外面如菩薩内心如夜叉

• 土日だけ雨が降るなんて、一人暮らしの社会人に悪意でもあるのか、天。

• ちゃんとご飯を作って食べようと思っていたのに、ゴールデンタイムにうっかり爆睡し、０時頃起き出して、食事代わりの紅茶をすすっている私……。絶対に夜の遺伝子が組み込まれているんだわ……。

• 放送ライブラリーに「プリンプリン物語」第１回があるとのことなので、見に行ってきた。違和感はないが、「ちょい役」「端役」「脇役」「主人公は私」と口走る姫……。おまけに友だちといっているが心酔しているっぽい３人。……女王様と下僕たち？　いえ、独り言です。メタフィクションの構成といい私は昔から好きなものの傾向がまったく変わっていないのか。ミュージカルっぽいっすな。人形がすごくいい。漁師３人とか出てきたが、荒っぽい彫りがまた雰囲気がある。ますます続きが見たくなってしまった。保存状態はものすごくよかった。どこかに元フィルムがあるに違いない。施設はキレイで、土曜日でちょうどよい人の入りだった。すなわち入りにくくもなく、混みすぎて見にくいわけでもなく。葵とか実写版忍者ハットリくんとか任侠映画とか見ている人がいた。今度、ニュース類を見てこよう。私が知らない頃の、浅間山荘とか三島とかよど号とか。

• 読書日記の形式を変更しよーっと。字数制限が不自由で、時間をとりすぎる。１日３冊も読んでしまっては、少々自縄自縛って感じだ。如夜叉に食傷していて奇特にも読書記録の方も呼んでいる人には大迷惑な話だが。しかし私もきりのいい日付とかそういうものをまったく無視した思考と実行だよ。

  本日購入：『探偵の冬　あるいはシャーロック・ホームズの絶望』

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• 最近、家に帰ってくると、モデルルームの匂いがする。デリシャス……！

• 「どうしても動かない」と客先からマシンが持ち込まれた。まっさらインストールの状態から、サービスパックをあて、Java Plug-inを入れ、さあ自分のプログラムを起動！　……動くじゃないか……問題なく……。しかし一緒にやってきた人のマイマシンに入れたら確かに画像が出ない。絶対に何か背後に潜んでいる。アプリケーションをずらーっと見ていくとウィルスバスターが入っている。これがくさい。いちばんくさい。しかしタイムリミットで解明はおあずけ。あとは向こうも学会が終わるまでは忙しいから私はヒマさー。週明けまでの命だけどねー。

• ってことで、安楽椅子探偵のお礼に差し上げたい物を求めてハンズへ。……ない。ないわ！　アレの専門店っていったいどこにあるんだろう。ネットで探しても遠すぎ。しかし東京にないとは思えない。こんなときタウンページが欲しいが、引っ越した時期が悪かったので、私は持っていない。うーむ。

  本日購入：『バッテリー』『吸血鬼幻想』『塩狩峠』『探偵小説の「謎」』『＄ファミリー・コンプレックス』『＄Shiranami・３』『＄AnimalX原始再来・４』『＄死神の惑星・２』

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• 代休をとりました。ここんところ恒例の水曜日代休です。

• ＷＰの４階のお茶屋でランチ（俺的には朝ごはんでもある）。眺めもいいし、料理はおいしかったし、スタイルいいし、お茶もデザートもランチとは思えなかったよ。こんな奥まったところにあるのがもったいないぐらいだ。いまのところ、私のＷＰの飲食店No.1。

