外面如菩薩内心如夜叉

• 東横のれん街限定？の銀のぶどう「白らら＜しらら＞」を食べた。籠盛りチーズケーキ。ざるどうふのようにレアチーズが入っている。ただのチーズフィリングではないか？という気もするが、楽しいし、フレッシュであっさりしてておいしいです。

  リンク張ろうと思って調べたら、「銀のぶどう」って亀屋万年堂とかモロゾフとかみたいな会社名じゃないんだ。会社名は「グレープストーン」。その中のブランドの一つだそうで。食器まで売ってるよ。絵付けの教室まである。びっくり。

• うそっ。ＤのＤＶＤって英語版と日本語版がバラで出るって噂が。両方買えってか。買うけど。

• 本日読了：『華胥の幽夢』小野不由美
  十二国記短編集。タイトルの根拠の作品、タイトルの雰囲気と内容の雰囲気があってなくないか。こんなにもはかないイメージではないような。間違うにしても、正しい道をゆくにしても、どちらも力強い。

本日購入：『赤ちゃんをさがせ』1800『絶叫城殺人事件』1600『鬼のすべて』1381『レッド・マーズ＜上・下＞』900/860『聖杯伝説』476

• 不動産情報を見ていたら、前住んでいたところが出てた。45000円だったのが70000円になってる（私が住んでたのは１Ｆで出てるのは２Ｆだからいくらか差があるのかもしれないが）。インフレ。

• 会社を辞めたいと伝えた。大方の予想に反し、あっさり理解してもらった。「やめたがっていると思っていた」「引き留めても絶対無駄だろうから」読まれている。ってことで、１２月末、遅くても１月半ばには円満退職。１月中にカンボジア行きたい。安いから。チケットとりとかしないとー。って前に、引き替えに、普通にやったら２月かな？という仕事を１２月末までに終わらせるように約束してしまった。大変だ。でも辞めていいとなると、跡を濁さぬように働くかって気にもなります。

  とりあえず、明日はそれとは別の仕事で出勤。来週半ばには客先に入れるソフトの変更仕様を「忘れてた」って今日出すなよ……。

• 仕事を辞めるにあたって、できることとできないこと、やりたいこととできること、果たせる義務と果たせない義務について考えてる。誰かが期待する何かに応えるってことと、ヒトとしての義務は両立するんだろうか。そこに私の希望とが入って三つ巴。

• 本日読了：『ローマ教皇検死録』
  おやじくさい余談を除けば、まあまあおもしろい。マラリアって暑いところの病気かと思っていたら、ローマにもあったのですね。年表とか統計とか出ているわけじゃないので、読みやすいし、純粋に死因は何だろうとかいう興味を満たしてくれます。ただ、似たような名前・病歴が出てきてなかなか個々の顔までは想起できません。それにしても、なんか余談部分が妙にセクハラっぽくて気になる。そこだけ理屈じゃなく生理的になんかヤだ。

• 昼パスタ屋で、「オレはうさぎか」といいたくなる、パスタよりも分量の多いサラダが出てきた。全部食べきったら今も胃がもたれている。胃がぴりぴり。お店自体はサービス良いしおいしい良い店だったんだけど、食べる途中で「ツラい……」と嘆いていました。

  ここで読んでる限りだと、私の体はよく不調になっているようだけど、実際はそうでもないと思う。仮にもし不調だったとしても、私は論理の徒なので、不摂生→不健康というわかりやすい因果関係はある意味安心できる状態で、そういうのを喜ぶために病気を探すのかも。

• 狂牛病と炭疽菌の共通点は人畜同病ってところだな。平等だ。炭疽菌について新聞サイトの説明をいくつか回って調べたら、紙によって言ってることが全然違う。空気感染するっていってるところとしないってところ、抗生物質が効くってところと効かないってところ。おいおい。

  会社で回覧板が回ってきました。「報復テロに対する備えについて」は？　報復テロがあるかもしれないから毎日バックアップを取れ？　どんな報復ですか？　「具体的な風評も出ています」って、風評って噂のことなんですけど、単に。あまりの情けなさに失笑してしまったよ。バックアップを取ることはテロに関係なく、ソフトウェア会社なんだから本当は必要なことだと思うが、MOもCD-Rも１台しかないんだぜ。バカをいうな。

• ネコロって怖い……。何が怖いって、開発のために猫と遊びまくっただろう技術者たち。mpeg見てると耳と耳の間をなでると耳が寝る〜。鳴く前の口の開け方とか、細かいところが。大きい動きはまだまだだが。

• 本日読了：『ケーキの世界』
  胃痛を起こしながら電車で読んでました。電車で読む行為に吐き気を起こしつつ、内容に生クリームが出てこようがバターが出てこようが平気なので私ってすごい頭身分離なんだなと思ったよ。想像力が足りないのでないといいけど。洋菓子と菓子メーカーの歴史がおもしろい。意外とケーキそのものに対する蘊蓄は少ないです。

