆手にとって、いるいるこういう人!みたいに錯覚させるのがうまい。どれかのメールと似たようなメールは自分でもやりとりしたことあると思う。でも大多数の文体やキャラクターは、掲示板とかでニアミス的な文章をどこかで目にしているだけなんだけど。ガラス越しに見た風景を鏡を見ていると思い込んでいる感じに似ているだろうか。関係性も似ているような似ていないような。
ところで、ネット題材にするとどうしてコワイ系の小説になるんでしょうか。たいがいそうです。
- まんMacほしくなった。TIMEよりフォトレポやAppleの写真の方がかわいい。くそ、無収入になるのでなかったらなあ。ボンダイには惚れ込んでいるので永遠の1ばんですが、あの形で待望のG4、800MHzならほしい。おまけにSuperDriveなら幸せだ。私なんかG3の233MHzですよ? ところでアップルジャパンは回線細すぎです。朝から一度も入れません。
- ADSL使えるようになったよ、というメールが今日来ました。をい。実際に使えたのは12月19日かららしいですが、私が気がついたのは28日。さらにお知らせの方が遅いとは。どこの会社も。
- あああああっ。異形コレクション皆勤賞を菊地さんが逃してる!! なんかショック!
2002/01/07(月) |
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- 今日は雨らしいから家で仕事しよー、と思って早めに帰ってきた。気がつくと1時間半も絵を描いていたり。あらやだ。
- りんごにコンデンスミルクかけて食べてます。いいたいことは、うらてらってばそんなに甘党だったんかい〜、という点でもなく、そんなにりんごの糖度低いんかい〜という点でもなく、ふと見るとコンデンスミルクの品質保持期限が99.04.17だったことです。世紀またいでるよ!2年ごしで! 気がついても食べてます。味変じゃないですよ?
- カナダTime誌のフライングで、去年から噂のiMacがお目見えしてしまったようですね。実際目にして思ったことは「どこに入れるんだ」。Cube以上にわかりません。SuperDriveどこについてるんだ。液晶の裏とかだったらどうしよう。
2002/01/06(日) |
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▲本日購入:『ピーター卿の事件簿』580『Jの神話』900
- 会社から出るとき、ホントにビル全体の最後の一人だったわ! 寒いはずだわ!
- おバカチャット再録:
「3億あたったらフィンランドで幹事よりご招待オフ!をやるの! でも機内クイズで点数とれなかった人はフィンランドの地を踏めずに成田直行」
「○×クイズは冬の北極海へ。×は氷を割ってどぼん。もはや命がけ」
「わたしがママよクイズはもちろんママの着ぐるみで!」
「通過した人にはスナフキンがスカーフをかけてチューをするのだ」
「罰ゲームにはホントに独りで灯台守を」
「フィンランドへいきたいかー! おー!」
3億当たらない方が、日本の恥さらしにならなくてよいかと思いました。負け惜しみではなく。ええ。
- 猫をさわる醍醐味は、肉球よりも爪の出し入れ、腹よりも脇の下(?)だ!
- 本日読了:『漢字と日本人』高島俊男
この著者の普段の職業はなんだろう。文章が大学の講義口調で超読みにくい……。きいてわかりやすい話と読んでわかりやすい話は違うと思います。本人確信犯ぽいですが。内容は、外国の文字である漢字を取り入れてさらに外来語を表記するようになってしまった日本語は、文字が先にありきな言語になってしまっている、もうこれは仕方がないことなので、それを腐れ縁と享受してどううまくつき合っていったらよいか、というおもしろいことが書いてあるんですが。実はこの本を絶賛している素人書評も読んだのですが、確かに、日本語の歴史、成り立ちを書いていて、啓蒙的である。話し言葉で書いているため、啓蒙という印象からはかけはなれた親しみやすさがある。でもこの断定口調・責め口調はかえって私にはその論を受け入れにくくしている。人を選びますね。