• 「アンドリューNDR114」を見た。泣ける映画だ。たとえばサーとの別離やリトルミスの結婚や各臨終の場面とか、じわっときたとも。感動するのは間違いない。でもその一方で、「これは違うわ」と思った。これは愛する人間の物語で、愛されるロボットに何の解決も与えていない。実はロボットが不老不死っていうのはおかしいが（家電が200年ももつように設計されるか？）、設定としてのロボットの特質、たとえば命令服従だったり、機械の体で感情表現に乏しかったり、とかいうことを否定して、人間に近づくことこそ素晴らしいという認識をさせることがいったい「ロボットを」愛するということなのか？　ロボットというのはしばしば比喩だ。それはあなたの「平均的人間からの逸脱」かもしれない。たとえば他に持っている特質を認めてもらうために、容姿の美醜とか、障害とか、性格の反社会的な傾向とか、そういう一部を修正することを厭わないことが人間として正しい道だというのは、やばいと思うのだ。この話はもちろんそういう趣旨の話ではないし、大感動する。だからこそ、よりいっそうヤバイ。気がつかずに、そういう精神を植え付けられる可能性があるからだ。変な話だが、いかにもアメリカのロボット譚っぽいと思った。

  次は「エリン〜」か「ムッソリーニとお茶を」かなー。

• 帰ってきてビデオ見た後、巻き戻しの間チャンネル回していたら、タイムボカンシリーズが放映されていた。「再放送？　どれだろわかんないなー」と思ったら、言葉の言い回しに現代語が混ざっている。なんと新しいやつだとは。しかも三悪は警察官らしく、二人組の方が泥棒だ。なんてことだ。

  本日の欲しいもの：畳

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• 「ファイルを読み込めない」という電話が３度かかってきたので、仕方ないので客先に出向くことにした。久々の外出だ。乃木坂の駅まできて、かばんを探ると、財布がない。おまえはサザエさんかー、と自己ツッコミを行いたくなるような、ベタすぎるドジだ。心当たりを探ると、昨日珍しく着ていたジャケットのポケットがアヤシイ。バスカードは１０００円分ぐらいあるけど、ここからどうやってバスで行ったらいいのかわからない。テレカもあるけど、この携帯電話の普及している今、マッチ売りの少女のように売り歩くこともできない。一応会社に電話してないことを確かめてもらった後、「お金貸して……」と救援を呼んだ。オトナとは思えない。

• 安楽椅子探偵の解決編を見た。相変わらず変な解決編だったが、慣れとはおそろしい。何の違和感もなく見てしまった。しかし。わかんないわよー、そんなの(T_T)。ってわかった人が166人（厳密53人）もいるのねー。わかったことといえば、自分が論理的じゃないことだけだ。「なんでビデオが大きく揺れてコップを映したんだろう」「なんでカードマジックの時にはナレーションが入ってないんだろう」とそういえば思ったけど、思っただけでした。

  それにしても悔しい。あの二人に高笑いをさせておくのは癪だ。３回目こそはリベンジだ。ここは一つ、全国ワトソンの会を作り、きたるべき日に備えたいものだ。

  ワトソンの会入会資格

  • 迷推理を臆することなくすべて開陳しなくてはならない。
  • 名探偵の推理には素直に感動しなくてはならない。
  • 変人の相手は得意だ。
  • いつか名探偵の鼻をへし折るような活躍をしたいと思っている。

  本日の自省：自分は人と違う環境が好きでも、ベンダーとしてはみんな同じ環境にしてくれよと思っている

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• 突然ご招待を受け「家畜人ヤプー」の芝居を観た。原作は読みたいと思いつつ読んでいない。その理由は、あの量と値段にあうだけの充実感が得られるだろうか、と疑念を抱いているところにある。そんな私の原作に対する勝手な予想と相反して、本日観た芝居は、起承転結がはっきりとし、おまけに戦時日本に対する教訓まで含んでいた。べつにそういうのが充実感あるというわけじゃないが、熱いのだ。テーマがあるとは思っていなかったので、びっくり。しかし同行の人（積読）も「原作はもっとだらだらしているのではないだろうか」と私と同じ予想をつけているので、脚色がかなり入っていると思われる。ボンテージルックな女の子たちが華奢で、華奢なら華奢でもっと何かに憑かれたようなメイクをすると効果的ではなかろうか、と思った。最初の制服姿とか、着物の衣装とかおもしろかったので、ずっとそっちで通すというのもありかもしれない。原作者の全権代理人の人のキャラクターが強烈。