• コンビニにLady Grayという新製品のトワイニング紅茶があったので買ってみた。アールグレイにレモングラスとキンモクセイの香りを加えたとんでもないフレーバーだ（アールグレイはそれ自体がフレーバーティです）。案の定混ざってしまって何が何だか。でも新製品ってだけでちょっと心躍る。

• ロボット検索でひっかかったサイトの読書感想を見て、自分とどれぐらい傾向が似通っていると「あ、同類」と思うでしょうか。数じゃなくて内容だろうか。最近ひっかかったところの読書感想と日記を見てて「私と同じ文化に与している……」と思ったのですが、読んでる本はそんなにダブってないのですよ。１割以下。読んだ本の感想は似通っていたけど、必ずしも同じじゃない。どうも、最高評価している作品が一つでもダブると、かなり合致した印象度が高くなるような気がします。最低評価側はあまりポイントに関係ないみたい。あなたはいかがですか。

• 本日読了：『プロジェクト花咲く乙女』
  このタイトルはどうにかならんものか。話の筋はありがちなとこと強引なとこといい加減なとこがあってちょっとムリムリなんだけど、詐欺の仕方とか女の子を礼賛しているところとか着飾り方とかそういうディティールを楽しむべき感じ。

• よちの参りようは病気くさい参りようだったので、ちょっと早めに帰ってきたのだが、ちゃんと鳴けるようになっていて安心（昨日〜朝は鳴けないで口だけ開けて鳴く素振りだけしていた）。薬をエサに混ぜても食べてくれないので、医者に言われたとおり、バターに混ぜて肩口に塗りつけてやってるのですが、この動物性油脂と混ざった薬というのがまた臭い。全然スプレーの解決になってないぐらいくさい。ういー。

• 大昔に活性酸素みたく活字酸素はどうだ、というたわごとを書いたが、なんかホントにあるような気さえしてくる。ハマり具合が激しいと、マジで吐き気がしてくるんだもの。精神的にも不安定だし。得体の知れない焦燥感があって気持ち悪いんです。首ごとすげかえたい気分。極度の緊張状態に似ている。要するに本の中の起伏に刺激され様々なホルモンが放出されるがそれを消費するほどの行動が後に伴っていないので、吐き気が残ってしまうのだと思うが。生きるために必要な物が、体を蝕む毒になる。身を浸していたい気持ち悪さ。

• 本日読了：『異邦人』
  なんか西澤らしくないような。論戦が繰り返されるところなどはそれらしいんだけど、どうも殺人事件の処理の仕方が腑に落ちない。これは『７回死んだ男』の同工異曲の作品だから、その７回のくだりが省略されたとでも考えればすっと入ってくるのだけれど。さらに、『依存』後の結論がこのエピソードだとすると、安心できる。その意味でこれは、西澤を追っている人以外にはどうにも食い足りない印象の残る作品ではないかと。さらにいうと、ちょっとおじさんに都合良すぎのエピソードもバランス悪いね。

  私が作家を呼び捨てにするときは、たいてい、「作者の作品（世界）」という意味が含まれています。

本日購入：『超・恋・愛』457『魔界の刻印』540

• 猫の去勢手術終了。迎えに病院に行ったらば医者が言った。
  「白い方は片睾丸だねー。犬は多いけど猫のは珍しいね。発情期になると落ちてくるんだけどね」
  ……お、落ちてくる？
  「おなかまで探ったけど見つからないからそのままにしといたから」
  おなか？　腹？　……世の中にはまだ私の知らないことがいっぱいあるらしい。ちなみに片睾丸だと気性が荒くなるそうだが、わちの方がよっぽど大人でござるよ。

  そのせいなのか、わちの方が全然前といっしょ。別にエリザベスカラーをつけてもいないので、まったく一緒。よちは目に見えて覇気がない。ちょっとかわいそう。

• 土曜日は、ってことで、猫が半日いなかった。たまにはせいせいするかと思ったけど、やっぱりいつもまとわりついてくるやつらがいないとさみしいもんだね。

• なにげなく買ったヒカ碁がおもしろくてたまらず、あっというまに全巻揃えた。大人ってヤだねえ。

• さらになにげなく、卒業した高校のページを探して覗いてみたら、新校舎が出来ている。私がいたころからそんな話が出ていたが、去年やっとか。結局百道に移ったのかな？　それにしても相変わらずだな、この学校は。挨拶とかがいかれている。うーん、写真が重い重い。いかにもわかってない人が作ったって感じのＨＰだわ〜。

• ムーミンアニメ最終。ウィムジーさんが出ているがコミックスと違うなあ。でも話的には「楽しい〜」っぽくていいわ。署長さん、「海に光る星です」ってヒトデをプレゼントすんなよ。しかしどうでもいい話で最終回を迎えている。やっぱりスナフキンが旅立ったときがホントの最終回だな〜。

昨日購入：『＄ヒカルの碁・６〜１４』各390