• 仕事で客先からメールがきた。何気なしにスクロールしていくと、会社の署名に加え、うっかりプライベートな署名が入っている。英語で「錆びた魂」と書いてあった。その人は会うたびに頭の色が違う人で、初めてうちの会社を訪れたときは女物っぽいでっかい緑の石がついた指輪をして派手なネクタイを締めていた。迫力のない童顔だが、バンドでもやってんのかな〜と、それに続くＨＰアドレスをクリックした。

  アニメ＆ゲーム１８禁同人サイト……！！　しかもロリ……！

  全然想像していなかっただけに、強烈な衝撃を受けた。おまけにトップページに「SuperComicCityで新刊リリースしました」とか書いてある。あんた人が残業している最中に原稿描いてしかもＧＷ中地元で仕事と見せかけて東京まで来てたわね……！　彼が家で座禅を組んでいたからといってこっちの仕事がすすむわけではないからそんなの勝手なんだが。たかが署名一つでそれがこっちにばれてしまった失態ぶりが笑える。他人の失敗とはこんなにおもしろいものか。でも本人には教えないでおこう。切り札。ふふふ。

  かくいう私も、似たような失敗をしたことがある。大学の研究室同窓会名簿を作るというので、係の人にメールで教えた。数日後、いきなりOBOGのＭＬに署名付きで全員の住所氏名メルアドが流されるというとんでもないことをされてしまった。そのときの仕事相手がはるか彼方のOBにいて、ムーミンＨＰがばれて非常に難儀した。今ならそんなに動じないと思うけど。こっちの方がやばいから。現在、署名のHPをクリックするとムーミンＨＰにいく。仮に会社関係にばれても、たいていそこで帰っていくと思うので、まあ大丈夫ざんしょー。

• そういえば、今日からの学会でデモ版を使うときいていたのに、学会は来週らしい。だまされた！

  本日の教訓：体育座りは３０分まで。

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• 突然だが。「プリンプリン物語」が見たい。猛烈に見たい。小学生の頃やっていたNHK人形アニメだ。レイア姫のせいもあったのか、一時期、お姫様というのは長い髪を頭の両脇でだんごにして耳元に一房たらしておくものだと思っていた。プリンプリンだけがやたらキレイだった。全然話を覚えていないのに、大好きだったことだけ覚えている。そんなことありませんか。調べてみると600回以上やってたっていうから驚異的だ。ひょうたん島のフィルムはないそうだから、へたするとこれもないのかもなー。

• すっかりなつかしゲッチュモードに入っている私。暮らしの手帖を見つけてぱらぱらめくってみたら、さすがにもう連載はなかったが、藤城氏の影絵の物語を集めた本は在庫があるようだ。１冊2500＊３冊で7500円。買ってしまうかも。でも、これって全然数足らないよな。図書館で雑誌を積み上げて読むしかないのか……。あ、ちなみに記憶している話の元ネタはアラビアンナイトのはず。わかっているんだけど、この前第何話か見つけられなかった。そうしているうちに玄関でうたた寝をしてしまった次第。

• しゃけのフライでも作ろうと卵を割って、棚を覗いたら珍しく小麦粉がなかった（いきあたりばったり……）。むーん、と鼻の頭にしわ寄せてるうちに、いいことを思いついた。ホットケーキミックスが山のようにあるぜ！！　そうしてつなぎにホットケーキミックスを使ったしゃけフライはちょっとこげ気味で明日のお弁当だ。お楽しみに。

• デモ版は無事提出してきた。疲れた。心臓付近が痛い。

  本日の学習：マンゴ味のアメを買うのはやめよう

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